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マスターの75と106のブログ一覧

2021年07月26日 イイね!

7月のブルーボネット

7月のブルーボネット

ブルーボネットに行ってきました。

ボネットには毎月訪れていたのですが、6月は一度も行けませんでした。

7月はちゃんと行ってきたのでその様子を、、、




今回はX-Pro2+XF56mmF1.2のみで撮りました。








まずはサンクンガーデンのところ、



1/5000 f2 ISO200

夏らしくコリウスで彩られていました。

フィルムシュミレーションは私の好きなアスティアのみで撮っていますが、太陽の光が当たったところは鮮やかすぎるくらいの色彩になってしまいますね、、、




1/1250 f2 ISO200

コリウスにはさまざまな模様がありますが、私はこの桃色のものが好きですね~




1/2500 f1.2 ISO200

小さなバラを撮りました。

開放で接写すると、ピント面以外を水に沈めたみたいに大きく消えますね。




1/6400 f1.2 ISO200

花の谷はガウラが一面に広がっています。

ちなみに私はフラワーパークで白ガウラを買いました。




1/4000 f1.8 ISO200

夏の主役はガウラとセンニチコウ。

こちらは俯瞰で撮影。




1/8000 f1.4 ISO200

枝分かれした先に黄色く咲くオミナエシ。

これもボケを取り入れて撮ると繊細な感じがしていいですね。




1/5000 f1.2 ISO200

ちょっとエンジっぽいセンニチコウ。




1/6400 f1.2 ISO200

開放のボケが大きいだけでなく、開放から解像が高いです。

しかし角を尖らせたような感じではなくちょっと緩さのある感じです。


そこの収差はあえて残してあるのでしょうね。




1/1600 f2.8 ISO200

何かの実。


開放だとボケ過ぎてしまうので、玉ボケが出現する程度まで絞りました。

2.3段絞ってもF2.8という余裕のある開放F値がいいですね~





1/3200 f1.6 ISO200

少し離れたところに咲いていたスイレン。

それでもピントをスイレンだけに合わせた写真が撮れました。





1/6400 f1.2 ISO200

開放の接写、まるでソフトフォーカスを掛けたかのような描写です。




1/640 f8 ISO200

逆に絞って遠景。

丁度雲がかかってしまってすっきりしない画になってしまいました、、、

やはり解像感はなかなか高いです。





1/4000 f2 ISO200

F2だとこんな感じ。

フジには56mmF1.2、50mmF2、50mmF1の3種類の50mmレンズがあるのですが、やはりF2とF1台ではボケの大きさがだいぶ違いますよね。




1/2000 f10 ISO200

天気が良かったので雲も一枚。




1/8000 f1.2 ISO200

砦を模した壁。




1/8000 f1.2 ISO200

その手前の花は名前はわかりませんが、ハチが蜜を集めていました。




1/2000 f2 ISO200

サルスベリの花を見ると夏が来たな!という感じがします。

陽が当たって鮮やかに光るのと整った玉ボケが綺麗です。




1/8000 f1.2 ISO200

オミナエシの向こうはミストが出ていました。

ちょっと涼し気。









ということで7月のボネットに行ってきました。


始めてボネットに行ったのが昨年の7月なので、ちょうど一年経ちました。

季節の移り変わりを、ブルーボネットと歩んできたような一年でした。


最初行ったときはX-Pro2+60mmマクロでしたが、あれから機材は様変わり、、、

しかしボネットで花を撮るならX-Pro2と単焦点の組み合わせが一番しっくりきますね~



Posted at 2021/07/26 21:56:21 | コメント(2) | トラックバック(0) | 写真の話題 | 日記
2021年07月24日 イイね!

新しい56mmで東山公園

新しい56mmで東山公園

さて、間が空いてしまいましたが前回のつづきです、、、



200mmで動物園を撮った後に、バッグを持ち変えて地下鉄で栄まで行ってきました。





そしていつものカメラ屋へ、、、





ここのところほとんど使わなくなってしまったフジXマウントのカメラ、、、

フルサイズの一眼レフが2台あるので、APS-Cのフジ機は出番がめっきり減って防湿庫の肥やし状態でした...



