http://www.worldcarfans.com/109081321027/bmw-7-series-active-hybrid-revealed
日本語サイトのカービューでは、X6のアクティブハイブリッドバージョンの発表がありましたが、英語スクープサイトのWorldcarafansでは、そのX6はもちろん、同社の旗艦サルーンである7シリーズのハイブリッドの情報が出ていますね。しかも動画で!!
この動画、イヤホンつきで聞くとかなり楽しめます。
結論として感じたのは、「やっぱりBMWはハイブリッドカーでも運転の楽しさを追求するんだ」ということ。
動画を見ると、レクサスのハイブリッドカーとは違い、タコメーターがあるんですね。BMW7シリーズのハイブリッドには。
いや、動画を参照にここでは、「ActiveHybrid7」と呼びましょう。
Cピラーやトランクにつけられる車名が、従来のBMWのサルーンの流儀とは変えてあるんですね。
740iとか、750Liとかだった呼び方から、ActiveHybrid7に!
そのActiveHybrid7。動画ではまんまタコメーターのアップ映像が続きます。
6000回転オーバーまでぶん回るエンジンと、一緒に響いてくる快音!たまりません。
しかし一方で、そのタコメーター下部には、日本車メーカーが確立している「ハイブリッドカーの文法」に則り、チャージとパワーアシストを記すメーターが設けられています。
レクサスがタコメーターの位置に設けるのに対して、BMWはあくまでタコメーターが一等地にある、というところにトヨタとBMWの姿勢の違いが見えて、とても面白いですね。
日本車のような細かな演出ですが、アイドリングストップすると、そのメーターが点滅してアイドリングストップも主張していますね。
動画では、ぶん回す時の快音と対照的に、アイドリングストップの静かさも紹介されていて印象的です。
モーターによるチャージは、「eBOOST」と呼ぶようで。
やはりレクサスやプリウスと同じように、エンジンとバッテリーの役割分担、作動状況を示すモニターは設定されるようです。
「eBOOST」・・・なんか素敵な響きに感じます。
またタコメーター関係でもうひとつ。ベースの現行7シリーズガソリン車と同じく、8速AT搭載ですね。マニュアルモードにすると、タコメーター内に「M」の表示が現れ、誇らしげに「M8」まで変わっていく様子が動画で紹介されています。
Worldcarfansの記事いわく、19インチホイールも履くし、「走り」にはぬかりない模様。
「フロイデアムファーレン」こと「駆け抜ける喜び」、そして「エフィシェントダイナミック」を全身で体現するかのような車の登場ですね。
このActiveHybrid7は来月9月のフランクフルトモーターショーで発表され、X6アクティブハイブリッドは来春には北米で発売されるとか。
そうそう、ライバルのメルセデスベンツのS400ハイブリッドも来年には日本導入を控えているらしいですね。
受けてたつレクサスLS600hはいかに対抗するのか。高級車のハイブリッドカーウォーズ、いよいよ開戦間近ですね。
Posted at 2009/08/14 18:28:17 | |
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