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2016年10月14日

“オートカラーアウォード”(JAFCA主催)を振り返る その4

“オートカラーアウォード”(JAFCA主催)を振り返る その4 前々回(『その2』)及び前回(『その3』)2015年度の “オートカラーアウォード” について、エクステリアカラーとインテリアカラーで回を分けて記事を書きました。

今回及び次回は2014年度の “オートカラーアウォード” について、同様の構成で書いていきます。


本編に入る前に知っておくべき注意点について二つほど触れておきます。

一つめは開催年を冠とする呼称についてです。JAFCA のwebでは『オートカラーアウォード2015-2016』と表記されたり『オートカラーアウォード2015』と表記されたりで統一感がありません。前者は2015年12月に審査会が行われたものを指し、後者は2014年12月に審査会が行われたものを指します。本稿では、『2015年度』、『2014年度』という呼称で統一しています。

二つめは開催年によって賞の数や名称がまちまちなことです。全てを調べたわけではありませんが、『2015年度』はグランプリと特別賞、『2014年度』はグランプリのみ、『2013年度』はグランプリ、準グランプリ、ファッションカラー賞という具合にコロコロと変わっています。



【 2014年度のエントリー車両 - エクステリアカラー画像 】
2014年度のエントリーは日系ブランドのみで、4輪が15件、2輪が2件でした。スズキ ハスラーが3色(3台)を1件、マツダ デミオが2色(2台)を1件としてエントリーしていました。

尚、エントリーするには

●カラーデザイン開発に最も注力した、日本国内市場に向けて販売される車両のカラーデザインである ●前年のオートカラーアウォード開催日の翌日より、2014年12月末日までに一般消費者が購入できる ●日本国内市場向けに生産、販売、輸入されたカラーデザインである

という条件が課せられていました。

エントリー車両のエクステリアカラー画像を一気にアップします。

▼ スズキ ハスラー/パッションオレンジ(ソリッド)× ホワイト2トーンルーフ

▼ スズキ ハスラー/サマーブルーメタリック × ホワイト2トーンルーフ

▼ スズキ ハスラー/キャンディピンクメタリック × ホワイト2トーンルーフ

▼ ダイハツ ハイゼット トラック/トニコオレンジメタリック

▼ ダイハツ コペンエクスプレイ/オフビートカーキメタリック × ブラックマイカメタリック

▼ 三菱 ekスペース/アンティークゴールドメタリック

▼ トヨタ ヴィッツ/ルミナスイエロー

▼ マツダ デミオ/ジェットブラックマイカ

▼ マツダ デミオ/ソウルレッドプレミアムメタリック

▼ ニッサン CUBE 15Xコダワリセレクション/アクアミント(M)/ブリリアントホワイトパール(3P) 2トーン <#DAF・特別塗装色>

▼ ニッサン JUKE 15RXパーソナライゼーション/サンライトイエロー(P)<#EAV>(特別塗装色)+ホワイトパーソナライゼーション

▼ ホンダ VEZEL/ルーセブラック M

▼ ホンダ VEZEL/ミスティグリーンP

▼ スバル LEVORG/スティールブルーグレー・メタリック

▼ スバル LEGACY OUTBACK/タングステン・メタリック

▼ トヨタ ハリアー/スパークリングブラックパールクリスタルシャイン

▼ LEXUS RC/ラディアントレッドコントラストレイヤリング

▼ LEXUS RC F/ラヴァオレンジクリスタルシャイン

▼ ヤマハ トリシティ125/マットディープレッドメタリック3

▼ ヤマハ MT-07/ブルーイッシュ ホワイト カクテル1・マットブラック2

※ 画像(22点)は全て www.jafca.org/seminarandevent/20141114.html から拝借しました。



【 グランプリの審査視点と2014年度の審査委員 】
<グランプリの審査視点>
●市場に影響を与えたか ●車両のカラーデザインとして企画/発想が優れているか ●デザインの企画/発想が他業種の手本となりえるか ●従来にない色域に挑戦して成果をあげているか ●新しい技術を効果的に採用しているか ●インテリアカラーがエクステリアカラーに調和しているか ●インテリアカラーが美しいか ●エクステリアカラーが美しいか 

<2014年度審査委員>
●島村 卓実(Qurz〈クルツ〉Inc. インダストリアルデザイナー)
●松田 朋春(株式会社ワコールアートセンター チーフプランナー)
●大澤かほる(一般社団法人日本流行色協会 カラークリエイティブディレクター)
●メーカー代表各社1名(10社)
スズキ株式会社/セージ・オートモーティブ・インテリア株式会社/ダイハツ工業株式会社/トヨタ自動車株式会社/日産自動車株式会社/富士重工業株式会社/株式会社本田技術研究所/マツダ株式会社/三菱自動車工業株式会社/ヤマハ発動機株式会社
●事前登録した一般来場者による投票結果も加算(人数限定)

※ www.jafca.org/seminarandevent/20140122_004-copy.html から引用しました。



【 2014年度のグランプリ受賞車 】
スズキ ハスラー
●メーカーからのメッセージ
コンセプトは、「ワクワク、ドキドキさせるアクティブカラー!」
一緒に出掛けたくなる!いつも行かないところに今日はこの子と行ってみよう!そんな気持ちを色と素材と質感で盛り上げた、カラーデザイナー渾身の1台です。
「遊べる軽」の名にふさわしいワクワクする色は一瞬にして心を奪い、美しい発色をもった植物由来原料の新素材は環境にも優しく、ドキドキして思わず触れたくなる質感は、こだわり派のお客様にもご満足いただいています。
なんと言っても1番のポイントは、エクステリア&インテリアのトータルコーディネートです。この車でなければ実現しなかった、ワクワクドキドキするハスラーの世界を是非お楽しみ下さい!

●授賞理由
授賞した「ハスラー」のカラーデザインは、”楽しい”をストレートに表現したら、このカラーバリエーションに行き着いたという色。これらの色には、楽しんでいるお客様の顔が見える。
今回のオートカラーアウォードにノミネートされたカラーデザインは、「美しいカラーデザインを追及した色」と、「カラーデザインで何かを変える色」とに大きくふたつの方向があった。
デザイナーにとってどちらの姿勢も大切なのだが、今回は、カラーデザインでライフスタイルが変わる可能性を感じさせてくれた、ハスラーのコンセプトに票が集まった。
消費者の価値観が変化し、自動車の概念も大きく動いている現在、カラーデザイナーが、製作にかかわる様々な部署の人々を巻き込んで、果敢に「新しいカラーデザイン」に挑戦し、「楽しい!」カラーを実現できたことが高く評価された。

※ www.jafca.org/seminarandevent/20140122_004-copy.html から引用しました。



【 最後にちょっと - 私の感想 】
・『スズキ ハスラー』はクルマのフォルムがアウトドアテイスト、カラーはお茶目でビビットな色という何とも新鮮な組み合わせです。

・『ダイハツ コペンエクスプレイ』はフォルムもカラーも私の好みです。2002年にデビューした『smart ロードスター & ロードスタークーペ』を彷彿させるデザインです。他のボディカラーなら『ジョーヌイエロー × ブラックマイカメタリック』が良いですネ。

・『三菱 ekスペース』は軽でありながら『アンティークゴールドメタリック』というラグジュアリーなカラーを採用しています。これは相当な冒険だったかもしれません。

・ 今回は総じて軽自動車のボディカラーに惹かれました。もっとも気に入ったのは『ダイハツ コペンエクスプレイ』の『オフビートカーキメタリック × ブラックマイカメタリック』です。

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