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かーせんのブログ一覧

2010年06月27日 イイね!

日産JUKE試乗。ESCのオプション設定だけが勿体無い!

マツダを後にして、その後は6月9日に発売されて以来気になっていながら足を運べていなかった日産JUKEを試乗しにいきました。

カザーナとしてコンセプトカーはあったけど、まさか本当に市販されたと驚きのジューク。
唯我独尊のスタイリングに日産の気概を感じ、興味はかなりありました。
事前のスクープ情報でも、1.6L直噴ターボエンジンに左右トルクベクトリングのAWDが搭載されるのも興味深かったし。

ただ、正式発表時点では、ラインアップはポート噴射の1.5L直4+CVT、FFのみ。
また、未だにこのご時世、サイド&カーテンエアバッグはOP設定で、しかも安いグレードにはOP選択機会すらない。
また、吉田由美さんがTwitterとブログに書かれて、カービューでも記事になりましたが、横滑り防止装置(ESC)がOP設定がない、ということには「従来の日本市場のコンパクトカーの悪習から抜けていない」と残念に思っていました。

そんな状態ながら、実車観ないとわからないと試乗に。
グレードは、2つしか今はないですが、高いほうの15RX。

こんな感想を持ちました。

●結論
・予想をはるかに超える「金のかかった車」!特にハンドリング。
・突き抜けたスタイリングとハンドリングを合わせて、輸入車ユーザーを取り込めると思った。
・価格は意外と高い。動的性能に金を掛けた当然の対価か。
・ただそれが故に、「ESCがOP選択できない」「サイド&カーテンエアバッグがOP」という点が非常に勿体無く思える。

●外装の印象
他の方もそうだったでしょうが、思ったより小さい!が第一印象。
そしてぐるぐる回りながら観ると、非常に拘ったスタイリングが魅力。
Z34のフェアレディZのスタイリングが、ブーメラン型リアランプと、まっすぐで後ろに傾斜するルーフに感じました。
力強いフェンダーも、スポーティーでカッコいい。

そして結論にあるように、走りは非常にスポーティーでスタイリングとの整合性を感じ魅力でした。

●内装の印象。
方々で言われているように、確かにBセグとは思えない質感。
メーターパネル、センターコンソール、インパネと輸入車クラスと感じました。

日産が強調しているモニターですが、驚いたのは「スイッチが液晶表示」ということ。

エコモードとドライブモードとやらで、モニターの表示が変わるのは知っていましたが、モードを変えると、6つあるスイッチそのものの文字表示まで変わるんですね。
こりゃコストかけてるわ、と驚き。

バイクのタンクというセンターコンソールは、試乗車の色はシルバー。赤を見たかったので、残念。
いろいろ拘って製品化したとだけあり、個性的だし質感も不満無し。

ただ、「何を置くの?」という中途半端なサイズのトレーがありましたがw


シートは、フロントはともかくリアシートのサイズが国産車コンパクトの範疇外で嬉しい驚き。
背もたれ、座面とも充分なサイズ。

ただし、ルーフの形状が災いしてか、167cmの自分が座っても、頭(しかも坊主頭)はルーフに触れました。
座高が高いんですが、これはしょうがないか。

実質2シーターですかね。
セカンドカーとして、輸入車ユーザーへの訴求力がかなりあると思いました。


●運転した印象
これが一番の驚き。
アクセラ以上と思えるニュートラルステア。重心が高いSUVとは思えない。確かにスポーティー。
電動パワステの軽さは個人的にはいやでしたが、ライントレース性は良く、ボディの挙動もロールはないしとてもよかったです。

ディーラーの方曰く、マイスター加藤氏も開発に携わったとか。

「金がかかっている」を実感しました。

デュアルインジェクターなるものを搭載し、燃料噴射装置やセンサーでコストが高いであろう直噴ではないポート噴射のエンジンに改良を加えた1.5Lは、大人二人乗車でも不満のない加速。
あっという間に国道で60km/hになります。
ジヤトコの副変速機つきCVTとやらは初体験でしたが、うーん個人的にCVTそのものがあまり好きではないので、可もなく不可もなくという感想でした。
なお、ECOモードは興味が無いので試さず。

