
9月21日、
北海道ツーリング、2日目です。
1日目は色々と萎えましたが、、、
2日目は天気、景色、道、食、何もかもが満点な旅になりました。
2日目の朝、天気予報の通り、雲はまばら。
(コレは、、、アレが見れるんじゃ、、、)
期待が高まります。
気合を入れて、朝7時に出発。
まずは日本最北端「宗谷岬」を目指します。
はじめは慣れずに手こずっていた大型バイクも、2日目となるとだいぶ取り回しに慣れてきて、スムーズに進行していけます。
とりあえず寄り道もせずに宗谷を目指します。
稚内の郊外から宗谷まで、長い直線が続きます。
その時の景色がものすごく良かったのですが、写真を撮ることができませんでした。
その分、心に焼きついていますが。
そして!!
最北端の宗谷岬に到着!!
ここまで辛いことも結構ありましたが、その苦労が吹っ飛ぶほどの達成感を味わうことができました。
しかも見てください!
天気が良すぎて、樺太(サハリン)が見えました!
これにも感激!!
スゲーー!(≧∇≦)!
朝ごはんを食べていなかったので、日本一北にある食堂で
朝から塩バターラーメンを頂きました。
せっかくなので上の展望台まで上がってみました。
天気が…ヤバすぎる(笑)
樺太が見える…ヤバすぎる(笑)
草原に風車…機関車トーマスを思い出す(笑)
わざわざ一眼を持ってきて正解でした。
太陽が写せるって面白いです!
大地が広大なだけではなく、空も広大ですごく高く感じました。
もう少し先まで進めそうだったので、1度バイクまで戻って
最北端のガソリンスタンドで給油
情報通り、お守りを貰えました。
そして、宗谷丘陵の方へ行ってみました。
景色を見たくて待避所で停車。
ここの景色が凄かったです!
本当にハイジの舞台みたいな感じの草原がどこまでも続いていました。
スケールがでか過ぎます!
山の上には城みたいなの建ってるし、何かの物語の景色みたいでした。
中央あたりに写っている黒いのは牛さんです!
この道沿いのすぐ側で、牛がモーモー鳴いていたりしてヤバかったです(笑)
この宗谷丘陵の道は、私が今まで通った道の中で1番良かったかもしれません。
長野のビーナスラインといい勝負ですが、路面は良いし、道幅も広いし、こちらの方が走っていて気持ちが良かったです。
むしろノンビリと景色を眺めながら走りたいですね。
可能ならここを何往復も走りたかった。。。
しかし時間もないので、先へ進みます。
次は、稚内まで戻り、ノシャップ岬へ。
灯台だ〜
そして振り返ると、
先ほど行ってきた宗谷丘陵(風車が立ち並んでいるあたり)が見えました。
イルカのモニュメント。
奥には利尻富士がハッキリと見えますが、
コレは天気が良くないと見えないらしいです。
何気ない漁港ですが、奥にはちょっとした丘陵が、、、
しれっと美しい光景が混ざってる、、、
ちなみに位置関係はこんな感じです。
ノシャップ岬の次は、オロロンラインの風車を見に行きました。
ここから106号線オロロンラインという道になるのですが、これぞ求めていた道だ!というくらいに最高の道でした。
途中に止まる場所などあまりなく、写真などは撮れませんでしたが、右に海、左に草原と丘陵、という光景が延々と続いていきます。
1時間ほど快走路を走ると
風車群のところまで来ました。
実は40キロ手前くらいから風車がエグザイルみたいに重なって回ってるのが見えていました。
それほど何もなく、また道路もまっすぐになっているのです。
この場所からも利尻島が見えました。
途中で利尻島が真横に来た時には霞んでいない利尻島が見えました。こんなに天気良いのは奇跡と言えましょう。
直線道路。
雑誌にあった表現を借りると、
"道の先が空に消えていく"
確かにそのように見えました。
地平線というやつでしょうか?
この道はホライゾンしてました。
ここからひたすら南下していくと、昨日通ってきたR232に出ました。
1日目に通った時はは夜中だったのでわかりませんでしたが、緩やかなアップダウンがあってジェットコースターみたいな場所も幾つかあって楽しい道です。
さらにい1時間以上走り続け、またしても留萌の荒磯鮨へ(笑)
北海道まで来て同じ店に続けて入るとは、、、
お店の人も「あら?昨日もいらしてましたよね?」と覚えててくれました。
ウニ イクラ丼を注文!
人生初のウニでした。めっちゃうまかったです。
しかしここはイクラが1番美味しかったです。感激しました!
その後、次は肉を食べようということになり、帰りがてら千歳の牧場に行ってみることにしました。
頑張ってたどり着きました。
が………
ネットの情報と営業時間が違い、タッチの差で閉店時間となってしまいました。。。
しかし悔しいので、なんとかお願いして牧場ソフトだけは食べさせていただきました。
夕日が目にしみる、、、
そしてまた寒い時間帯が始まる、、、
しかし肉が諦めきれなかったので、千歳市街のハンバーグ屋さん「Aruhiko」へ。
十勝牛を使ったハンバーグ、美味しかったです!
すごくいいお店でした。
また来ることがあるかな?
千歳に来たらまた来たいです。
その後は最後の給油をして、バイクをレンタル屋に返しに行きました。
2日間で
800キロほど走りました。
距離もさることながら、達成感がものすごくありました。
ちゃんと最北端まで行って、オロロンラインの風車も見れて、美味しいものも食べて、やりたかったことすべてできました。
おまけに樺太と利尻富士が見れたことが嬉しかったです。
あとはお土産を買いあさって、飛行機でセントレアまで帰ってきて、
プジョーで家まで帰ってきました。
本当に長い2日間でした。
そしてバイクの気持ちよさを存分に味わうことができました。
多少過酷ではありますが、バイクで最北端というところに意味がある気がします。
道中、何台ものバイクとすれ違いました。
のべ50台くらいだと思います。
最初にすれ違ったバイク、すれ違い際に手を振ってくれました。
次に向こうからバイクが来た時、今度はこちらから手を振ってみました。
そうしたら手を振り返してくれました。
このやり取りが本当に面白い。
誰も知り合いではありません。ただ、北海道を走っているという意味ではみんな仲間なのです。
バイクの聖地、北海道。
それは、ただ道が良いとか、最北端があるとか、それだけの話ではないような気がしますね。
今回お世話になったヤマハのボルト。
全くトラブりもなく、またトルクもあって乗りやすかったです。
長い旅でした。
自走で移動してみて、北海道のスケールがよくわかりました。
スマホの地図で見ると大した距離に感じませんが、実際に走ってみるとすごく時間がかかります。
噂は本当でした。
北海道は巡行ペースが速いですが、それでも時間かかるので、どれだけ広大かがわかります。
この旅を終えて、自分のバイクで長距離ツーリングをしたいと思いました。
ちょうどモトグッチが来たところなので、行きたいと思っているところにどんどん出かけたいと思いました。
いつか、あの地を自分のバイクで走ってみたいです。
お土産は定番の白い恋人。
ああ…利尻島を1周したい…