
いよいよ明日、LF-Aことレクサスの2シータースポーツカーがプレスにお披露目されるそうですね。
果たしてもう何年間、コンセプトカーとして各地のモーターショーを転々としていたのでしょうか。
その間に、F1エンジンはV10からV8に変わっちゃいましたが、レクサスのこのスポーツカーはV10エンジンを搭載したFRだとか。
噂では価格は3,000万円近く、日本向け販売台数は200台にも満たないのだとか。
はてさて、車名、エンジンスペック、トランスミッション、価格、そして長らくダミーに隠されていたデザインはどのようなものなのか!?
「L-フィネス」なるレクサスのデザイン言語は2シータースポーツカーにどのように体現されるのか?
明日の夕方を過ぎればヤフーのトップにも情報が出ますかね。楽しみです。
個人的には、リア左右に配置されるというでっかいラジエーターと言われるファンが何であり、どんな機能を持つのか興味があります。意外と空力狙い?
さて、そんなレクサスのスポーツカー発表の前日である本日10月20日(火)の日本経済新聞には、トヨタの全面広告が出ていました。
写真がそれです。
コピーは、
「その瞬間、感性を研ぎ澄ます」
トヨタのテストドライバーは、お客さまの心を動かす
乗り味とは何か、飽くなく追求をしています。
そして写真は、ヘルメットにレーシングスーツを着込み、ステアリングを握るテストドライバー「らしき」男性に、ニュルブルクリンク耐久レースを走るとおぼしきLF-A。
この広告、何か足りない。
そう、男性の写真をテストドライバー「らしき」と紹介したように、この人物がトヨタのテストドライバーとは明確にかかれていない。
そして、名前が書いていない。
不思議にも、下部の文章には、「テストドライバーとして約半世紀。私はこの5年間、2シータースポーツLF-Aの開発を続け…」と、「私」を主語とする文章となっている。
しかし不思議にも、この方の名前は紹介していない。
成瀬さんという方でしょうか。
最近ではiQのスポーティーバージョン、数年前にはカルディナのターボ4駆仕様のチューニングにも携わった方。
これがトヨタの企業文化?
日産なら「現代の名工」加藤氏やGT-Rのテストドライバー鈴木氏。
またスバルならSTIの辰巳氏とか個人が話題になるのですが。
またランボルギーニは、ヴァレンティノ・ヴァルボーニ氏なるテストドライバーの名を冠したガヤルドまで発売したのに。
トヨタは、不思議ですねぇ。個人は突出しない!?
クルマ好きを生み出すとか、クルマ好きに訴求するならば、テストドライバーをアイコンにする戦術も良いと思うのですが…。
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Posted at
2009/10/20 22:06:32