しかし使わないからと思ってシステムすべて手放すのはもったいなく、「X-Pro2」は今でも最も好きなカメラで、昨年買った「X-T4」はまだ使いこなせていない機能(主に動画)をもっと使ってみたいという思いがありました。手振れ補正も魅力的ですし。



なのでPro2とT4(とキットレンズのXC15-45mm)は残して、そのほかのX-T10、35mm、60mmは手放すことにしました。



そして3台を下取り買い取りに出しまして、、、





ずっと憧れていた「XF56mmF1.2R」を買ってしまいました~~





Xシリーズに手を出した時からずっと欲しいと思っていたレンズです。


遠回りしましたが、フジXマウントの中でいちばん欲しいと思っていたレンズをようやく手に出来ました。


35mm換算で85mmなのでニコンの「85mmF1.4G」、同じフジの「XF90mmF2」などとも迷ったのですが、フジのとっておきレンズであるXF56mmはどうしても抑えたかったのでこちらを選びました。




そしてまた地下鉄に乗って東山公園に戻ってきました。




そして2度目の入場をして、午後の部は56mm一本で撮り歩きました。


まずは小手しらべということで、三脚に据えて絞り別に撮ってボケ感をチェックしてみました。



1/2000 f1.2 ISO200


1/2000 f1.4 ISO200


1/1000 f2 ISO200


1/500 f2.8 ISO200


1/250 f4 ISO200


1/60 f8 ISO200


開放1.2~4,F5.6を飛ばしてF8まで6枚撮りました。


開放F1.2は少し緩さがありますが、F1.4からは絞れば絞るほど解像度が上がていきます。

F8のときの解像感は息をのむ程です。

どの絞り値でもボケが綺麗で、煩さがまったくありません。




売ってしまった35mmと60mmを足して一段明るくしたみたいなレンズです。
いいですね~~


さてどんどん撮っていきます。




1/250 f8 ISO200

復元された温室。
完成したばかりなので白が鮮やかです。



1/8000 f1.2 ISO200

吊り鉢の一つにピントを合わせて開放で撮りました。

56mmでF1.2なのでボケが大きいですね~




1/8000 f1.2 ISO200

花壇を撮りました。

線を引いたようなボケではなく、なだらかにボケていく感じが美しいです。




1/30 f8 ISO200

合掌造りの家へ続くモミジ並木です。
毎回ここで写真を撮っているのですが、こんなに精密な画を撮れたのは初めてです。

このレンズを使うまで、F値の明るさにしか目が行っていなかったのですが、F8に絞ったときの線の細い描写もなかなか特徴的だと思います。




1/2500 f1.2 ISO200

咲き残りのアジサイを狙い。

開放では少し解像感が下がりますが、それが逆に雰囲気を良くしているところもあります。



1/5000 f1.2 ISO200

とは言ってもミラーレス時代のレンズなので開放からシャープですね。

2014年の発売なので意外とXマウントの中では最初の方に出たレンズなんですね。



1/100 f8 ISO200

なんかやたらダイナミックレンジが広い気がするのですが、これは曇りよりの晴れだったから?レンズがいいから?どちらでしょうか。




1/6400 f1.2 ISO200

寄って白いキキョウ。

X-T4はシャッター速度1/8000まであるうえに、電子シャッターを使えば1/32000までの高速シャッターが切れるので、真夏の晴天下でも開放F1.2が使えます。




