http://www.worldcarfans.com/109081821127/seat-leon-cupra-r-revealed--debut-in-frankfurt
「セアト」に「レオン」に「クプラ」…。いずれもかなりマニアックな単語ですが(;^_^A、来月のフランクフルトモーターショーで、新たなホットハッチがヨーロッパに登場ですね!
フォルクスワーゲングループのスペインのメーカー「セアト」。
そのラインナップの中で、ゴルフをベースにしたハッチバックが「レオン」。
日本でその存在はほぼ知られていないでしょうが、2008年の秋には、WTCCというレースで日本の岡山のサーキットに来て優勝していましたよね。
そんなセアトの、スポーティーグレードが確か「クプラ」。
単語の意味は知りませんが、メルセデスで言うAMGスポーツパッケージ、BMWで言うMスポーツパッケージ、アウディで言うS-line、またはボルボのR-designって位置付けでしょうか。
そんな「セアト・レオン・クプラ」に、さらにスポーティーな「セアト・レオン・クプラR」が登場するとか。
フォルクスワーゲングループの資産を生かして、TSIガソリン直噴直4ターボエンジンは265馬力。
アウディS3由来のエンジンですかね?
ゴルフVIのGTIは210馬力と日本車の常識からすると控えめな数字だし。
しかし、アウディはクワトロこと四輪駆動。
こちらのレオン・クプラRは、Worldcarfansの記事には書いてないですが恐らくFF。
19インチホイールらしいし、かなりのじゃじゃ馬!?
そしてこのスペックは、我らがマツダ車のライバルじゃあないですかー。
そう、マツダスピードアクセラ。海外ではMAZDA3MPS。
ガソリン直噴ターボことDISIターボで、直4の2300CCから264馬力!駆動方式はFF!
タイヤは18インチだし、LSDは機械式とセアトとフォルクスワーゲングループには負けますし、3ペダルMTしか無いのはウィークポイントですが、日本が誇るホットハッチの良きライバルになるかと!
ちなみに、最近は欧州ではESC(横滑り防止装置…電子制御で4輪それぞれのブレーキなどを制御)を活用したLSDが流行っていますね。
2007年の東京モーターショーではアルファロメオが「Q2システム」という名で出していましたが、ここへきてフォルクスワーゲンがゴルフVIに「XDS」としてFF車に載せ、アウディのクワトロにも似たようなシステムを搭載している模様。
自分は、LSDの恩恵にあずかるような運転経験はないのですが、コーナリングでは恩恵があるとか。スポーツカーの必需品?
このように、マツダの先を行くフォルクスワーゲングループのセアト・レオン・クプラR。
欧州での活躍やいかに?願わくばマツダと切磋琢磨し、マツダが成長して貰いたいです!
セアトの唯一の不安材料は、スペイン経済ですかね。
いわゆる西ヨーロッパで最も失業率が高いみたいだし。

Posted at 2009/08/19 17:49:11 | |
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