ところで内装の、ドライブモードとかと表示が変わるモニター。
これ、ノーマルモードだとトルクの出方が表示され、スポーツモードに表示すると出力の出方が表示されるんですが、位置的に運転しながら見れないじゃん。意味無いじゃんと苦笑しましたw

助手席や後席から、トルクや出力の出方に興味があるなんて、自分のような一握りの車変態くらいでしょう(笑)
カタログ訴求力のためのギミックかな、と思いました。

また、試乗の途中で運転を変わっていただき、短時間ながら後席にも座る。
走っても、不満はありませんでした。Bセグの国際標準か?というシートサイズ。
クッションはちょっと薄いかなと思いましたが、同じ日産車でもノートのペナペナ感とは全く違いました。
ここも、「金がかかっている」を実感。


●装備の印象
これがとっても残念。
このご時世で、安全装備の選択肢だけが日本向け国産車。ESC選べないなんてねぇ。サイド&カーテンエアバッグが標準じゃないなんてねえ。

世界戦略車と思えますが、日本仕様だとこうなるのが残念です。
これはマーケットリーダーのトヨタに牽引して貰いたいところですが、ライバルの日産が独自色だしてももらいたいですよね。
自分は、出身が日産の工場がある神奈川の横須賀なので日産には愛着があります。頑張って貰いたい。

なお、オーディオにも不満。
基本オーディオレスなんだけど、「ナビ装着前提」という設定。
自分はPNDで充分と思うのでインダッシュのHDDナビなど不要なのですが、ステアリングスイッチつけるには30マンエンするHDDナビとセットオプション。
運転中にステアリングから手を離さずオーディオ操作できるステアリングスイッチは安全にもつながると思うのですが、30万円払いHDDナビつけなきゃ選べないのは大いに不満。

また、純正のCDオーディオがない!
ディーラーOPの、他の日産車と共通のオーディオしかないんですね。ジューク。
海外だとあるんでしょうか。
インテリアデザイナーさんがどんな腕を振るったのか知りたかったのですが、残念。海外サイト調べようかな。


●価格
思ったより高い。これも意外でした。なんだかんだでコミコミ250万円です。
動的性能が思った以上に良く、金がかかっているから当然、と自分は納得しましたが、車に興味がない人には売りにくいんじゃないんだろうか、と思いました。

また、個性を大事にするであろう、輸入車を選ぶ人に対しては、ESCやサイド&カーテンエアバッグという基本的な安全装備が追加料金、という点が、訴求力を弱めるのではと思いました。
早くOP設定、装備設定変えてくれないかなぁ。


なお、更に金が掛かる1.6L直噴ターボエンジンでAWDのモデルは、恐らく300万円オーバーでしょう。
Bセグで300万円。これはいよいよ輸入車の世界。
突き抜けたスタイリング、動的性能への金のかけかたはまさに輸入車・世界基準と思い納得です。安全装備がしっかりつくであろう高いターボグレードのほうが、輸入車ユーザーや富裕層のセカンドカーには受けるかも?と思いました。

一般の人には、高いと思われて売りにくいのかなーとも。
スポーツカーと捉えれば、いいかもですけどね。300万円でトルクベクトリングが付くスポーツカー。フル4シーター。
意外といいかも。


なお、AWDバージョンはリア周りの構造がガラッと変わり、サスペンションがマルチリンクになるとか。

面白そう。
秋に追加されたら、また試乗してきます。



愛着のある日産という会社が、突き抜けた製品を出したのは嬉しい。
でも、安全装備や細かな装備の設定が不満。勿体無い!そんなJUKE試乗でした。

日産よ、ぜひ設定の改良を。ハードは素晴らしいと思いますので。
Posted at 2010/06/27 02:13:43 | コメント(1) | トラックバック(0) | 試乗記 | クルマ
2009年03月21日 イイね!