1/6400 f1.2 ISO200

中距離でも開放で撮ると奥の景色はボケてしまいますね。

逆に、F8以上に絞ればパンフォーカスにもなるので使いやすくなります。


ちなみにAFは早くなく、Xマウントの中で最遅とまで言われています。

なのでAFの優れたT4との組み合わせが一番でしょうね。




1/30 f5.6 ISO200

この一枚は我ながらグッとくる一枚です。

「言の葉の庭」のようなイメージが撮れました。


ん~~新宿御苑に行って同じように撮りたいのですが、なかなか上京できませんね、、、




1/320 f1.2 ISO200

池をのぞき込むと、コイたちが集まってきました。




1/400 f1.2 ISO200

アジサイにピントを合わせました。

F1.2で撮ると、どの距離にあるものでも浮き上がらせることができますね。




1/40 f1.2 ISO200

石積みのトンネル。

暗い場所ですが、F1.2とX-T4の手振れ補正によってブレのない画が得られています。




1/1000 f1.2 ISO200

ニコンの58mmのように、なだらかにボケていくボケ方ですね。





1/15 f8 ISO200

そしてやはり絞ったときの描写もいいですね~

高い解像力と鮮やかな緑色がフジらしい感じです。




1/250 f1.2 ISO200

ロウバイにカブトムシがつかまっていました。




1/80 f16 ISO200

お花畑のところはヒマワリがたくさん。




1/4000 f1.2 ISO200

このレンズの欠点として、最短撮影距離が長く寄れない、と言われています。

中央のヒマワリに寄ってみます。




1/5000 f1.2 ISO200

たしかにもうちょっと寄れた方が撮影の幅が広がるのになぁ~と思うくらいの寄れなさですね。


しかし換算85mmで70cmまでというのは最短距離短い方ですね。フルサイズのレンズだと85cmまでしか寄れないものが多いですから。


ここで接写性を高めて、解像力やボケ感が悪くなってしまうくらいならこの寄りで充分だともいます。


それにこのレンズの本領発揮はポートレートと夜間撮影ですから、あまり接写はしませんね。




いちおう動物園の方も行ってみたのですが、換算85mmでは焦点距離が足りないのでダメでした。



1/3200 f1.2 ISO200

檻のすぐ近くまで来てくれたカモシカちゃんを撮って終了。



最後にスカイタワーを撮って、



1/8000 f1.2 ISO200

これにて帰還しました。




ざっと使った印象として、やはりF値の明るさ、解像力の高さを思い知らされました。

F値が明るいのは開放F1.2という数値を見ればわかるところですが、絞ったときの描写がカリッカリにシャープで、これには驚きました。


いままでスタンダードレンズとして使ってきた35mmF1.4、そして一番好きなレンズである60mmマクロ、これらを売ってでも手に入れて良かったです。


56mmを買ったことで、X-T4とX-Pro2の活かす場ができました。



最近はニコン機ばかり使っていますが、フジ機も使っていきたいと思います。

Posted at 2021/07/24 23:08:21 | コメント(1) | トラックバック(0) | 写真の話題 | 日記
2021年07月08日 イイね!

Dfに似合う?レンズ:RMC Tokina 400mmF5.6

Dfに似合う?レンズ:RMC Tokina 400mmF5.6

先週、東山動植物園に行ったときに「RMC Tokina 400mmF5.6」も持っていきました。

Dfに似合うレンズか?と聞かれれば似合わないと思いますが、、、

せっかくなら動物園側にも行きたかったので望遠も持ってきました。



1/400 f11 ISO400

まずは絞ってスカイタワーを。

さすが400mmを名乗るだけあって遠景の描写は優れています。




1/200 f8 ISO400

近接はキキョウ。

開放F5.6では少し甘いので一段絞ってF8にしました。




1/200 f5.6 ISO400

アジサイも狙い撃ち。




1/200 f5.6 ISO6400

鳥を探していたらいたスズメ。

これはDXクロップして撮りました。しかし感度を6400まで上げるとさすがにノイズがでます。




1/400 f8 ISO6400

名前がわからないけど鳥を見つけました。
瞳がかわいいですね。




このあとは動物園側に移動しました。

閉園まで1時間ほどしかなかったので急いで一周。




1/1000 f8 ISO6400

あまり外に出ているところを見たことがなかったキツネがいました。

キツネかわいいですね~~

距離は近いのですが、それでも300mm以上の焦点距離でないと大きく写せないですね。




1/160 f8 ISO6400

次はリスと小鳥の小屋へ。

小屋の中からリスを探さなければならないのですが、入り口付近にいました~

お休み中っぽいですが、こちらを気にしているようです。




1/640 f8 ISO6400

カモ?もいました。

小さくてかわいい。




1/400 f8 ISO6400

木の上にもいました!
なんとかわいいのでしょう!

