ジャーナリストのこもだきよしさんによるガイドツアー。
「メーカー広報の方と話せたこと」も魅力の1つでしたが、2つ目の魅力は、「一般入場者では入れないブースに入れた」ということ。
これはかなり素晴らしい。悶絶!(マリオ高野さん風)の経験を出来ました。
こもだきよしさんと言えば、安全装備以外にも、BMWドライバーズトレーニングの講師でも有名。
そのおかげもあってか、雲上界のアルピナブースに入れたのでした。
さらにあまつさえ、展示車両に座れる幸運も!
まずは、黄緑色の鮮やかなボディーカラーをまとった、B6GT3レースカー。
価格が買いてあり、なんて4300万円以上!不動産ですね(笑)
成田にガレージ付き一戸建てが建つ価格。さらに、生まれて初めて、レースカーに座れてしまいました。
感動と驚きはドアから。
ドアの開け閉めまでやらせて頂く。軽い!カーボンのドア。
しかしきちんと、ALPINAの刻印つきのカーボン内張り。
ウインドウもガラスではない。
初めて体験する、軽いドア。でも閉める時はボスッという、ドイツ車っぽい感触はあるから摩訶不思議。
そして、レカロのバカでかいシートに有り難く座らせて頂きました。
乗り降りするには、ステアリングを外さねばならない。
サーキット走ったことなんかないけど、レーサー気分(笑)
ステアリングを外す際には、ステアリング奥にあるリングを手前に引くのでした。
そして、席に座ってステアリング脱着をしたら、そのままルーフすぐ脇に、外したステアリングを引っ掛ける場所がありました。なんという無駄のない動線…。それもまた、レースカーに求められる性能なんですね。
内装は、席はドライバー用のものが1つあるのみ。
内張りは、一切なし。そして檻のようなロールケージ。
初めて尽くしで、興奮でした。
さらにこもだきよしさんからの解説で、レースカーに改造するにあたり、エンジンとトランスミッションを15センチボディ中心に寄せて、重量の改善が図られてるとのこと。
性能をつきつめた姿がありました。
さて、降りるのがまた一仕事。
今まで座ったことがあるどんなクルマよりも、難儀しました。
左足を外に出すことが、第一ステップ。左手を使いながら、なんとか出す。
そして、両手と左手を使い、体をよいしょと外に出す。
凄まじいホールド性を有するレカロシート。
降りるのも一苦労。
汗かきました(笑)
しかし、一般入場者は入れないブース。
しかも、ブースの外側から見られながらの、4300万円レースカーの乗り降り。
恥ずかしさは、皆無で興奮ばかり。
そして正直…優越感も。当選して幸せだ!と思えました。
1300円の入場料はあっという間にペイした、と強く思えました。
この企画、クルマ好きにはたまりませんでした。贅沢です。
しかしアルピナブースでの至福の時は、まだ続いたのです…。
Posted at 2009/10/30 23:04:25 | |
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