アバルト・グランデプントに乗れてしまった!!!

もう一週間前の話なのですが、、、アバルト・グランデプントに試乗するというとっても幸運な機会に恵まれました!!

イタリアンホットハッチとして自動車雑誌等メディアではけっこう盛り上がっているアバルト。
でもディーラーが、全国でも4店舗。開店しているのはまだ2店舗しかない…というのがネックですよね。魅力的そうなんだから、既存のフィアット&アルファロメオディーラーでも売ってどんどん認知度を高めれば良いのでは?と思っていました。

そして、先週末の3月15日(日)、都内の車好きの友人と、お互いの次の車を探しに都内をいろいろ回っていました。
そしてちょうど、アバルト東京近くに行ったので、「試乗しよう!」とお店にGO。

しかしいざ店に着くと、思ったよりも小さい…。駐車場は、なんと隣のスーパーの駐車場。。。
むむ、展示車はあるけど試乗車無いのではないか?と不安になりました。

しかししかし、いざ店の方に聞いてみると、「試乗車はある!」という嬉しい誤算のコメントが。
しかも驚くことに、「この車両はメーカーのもので、まだナンバーつきのアバルト・グランデプントは日本にこの1台しかない。」「そこを調整して、3月14日(土)、15日(日)の二日間だけ、アバルト東京に持ってきた」という驚きのお話。

そんな事情なーんにも知らずに行った素人が、そんな貴重な車を試乗出来るということにめちゃめちゃ喜んでしまいました。

そして試乗スタート。スケジュールの都合もあるそうで、近くの環七を10分ほどのチョイ乗り。ただ二人それぞれに運転はさせてくれ、運転の感じと後席の感じを確認することは出来ました。

うーーーーーん、楽しい!そして、安い!!!

私の上司に、ノーマルグランデプントの8Vデュアロジックに乗っている方がいて、ノーマルグランデプントは2度ほどだけ運転の経験がありました。

しかし方や1400CC8Vユニット。こなた、1400+ターボ+6速MT+フトントブレンボブレーキ+etcetc・・・・。

ノーマルもそうでしたが、グランデプントはフィアットがGMと提携している頃からの開発車両で、ドイツオペルのコルサ(日本名ヴィータ)あたりとプラットフォームが共通なんでしたっけ?
そんな素性もあるのか、乗り味はけっこうどっしり。しかしハンドルを切るとキビキビ動く。相反しそうな乗り味を両立した、素敵な車です。
そんなグランデプントのアバルトチューンとやらはいかに?!
速い!でも乗り味はぜんぜん悪くない。というか後席の乗り味も良い。シートもしっかりしているし、腰痛持ちの自分にも全く苦にはなりませんでした。
また肝心の運転席はというと、握りが素晴らしく良い、革巻き&レッドステッチのステアリングを握り、同シフトノブを操る運転はとても楽しい。「これが『ホットハッチ』ってやつかぁ~」と思いました。
またインパネにある「スポーツブースト」とうボタンを押せば、トルクアップと同時に、電動パワステというステアリングも適度な重さになり、より気分を盛り上げてくれました!

街中でもウン百キロがすぐに出るようなスポーツカーではありません。
でも、街中でも十二分に楽しさを味わえるような、適度なスポーツ性能を持った素敵なコンパクトカーだと思いました。
左ハンドルだけど、ボディもコンパクトだから都内の路地でもすんなり運転できましたよ。

凄い魅力的でした。
そして、本体270万円で、込みこみ320万円とのこと。めちゃめちゃ安いと思いました。
フィアットの500ディーゼルが同じ値段。共食いしないか??
ルノーのトゥインゴGTも同じ値段。こちらも試乗しましたが、セグメントも違うけど、だんぜんアバルトの勝ち!!
MINIクーパーS JCWも試乗しまして、こちらはアバルトより高い。でもアバルトのほうが実用的だししゃれてるし希少性抜群!