これはDXなので換算600mmです。
小さいリスを写すには400mmでは足りないですね。


小さな森の中で小さなリスを探すのは至難の業ですが、意外と目を凝らせば見つけられるものですね。

もう一人リスがいたのですが、木に隠れて撮れませんでした。




つづいてコアラ舎へ。



1/320 f5.6 ISO6400

見た目に反して意外と活発に動き回るコアラ。

エサを求めて木の上に登っていました。


コアラ舎は室内ですが、コアラがいるところには自然光が当たるので撮りやすかったです。




1/320 f5.6 ISO6400

木にしがみつくコアラ、、、かわいいですね~



けっこうガチで撮っている人も多く、ニーニーかサンニッパのどちらかわからないですがそれで狙っている人もいました。

次はニーニー持ってきて狙おうかな?





1/4000 f5.6 ISO6400

ペンギン舎ではミストが出ていて、幻想的な雰囲気。




1/2000 f5.6 ISO1600

でかい鳥がポーズをとっていました。

やさしい顔つき。




1/200 f5.6 ISO1600

大好きなワラビー。

食事に夢中でしたが、しばらく撮っていたらこちらを見ました。




1/250 f5.6 ISO1600 

こちらもお食事中。

もう食べるのに夢中です。





このあとゴリラなども見たかったのですが、既に室内に帰ってしまっていました。





なのでGN45mmに付け替えて適当に撮りながら帰還。



1/1000 f2.8 ISO200

園内のモノレール。



1/1000 f2.8 ISO200

日本最大のモノレールの保存車。

在来線よりも横幅があるそうです。



1/250 f2.8 ISO100

そしてトゥインゴ。


知らない人にトゥインゴといっても”ディンゴ”とか”ディーゴ”とか全く違う言葉で呼ばれてしまいます。
あっ、私の滑舌の問題ですね(汗)




ということでトキナー400mmF5.6も使ってきました。


写りは古臭いし、マニュアルフォーカスなので歩留まり悪いのですが、それでも400mmという超望遠を気軽に持ち歩けるので気に入っています。

黄色っぽく写るDfと、黄緑っぽく写るトキナー400mmが合わさって独特の画が出てきます。



最近はこれを超えた超望遠も欲しいなと思っています。

しかし500mmと600mmで迷ったときに、この100mmの差が結構大きくて選びきれません。

なにを求めるかで変わってくるのでもう少し熟考しなくてはなりません。


Posted at 2021/07/09 14:31:33 | コメント(1) | トラックバック(0) | 写真の話題 | 日記
2021年07月06日 イイね!

