やっぱり情報というものは、メディアを通してではなく源泉にたどり着いて自分の目で見ることが一番いいですね。
各種メディアをにぎわしている、ルノー・日産と、ダイムラーとの提携の話題です。
リンク先は、日産サイトの公式発表文章。
Response.やカービューなどのサイト、あるいはいわゆる大手新聞の情報よりも、この源泉情報を読むことが一番手っ取り早いですね。
具体的な、モデルごとの提携内容にまで言及されていることは、このサイトを見るまで知ることはできませんでした。
意外だったのは、SMARTの提携はルノーのAセグメント車、トゥインゴだったということ。
勝手に自分は、4ドアのSMART Forfourとの提携だからマーチかなぁと予想していたのですが、二人乗りモデルFortwoと4ドアのForfourの両方のSMARTモデルに対してルノー・日産は提携するとのことで、ベース車はトゥインゴになるとのこと。
本家トゥインゴは、最近流行っている「昔の名前で出ています」な「ゴルディーニ」がショーに出ていて元気あるなぁと言う印象でしたが、さらに磐石になりそうですね。
初代トゥインゴに比べ、現行トゥインゴは個性が薄くなったという印象があるのですが、このような形で重要なモデルになるとは・・・うーん予想だにせず、でした。
また、ルノー日産からダイムラーに供給されるという、小型商用車も注目点だと思います。
日本で販売されているモデルとしては、NV200バネット相当かな?と予測。リンク先では明言されていませんが、現在のダイムラーの商用車にはこのクラスが空いてしまっているので、しっくりいくと思います。
かつては、先代Aクラスをベースとしていた、ヴァネオの商用バージョンがありましたが、Aクラスのモデルチェンジに伴い消滅している筈ですので。
ただリンク先では、「ルノーから提供」とあるのが気になりますが。
ベースは、NV200シリーズかな?そうすれば、回りまわって日本のNV200バネットにも好影響、生産工場現場やコストにも好影響があるのでは・・・と期待。
NVシリーズは日産は、世界戦略で進めるようですが、ダイムラーへの供給が決まれば、さらに安定的になりそうですね。
次に、ダイムラーから日産いやINFINITIへの、ディーゼルエンジンの供給。
つい先月くらいに、欧州市場へINFINITIがディーゼルエンジン搭載のEXを販売すると発表したばかりではありますが、欧州市場でのディーゼルエンジンは餅は餅屋なのでしょう。
ルノーのディーゼルをINFINITI EXに搭載しているのかもしれませんが、メルセデスのCDIのほうが、なんかブランド力がガツンとUPしそうな好意的予感・・・。
尿素による浄化装置のBluetecまでINFINITIに行くかは不明確ですがね。
ルノーは小型レンジのディーゼルエンジンに注力し、ダイムラー側に提供するようですね。
そうすれば、売れ行きがイマイチという、フラッグシップのルノー・ラグナのエンジンにも箔が付くのかもしれませんね。
また、日産サイドに見れば、新型マーチ(マイクラ)から搭載開始する、新開発のガソリン3気等エンジン(デュアルインジェクター搭載?)の規模の経済が働くし、これまた回りまわって、日本の日産コンパクトカーにもご利益あるかも?
さてさてどうなるのか。どんな果実が咲くのか。
日本市場には、いつ、どの程度の規模のメリットがもたらされるのか・・・注目ですね!
Posted at 2010/04/07 23:48:44 | |
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