
またやってきた車検。
このデリカは乗用車ではなく貨物車登録なので運転席と助手席以外は荷室となり
車検時の荷室容積と車重測定のため全部降ろさねばならない。
民間車検場だとそのあたりはあまり言われないが、国土交通省直轄の検査場ではそうもいかない。
工具箱と電装品と倉庫目的の木箱(棺桶と呼んでいる)を降ろすのに毎年2時間を要する。
ただの木箱ならいいが制御電線などが貫通しているのでこれをほどき順に解体。
このまま固定して構造変更も考えたが、すでに積載最大重量になっているので登録は無理でしょうね。
積載量50Kgはないでしょうから。
ちなみにトップの写真は貨物使用時のフローリング状態です。
いつもはここに車中泊のためのマットと寝袋が敷いてあります。
いつかは畳も敷きたいなと。
ついでにいつも載せっぱなしでなかなか点検できないサブバッテリーのメンテナンスも行う。
最初に右後ろの工具引き出しを抜く。
これが重いんですな引き出しの中は。
その後前の水タンクと倉庫ボックスを撤去。
最後に電装系のボックスを撤去。
電装系ボックスに載っているサブバッテリEB100 2個はあわせて70Kgもあるので先に抜かないと
「棺桶」が壊れてしまう。
降ろしたバッテリは水位を確認し足りなければ補水、その時点で内部抵抗を測定しAD0002でパルス充電を
最終シーケンスまで行ってまた内部抵抗測定。
パルス攻撃する前で9mΩ 後で7mΩ、購入時は3mΩ未満だったのでじりじり劣化中。
1年でおよそ1.5mΩ増えてくる。
一般的にこのタイプの寿命としては20mΩとも言われているのだが液に浸る電極もふやけていないので数年は行けるかな。
ちなみに1年ほど補水しないで放っておいたら電極上1ミリまで水が減っていた。 危ない危ない。
EB100 2個で補充した純粋は2リットル 相当な量です。
使い切りのボトルを多数買っておくか今までのように箱入り20リットルにするか悩むところ。
箱入りは中に空気中の汚れが入り込むので気になる 安いんだが。
エンジン始動用のバッテリも内部抵抗を測定し5.5mΩ さすがに瞬間ダッシュ用バッテリーだ。(再生品)
上の写真は組み込んである15V最大30A電源、先日付けた100V入力へ電源繋ぐと充電されます。
速く充電して欲しいので14.7Vと高めの電圧なのが液減りの原因なのでしょうけどね。
走行充電に昇圧かけたりもう一つの15V46A充電器も多用したからなおさら。
毎日が均等充電みたいなものです。
エンジンルームを開けたついでにエンジンオイルの点検。
稜は昨年度走り回ったので量だけ1リットル追加したがその状態でオイルをかき回しての色を見ると
広がった全体が黒く、予想以上に汚れが蓄積している模様。
先日スモークトリートメントを入れた関係で今抜きたくないんですよね。
あと2000キロくらい走って白煙出てきたら抜き変えてトリートメント入れるかな。
この汚れで走行キロ数7000キロ、ただしオイル下がりで多量のカーボンがある模様。
Posted at 2019/01/01 10:19:58 | |
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