Dfに似合うレンズ:RMC Tokina 28mmF2.8

Dfに似合うレンズ:RMC Tokina 28mmF2.8

前回の続きです。

前回はGN45mmを使っていきましたが、もう一つのトキナー28mmを使っていきました。





このレンズはかなり前にヤフオクで買ったのですが、ほとんど使っていませんでした。


古いレンズなので、このレンズについて調べてもほとんど情報が出てこず、、、

AIタイプの新しめの28mmはけっこう流通しているのですが、非AIのモノはなかなかでてきません。


このレンズの良いところが、リングが3つあるところです。

上からピントリング、固定リング、絞りリング、となっています。

真ん中のリングは実は動かないリングです。しかしこの部分がないとレンズの脱着の際に回しにくいのです。他のレンズも見習ってほしいくらいに便利です。


トキナーのMFレンズはピントリングが大きいものが多いのが特徴です。

このレンズもピントリングは大きめです。さらに回転のトルクも絶妙で、操作面ではかなり好印象なレンズです。





銘板の文字も細くて、かなりクラシックな感じのデザインです。


今回は見た目重視です。





Dfに着けてみました。

ボディの塗装とレンズの塗装が似ていて、それもあってなかなか似合います。




ということで東山で撮影のつづき、、、



1/200 f2.8 ISO100

合掌造りの家の中に来ました。

このレンズは開放だとふんわりした感じの写りなんですが(若干カビあるし)それが逆にいい雰囲気を映し出している感じです。




1/100 f2.8 ISO1600

和室に大型テレビが、、、

ここまで感度100にこだわって撮っていたのですが、室内は暗くて撮れなかったので感度で調整。




1/320 f2.8 ISO400

これも外に向かって撮っただけなんですが、周辺減光と色滲みのおかげで雰囲気の良い感じに。




1/40 f2.8 ISO400

鶴の飾り。

28mmという画角はスナップにちょうどいいです。




1/30 f2.8 ISO400

本物の床。
さすが飛騨から移築しただけあってこういうところは本物ですね。

家の匂いもよくて、昔ばあちゃんの家に行った時のことを思い出しました。




1/60 f2.8 ISO400

のれん、こういうのもばあちゃん家にあったなぁ~




1/400 f2.8 ISO100

外に出て一枚。

よく見るとボケボケというか緩い描写です。

これはDXフォーマットだと、「なんか締まりがないぁ」で終わってしまいそうです。FXのレンズはやはりFXで使ってあげたいです。





1/30 f2.8 ISO100

石積みの階段を上っていきます。




1/13 f5.6 ISO100

通路にトンネルがあります。

F5.6まで絞ると十分にシャープな写りです。四隅はちょっと弱いですが、、、




1/40 f2.8 ISO100

窓から外を見てみます。

ボケがランダム的で面白いです。




3/5 f2.8 ISO100

この石積みのトンネルも結構凝った作りですね。




1/50 f5.6 ISO100

すぐ横がアジサイ園。

華やかなイメージでしたが、東山のアジサイは原種のヤマアジサイ系が多かったです。

昔の私だったら「これがアジサイ?」と首をかしげたと思います。




1/160 f4 ISO100

これもアジサイ、花が葉っぱと同じ色なのでかなり地味です。



1/125 f4 ISO100

原種のアジサイはあまり見れないので、貴重な場所ですね。




1/15 f8 ISO100

山の上につづく道をF8まで絞って撮りました。

やはりオールドレンズでも絞るとシャープな写りになりますね。




1/200 f8 ISO100

噴水のある池を撮りました。

28mmの画角は適度な広さで写せるのでいいですね~
思ったより歪曲が少ないです。



1/400 f2.8 ISO100

今の時期のススキ。

秋に向けてぐんぐん穂を伸ばしていますね。




1/80 f2.8 ISO100

ひとつだけ咲いたアジサイ。

ガクが大きくて可愛らしい姿です。




1/80 f5.6 ISO100

日本庭園のところ。

曇りの日の空は撮るのが難しいです。空一面が白飛びして真っ白です。




1/40 f11 ISO100

最後は池側から。

池の周囲と遠くのスカイタワーまできっちり写したかったのでF11まで絞っています。

こんだけ絞ると四隅まで画質が均一です。




ということでトキナーの古い28mmを使ってきました。

非AI方式のころなので、カメラで言ったらニコンF2の頃のレンズになります。

広角のスタンダードが35mmで、28mmは”超広角”に分類されていた頃ではないでしょうか?

そんな時代のレンズなので、開放では緩く、四隅は流れがちです。

しかし、F2.8の明るさを実現していたこと、絞れば一気にシャープになることを考えると、当時のトキナーレンズの素晴らしさが良くわかりました。




GN45mm、Tokina28mmの非AIレンズを使いましたが、これら非AIレンズはF5以降のカメラでは絞り環連動爪が干渉してしまうため、使えないレンズです。

D5でも使えないのですが、Dfは連動爪を倒すことができるためこれらのレンズを使うことができます。

また、昨今主力のミラーレスにマウントアダプターを介すことでも使うことがでます。


これもニコンがFマウントを不変のものとしてきたおかげです。
そのことが素晴らしいですね~


こういう遊びができるDfはいいですね。

ニコンからZ fcは出ますが、、、

個人的にはキヤノンがF-1のオマージュを出してくれないかなぁと思っております。
Posted at 2021/07/07 13:59:49 | コメント(0) | トラックバック(0) | 写真の話題 | 日記
2021年07月05日 イイね!

