
スターターモータ周辺は腕とレンチは入っても中で回せない。
柄が長くないと力がかけられない。
普通のレンチではどうにも動かないので、先日の冷凍して緩めるオイルスプレーを一本使い切りやっとの思いで3時間かけてボルト2本取り外し。

外した工具は結局電動インパクトと、新規購入した9ミリ12ミリ変換駒とエクステンション30センチもの。
外すのはボルト二本だけ。
冷凍スプレーオイルをかけてしばらく放置 電動インパクトで30秒叩く これを7回繰り返してやっと抜けた。
固着している雌ねじがモーターアルミフレーム側なので全く見えない裏側になりかつ電食でねじ部も白い粉噴き。
見えない場所に冷凍オイルをかけたいのだがどうにも悪戦苦闘。
ホントにメンテは考えてない設計だ。
四駆だからドライブシャフトはあるしMTギア用ワイヤは送電線のように張ってあるし。
モーターのB端子とC端子のケーブルは手が届かないのでバッテリ側で外してモーターと一緒に真下に下ろす。
若干の配管があるので痛めないように寄せて。
今日は月極駐車場だけどウマかけたまま放置。
念のためジャッキもそのまま。
外したモーターを見るとブラシ4個のうち下側2個のプラスはもう飛び出しがなくなっていて接点としての能力がなかった。
デロデロ ハウジング。
端子ボルト ナットを回すとメッキの銅色が出てくる。
型名 M1T70483 4G64の三菱車に多くに使われているようです。
カーボンブラシ2個ともにプラス側 限度を示すダイヤマークは超えている。
摺動接点に届いてないから電流を供給できないわけです。
マイナス側はあと1ミリ程度で限度。
リビルトが入手できない状態以外ではブラシだけ変える人はいないでしょう。

リレーも電源加えてみたら引いたり引かなかったりしているのでこいつもゴミ。

変速ギア センター軸の回りをくるくる回る。
回転子ぬいたあとの固定界磁マグネット カーボン粉がすごい。
よく摺動接点を覆わなかったな。
回転子(電機子)鉄心にバランス調整のための削った跡が見える。
清掃後。
その他ベアリング?もダメなようでガリガリ軸が言っているし回転子の接点も段付きになってる。
走行キロ数は17万だけどスタータの始動回数多かったのかな。
エンジンオイルの漏れが入ってきたのか汚れとオイルで漆喰壁みたいになってた。
新品は明後日あたり到着予定。
P24W用(ガソリン系みんな同じらしいが)と書いてあったが大丈夫だろうな?
作業は8割終了したようなものです。
整備業者が嫌がるのも判るわ。
2度とやりたくない作業。
Posted at 2020/04/22 13:51:32 | |
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