うーーーーーん、いろいろ悩ませてくれる、素敵な一台ですね。
求む、千葉県にもディーラー開設!
Posted at 2009/03/21 15:50:43 | コメント(0) | トラックバック(0) | 試乗記 | クルマ
2009年03月20日 イイね!

乗ってきましたインサイト

乗ってきました、ホンダグリーンマシーン001ことインサイト。グレードは、松竹梅の梅、ベースグレード「G」。
15インチ鉄ホイールにモデューロエアロ。

感想をまとめるとこんな感じ。
1、思ったよりスポーティー。町中で楽しめるスポーティー。
2、評判とおりに狭い後席。大人の男は前席のみ。
3、マニュアルあればかなり惹かれた!回生ブレーキで燃費も良くコンパクトでスポーティーだし。
4、でも後席の狭さがあるし、自分が買うなら噂の3ドアハッチCR-Zのマニュアルだなあ。


1について。インサイトのカタログによれば「1300CCエンジンとバッテリーで1800CC並のパワー。」
充分だと感じました。アクセル踏み込めば、確かに1300CC車には有り得ないうちに80キロまでスムーズに加速する。(乗員は自分とセールスマンの男2人)
自分の今の愛車はアクセラスポーツ20C。ガソリン2000CCエンジンのこの車ならば、町中でアクセルベタ踏みする機会が無いので少し勿体ない気もする。特に自分はほとんど1人乗りなので(涙)。
そう考えるとインサイトのパワーはいい塩梅かなと。

2について。「タクシーには使えない」という評判はその通りだと思いました。
後席左右席でも、身長167センチ胴長短足・坊主頭の自分が背筋伸ばして座ると、それでも頭が当たる。
リアハッチゲート上端部がちょうどその辺りにある。そして、構造材があるのか、その部分が出っ張っていて当たってしまう。
空力、剛性、荷室使い勝手など色んな要件のバランスがあるでしょうから、これが落としどころだったんでしょうかね。
更に、後席中央は更に酷い!盛り上がった座面はバカみたいに硬く、座れたもんじゃない。そして盛り上がってるが故に、天井には座った瞬間頭がつかえる。
びっくりするくらい余裕ナシ。ゆつたりしたホンダのハイブリッドなら、シビックハイブリッド買ってということなんですね。


3と4については、書いた通りです。
CR-Zと、そして欧州シビックタイプR待ちかなぁ。

仮にインサイトを買うとしたら、自分は最上級グレードの「LS」かなぁ。「燃費が良いコンパクトでスポーティーな車」と捉えました。
で、ミッションもCVTしか無いので、唯一パドルがついて、16インチアルミと横滑り防止装置が着くこのグレードかなと。
CVTにパドルシフトは単なるギミックでしょうし、無段変速機に擬似段付きには矛盾も感じますうが、2ペダル車で走りを楽しむならなんだかんだで有れば楽しいので。

価格は、オプションにCDとマットつけて、4月からの減税かかってコミコミ260万円というところ。
うーん、CR-Zがこの価格なら迷うでしょう。


ちなみに安全装備。
運転席にはステアリングテレスコ調整が標準で○。後席は全ての席に三点式シートベルトとヘッドレストが全車標準なのは○。ただしヘッドレストの調整段が1つしかないのはバツ。
横滑り防止装置は、トップグレードだけが標準。下2つはオプション。ベースグレードにもオプション装着可能なので△。
サイド&カーテンエアバッグは全グレードオプション。ベースグレードにもオプション装着可能なので△。

取り敢えずこの価格帯で、後席しっかり装備つけてあるのは良いでしょうか。

あくまで「グリーン・マシーン」であり、「グリーン&セーフティーマシーン」では無いのですよね。
Posted at 2009/03/20 14:16:44 | コメント(0) | トラックバック(0) | 試乗記 | クルマ
2009年02月03日 イイね!