Dfに似合うレンズ:GN NIKKOR 45mmF2.8

Dfに似合うレンズ:GN NIKKOR 45mmF2.8

先日ブログに書いた「Z fc」ですが、予約開始日にソッコーー‼で予約するつもりでいたのですが、何故か踏みとどまってしまいました。。。



その理由こそが、





「Df」があるからです。。。



D5を買って以来しばらく使っていなかったのですが、Z fcの比較としてたびたび紹介されるDfを見ていたら、

「Dfっていいカメラだよなぁ~」

と思いました。

たぶんいずれはZ fcも買うと思いますが、そんなに急いで買わなくてもいいかなと。。。




で、今回はDfに似合うレンズについてです。





この二つのレンズは、私が思うDfに最も似合うレンズです。

右が「GN Auto NIKKOR 45mmF2.8」
左が「RMC Tokina 28mm F2.8」です。


このGN45mmは、ニコン初のパンケーキレンズで、とにかくレンズ長が短く薄いレンズです。

今回はこのレンズを使っていきます。








このレンズはテッサーと呼ばれる構成のレンズで、小さいのによく写ると評判です。
これだけ小さくても開放F2.8という明るさです。

45mmという焦点距離は絶妙で、50mmより明らかに広く、寄れば一点を強調させることもできます。

しかしこのレンズは小ささゆえに繰り出し量があまりなく、あまり寄ることができません。
そこだけは欠点ですね。


ところで名前のGNというのはガイドナンバーのことだそうで、フラッシュを使う時に便利な機能があるのですが、私はフラッシュを使わないのでよくわからず、、、




このレンズには専用フードが存在します。




なかなかこのフードが希少で、フードが付属していたものを買いました。
下手したらレンズよりもフードの方が高かったりします。




そしてなによりこのレンズはDfによく合います。




パンケーキレンズなら、「AI-s 45mmF2.8P」や「AI-s 50mmF1.8」などもありますが、、、


このレンズがDfに似合う理由は、「非AIレンズ」だというところです。

非AIレンズを使用できるということは、Dfの魅力の一つなんです。

でっかいカニ爪が良く似合いませんか?




上から見るとこんな感じ。




しかし正直に言うと、このレンズは操作がしづらいです。。。

レンズ長が短すぎて、ピントリングも絞り環も操作しづらいです。



なので今回の撮影では三脚に据えて、ピント調整はフォーカスピーキングで行いました。

(手持ちしやすいパンケーキレンズを全く生かせず笑)




今週は土日ともに雨の予報でした。

しかし結局まとまった雨が降ることはなく、日曜日の昼過ぎから東山動植物園へ。



1/1250 f2.8 ISO100

アナベルがありました。とりあえず開放F2.8で一枚。

周辺減光も相まって、曇り空のどんよりとした空気感が出ました。




1/160 f2.8 ISO100

大きな木。最短距離にピントを置いて見上げて撮りました。

ぶっちゃけるとボケはあまり綺麗ではありません。
しかしテッサー構成だけあってピント面はシャープ?いや適度な緩さがありますね。



1/50 f16 ISO100

イソトマの花壇。奥には結婚式場です。

F16まで絞って撮りました。
ここまで絞ると、全体にピントが合ってパンフォーカスになりますね。




1/1600 f2.8 ISO100


1/200 f8 ISO100

新しい温室&スカイタワーを撮影。

絞りを変えて撮り比べてみました。
F2.8では中央以外が暗くなっていて、隅のスカイタワーは滲んで鮮明に写っていません。

F8まで絞ると全体的に明るさが均一になり、スカイタワーも鮮明に写っています。


このレンズは古いレンズなだけあって、開放ではしっかりと個性が出てくれますね。こうでなくっちゃ!




