いやー凄い良かったです。もう凄まじく良い。目から鱗が千枚は落ちたような気分です。
日曜日、スズキ・スプラッシュに試乗することが出来ました。店の前を通ると、先週ナンバー付きで展示してあった車が試乗可能に。すぐに引き返して、体験しに行きました。
なお詳しい感想を述べる前に、自分がスプラッシュに興味を持っている理由を二点説明します。
1、還暦間近の両親の車買い換え候補検討。
→両親はH8年式くらいの最終型 日産パルサー(セダン)に乗っています。安全性能は悲しくなるほど時代遅れ。更に一昨年、50代半ばの母も一念発起し免許取得。
今後も年を取れば反射神経などの運転技術も衰えるし、現代の水準に見合ったクルマを探しています。
2、クルマ好きとしての自分の興味。
→1に両親のことを書きつつも、スプラッシュについては半分自分の興味もムンムンにあります(;^_^A
パワートレーン以外はまんまドイツ車というこのクルマ。雑誌やブログなどクルマ好きの評価もすこぶる高いし、発表のニュースを見てからウズウズしていました。
さて前置きが長くなりましたが感想を。
まず一言で表すと、「超価格破壊な『ドイツ車』だなこれは!」でした。
価格破壊については、対国産車にも対輸入車にも言えます。
対国産車では、定員分ヘッドレスト(後席も複数の高さ調整幅あり)、定員分三点式シートベルト、サイド&カーテンエアバッグ、シートリフターが標準装備。後席背もたれは肩まで受けとめる充分なサイズ。タイヤは15インチのドイツのコンチネンタル。イモビライザーもフットレストもある。
これだけ安全性能高くて本体価格130万円!トヨタ・パッソ(ダイハツ・ブーン)なんざ相手になりゃしません。安全装備オプションリストにすら無し。ヴィッツやマーチには後席広さじゃ負けるが安全装備フルオプションとした場合の価格差ならスプラッシュの断然勝ち。
そして対輸入車。かつて輸入されていたフォルクスワーゲンのルポが本体価格150万円だったと思います、ただし3ドア。
スプラッシュは、海外ではドイツ・オペルのアギラというクルマとして売られ、ハンガリーで生産したものを日本に輸入する、というまんまドイツ車。
ドイツ車の新車が本体価格130万円。これはまさに価格破壊かと。
次に、運転した感想を。
小さくて背が高いボディが想像出来ないどっしりさ。うーんドイツ車だこりゃという運転感覚でした。良い!
国道で70キロプラスアルファまで出しましたが微動だにせず。50キロでレーンチェンジ繰り返しましたがこれまたどっしり感を伴いながらしっかり動く。段差を超えたらボディがまた高い剛性感。
こりゃドイツ車ですね。フォルクスワーゲンのポロは運転したことないんですが、昨年試乗したゴルフ・トレンドラインを小さくしたようなクルマと感じました。
動的性能は、同クラス国産車に敵なしかと!
では欠点は?自分の両親に勧める上では欠点が二点。気になる点が一点あります。
欠点1…全高1590ミリ。実家は機械式立駐の下段なので、NGかもしれません。要確認。
駐車場の問題が無い人には、年齢を問わず自身を持って誰にでも勧められますね。
欠点2…ディスチャージヘッドライトのオプションが無い?両親は年が年で、今後も視力は落ちるはず。雨の夜を考えると、これは引っ掛かりますね。他の性能が素晴らしい中、これは惜しい。
あと気になる点…アクセルペダルとブレーキペダルだけ、軽自動車みたいに華奢。踏み間違いそうになりました。
長くなりましたが以上です。長くなりました通り、惚れました(笑)。これは友人とその家族みんなに勧めたい。それほど良いです。
写真はセンターパネルにあったカップホルダー。この動きがやたら凝っていて剛性感も高く、思わずパチリ。駐車場で撮ったのにブレていてすいません(汗)
Posted at 2009/01/19 09:15:07 | |
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試乗記 | クルマ