ポルシェを借りた!(ただし農道の)

ポルシェを借りた!(ただし農道の)先日、ポルシェを借りました!

あ、しかし農道のポルシェです・・・。スバル・サンバーですね(汗)
宅配業者の「赤帽」が使っている軽トラ、といえば車に特に興味の無い方にもわかりやすいでしょうか。

引越しで冷蔵庫や洗濯機を運ぶ必要が生じ、自分のアクセラには積みきれないため、レンタカーで借りました。
ワンボックスタイプのサンバーディアス。ノンターボの3速オートマ仕様でした。
いやこの車、非常に楽しい!トヨタレンタカーにしなくてニッポンレンタカーに行き正解でした。

国産車では貴重な、非常に強い個性を持つ一台です。
エンジンがリア(後輪の後ろ)に搭載され、後輪を駆動する。すなわちリアエンジン・リアドライブ(RR)のレイアウトを持つ一台。

アクセルを踏み込む!
エンジン音は、前(ボンネット)でもなく、座席の下でもなく、はるか後方から聞こえる。
そして後輪駆動なので、ハンドル操作の感触はとても素直。ただ軽いのではなくて、いやな抵抗(駆動による抵抗)がなく、自然なフィーリング。

そして、秀逸なのはペダルレイアウト。
前輪より前に、アクセル、ブレーキのペダルが出ている配置。現在の軽トラ・軽1BOXでは、スズキ・キャリィのショートホイールベース(通称・農家スペシャル?)にあるくらいのレイアウトでしょうか。
このレイアウトのため、左足のスペースがとっても余裕に満ちている。
オートマなので、左足をはるか左に投げ出すことさえできちゃうような余裕。

またブレーキペダルが小さいのも面白い!ってレイアウトの都合からステアリング関係のパーツが両足の間にどーんとあるからなのですが、オートマ仕様(2ペダル)でもブレーキが小さいなんて、BMWの2ペダルの「SMG」と同じ考えらしい!(笑)のでぐっときました。

さすがスバル。走りにこだわる?

またパワーの無い3速オートマ仕様がゆえに、車との距離が近い近い!
常に右足の動きに気を配らないとエンジンブレーキがかかって減速する。しかしきちんと意識すれば、国道の60キロオーバーの流れもきちんと乗れる。

乗り心地も想定以上の良さ。空荷でもあまりひょこひょこすることなく結構しっかり走る。
そして冷蔵庫や洗濯機を満載すると本領発揮!という感じにビシッとした乗り味に。あんな小さなタイヤでなぜ?と不思議に感じるほどしっかりした走りっぷりでした。

そしてまた、非力なのが良いですね!町中でも、非力だからこそ安全な範囲で運転を楽しめる。
信号ダッシュでアクセルを床まで、文字どおりペダルが床に付くまで踏み続けると、勇ましい音が背後から聞こえてくる!
でもやっと60キロ。体感の「速さ」で楽しめます。
ハンドルを切ったら思ったよりも車がカーブの内側にいってしまう「オーバーステア」というのも初めての体験。
でも非力で遅いから、ゆとりを持って、操作を楽しみながら対応出来るのです。

とても貴重な、そして面白い一台に乗れてよかったです!
これがなくなってしまうとは、自動車の世界から貴重な一台が失われますね。残念。

意外とセカンドカーにも面白そう。もちろんマニュアルで!

Posted at 2009/02/03 18:58:30 | コメント(0) | トラックバック(0) | 試乗記 | クルマ
2009年01月19日 イイね!

スプラッシュ試乗。なんじゃこの良さは?!