1/1000 f2.8 ISO100

池に浮かぶお皿のようなパラグアイオニバス。

はじめて見ましたが面白いですね。




1/10 f11 ISO100

モミジの並木のところも絞って撮りました。

開放では心もとない感じの写りですが、絞って撮るとしっかり写りますね。




1/30 f2.8 ISO100

しかし開放の雰囲気もいいですね。

今回は三脚を持ってきて正解でした。
曇り空だったので、開放でもシャッター速度がかなり遅くなってしまいました。




1/50 f8 ISO100

茶室のところに来ました。

ここは緑に囲まれていて居心地がいいです。
曇りの方が緑が綺麗に写るので良いかもしれません。




1/50 f2.8 ISO100

ちいさなアジサイがありました。

これでも最短距離まで寄っています。
やはりこういったシーンでは寄れないところが気になってしまいますね。
寄れればボケを活かした写真も撮れるのですが、そういう撮り方をするレンズではないのですね。




1/160 f2.8 ISO100

池畔のアジサイを狙って撮りました。

この45mmという画角はスナップ撮影に向いていると思います。
なるべくたくさんのものを写り込ませつつ、丁度いい距離感に圧縮できるのです。



1/400 f2.8 ISO100

道端のアジサイ。

ここだけ陽が当たってアジサイがいい色に光っています。




1/30 f2.8 ISO100

池の横を歩いていると、コイが集まってきてしまいました。エサはないのだよ。。。 




1/400 f2.8 ISO100

合掌造りの家をアンダー露出で狙いました。

曇り空の暗さが良く出せました。





1/30 f4 ISO100

ホタル沼のところ。
たしかに綺麗な水が流れています。

F4という絞り値は結構好きなんですが、このレンズの場合F8まで絞らないと四隅まで解像しませんね。




1/80 f2.8 ISO100

普通のレンズだったら、絞り値は被写界深度の調整に使いますが、オールドレンズの場合は周辺減光の調整にも使いますね。

暗い感じを出したいときは開放で周辺減光を利用しました。




1/250 f2.8 ISO100

何とも奇抜なユリがありました。
見事な咲き誇りです。

ユリの香りが辺りに漂っていました。




1/100 f2.8 ISO100


で、ここで昼飯を、、、

という話なんですが、買ってきたパンを撮るのが適当過ぎですね(汗)

ヤマザキのパンはどれもおいしいですね。




ここでレンズを変えて、次はトキナーの28mmで撮っていきましたが、その様子は次のブログで。



GN45mmは以前から欲しいと思っていたレンズでした。
何より見た目ががかっこよくて、このレンズをDfにつけて撮りたいと思っていました。

実際に手にしてみると、やっぱりDfによく似合います。
そして写りの方はオールドレンズなのであまり期待していませんでしたが、開放で緩く滲む感じから、絞っていくごとにシャープな写りに変わっていく感じが楽しかったです。

絞りの一段ずつに違いがあるのが楽しく感じました。


そしてDfも素晴らしいです。非AIレンズの救世主です。
他のニコン フルサイズ一眼レフではAI連動爪が干渉するため、非AIのこのレンズは使えません。

AI連動爪を折りたためるDfだけが使えるのです。

そしてコマンドダイヤルでF値を入力することで、EXIF情報に絞り値を記録することができます。
これもたぶん他のカメラではできません。
 


今回の撮影でDfの活路を見いだせました。
Posted at 2021/07/05 01:31:47 | コメント(1) | トラックバック(0) | 写真の話題 | 日記

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「敦賀から北海道へ向かいます〜♪」
何シテル?   06/04 21:27
マスターと申します。 アルファロメオ75、プジョー205、ルノー21などの四角いクルマが好きです。 憧れのクルマはフェラーリ ディーノ、F40、...
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SAKURA ドライブ4~ランチアデルタでお花見~ 
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2018/03/31 20:10:58
189系に乗る① 往路編 
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2018/03/04 20:32:00

愛車一覧

プジョー 106 プジョー 106
小学生の時に始めたグランツーリスモというゲーム。 そのゲームには大きなライオンの絵が描 ...
ルノー トゥインゴ ルノー トゥインゴ
フランス菓子を模したクルマ。 アルファロメオにあった美しさはありませんが、トゥインゴに ...
カワサキ W400 カワサキ W400
今まで白いバイクだけを乗り継いできました。 そうなれば次もまた白いバイクが良かったので ...
ホンダ シルクロード ホンダ シルクロード
シルクロードという壮大なネーミングからは、大陸横断、いや”世界一周”でもできるくらいの走 ...
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