スプラッシュ試乗。なんじゃこの良さは?!いやー凄い良かったです。もう凄まじく良い。目から鱗が千枚は落ちたような気分です。
日曜日、スズキ・スプラッシュに試乗することが出来ました。店の前を通ると、先週ナンバー付きで展示してあった車が試乗可能に。すぐに引き返して、体験しに行きました。

なお詳しい感想を述べる前に、自分がスプラッシュに興味を持っている理由を二点説明します。

1、還暦間近の両親の車買い換え候補検討。
→両親はH8年式くらいの最終型 日産パルサー(セダン)に乗っています。安全性能は悲しくなるほど時代遅れ。更に一昨年、50代半ばの母も一念発起し免許取得。
今後も年を取れば反射神経などの運転技術も衰えるし、現代の水準に見合ったクルマを探しています。

2、クルマ好きとしての自分の興味。
→1に両親のことを書きつつも、スプラッシュについては半分自分の興味もムンムンにあります(;^_^A
パワートレーン以外はまんまドイツ車というこのクルマ。雑誌やブログなどクルマ好きの評価もすこぶる高いし、発表のニュースを見てからウズウズしていました。


さて前置きが長くなりましたが感想を。
まず一言で表すと、「超価格破壊な『ドイツ車』だなこれは!」でした。
価格破壊については、対国産車にも対輸入車にも言えます。
対国産車では、定員分ヘッドレスト(後席も複数の高さ調整幅あり)、定員分三点式シートベルト、サイド&カーテンエアバッグ、シートリフターが標準装備。後席背もたれは肩まで受けとめる充分なサイズ。タイヤは15インチのドイツのコンチネンタル。イモビライザーもフットレストもある。
これだけ安全性能高くて本体価格130万円!トヨタ・パッソ(ダイハツ・ブーン)なんざ相手になりゃしません。安全装備オプションリストにすら無し。ヴィッツやマーチには後席広さじゃ負けるが安全装備フルオプションとした場合の価格差ならスプラッシュの断然勝ち。

そして対輸入車。かつて輸入されていたフォルクスワーゲンのルポが本体価格150万円だったと思います、ただし3ドア。
スプラッシュは、海外ではドイツ・オペルのアギラというクルマとして売られ、ハンガリーで生産したものを日本に輸入する、というまんまドイツ車。
ドイツ車の新車が本体価格130万円。これはまさに価格破壊かと。


次に、運転した感想を。
小さくて背が高いボディが想像出来ないどっしりさ。うーんドイツ車だこりゃという運転感覚でした。良い!
国道で70キロプラスアルファまで出しましたが微動だにせず。50キロでレーンチェンジ繰り返しましたがこれまたどっしり感を伴いながらしっかり動く。段差を超えたらボディがまた高い剛性感。
こりゃドイツ車ですね。フォルクスワーゲンのポロは運転したことないんですが、昨年試乗したゴルフ・トレンドラインを小さくしたようなクルマと感じました。
動的性能は、同クラス国産車に敵なしかと!


では欠点は?自分の両親に勧める上では欠点が二点。気になる点が一点あります。

欠点1…全高1590ミリ。実家は機械式立駐の下段なので、NGかもしれません。要確認。
駐車場の問題が無い人には、年齢を問わず自身を持って誰にでも勧められますね。

欠点2…ディスチャージヘッドライトのオプションが無い?両親は年が年で、今後も視力は落ちるはず。雨の夜を考えると、これは引っ掛かりますね。他の性能が素晴らしい中、これは惜しい。

あと気になる点…アクセルペダルとブレーキペダルだけ、軽自動車みたいに華奢。踏み間違いそうになりました。

長くなりましたが以上です。長くなりました通り、惚れました(笑)。これは友人とその家族みんなに勧めたい。それほど良いです。


写真はセンターパネルにあったカップホルダー。この動きがやたら凝っていて剛性感も高く、思わずパチリ。駐車場で撮ったのにブレていてすいません(汗)
Posted at 2009/01/19 09:15:07 | コメント(1) | トラックバック(0) | 試乗記 | クルマ

プロフィール

はじめまして。 車歴3台。 1.日産ラシーン(初期型)中古。AT。 2.マツダ・アクセラスポーツ15C(BK・2006年式)新車。4AT。 3.マツダ・...
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