4/1(木)
急に仕事が1日空いたので、日曜に続いて 房総の桜を見に行ってきました。
ただし クルマで ではありません・・・。
前回
小湊鉄道 の駅へ行きましたが、今回は 房総のもう1つの ローカル私鉄である
いすみ鉄道 に乗りに。
クルマですと 綺麗な桜をみつけても 「停車や駐車する場所がみつからず 撮影できない」 という場面が多かった事と、一応「
鉄道ファン」でもありますので・・・。
10時過ぎの JR総武快速線(外房線直通 上総一ノ宮 行き)で 地元の駅を出発。
E217系でした。昨年から
E235系1000番台 への置き換えが始まったので、この車輌に乗れるのも あと少しですね。
(鉄道ファンの方しか 興味無いと思いますが・・・)
ゆったり行きたかったので 奮発して
グリーン車で!
蘇我駅 で 同じく
外房線 ですが、京葉線から来て 先行する
特急わかしお5号 安房鴨川 行き に乗り換えました。(
いすみ鉄道 は 1時間に1本弱しか走っておらず、特急を利用すると 1本早い列車に乗れるので・・・)
この
わかしお5号 は
E257系500番台 5両x2の 10両編成 ですが、
上総一ノ宮駅(母宅の最寄り駅です)で 後方の5両を切り離します。
4分間の停車中に切り離し作業が行われます。
蘇我で ここ止まりの 後方の車輌に乗ってしまったので、ホームを歩いて前方の車輌へ移動しました。
尚、ここで 朝 電話で 「一緒に行こうよ」と誘っていた母と 落ち合いました。
大原駅 で
わかしお号 を降車し、
いすみ鉄道 に乗り換え。
やってきたのは
1両編成のディーゼルカー。
ワンマン運転 且つ、
途中駅の殆どが無人駅 ですので、乗降はバスの様に 1つのドアのみを使い、
運賃箱 で運賃を支払います。(・・・乗降には けっこう時間がかかります)
大原駅 は
始発駅 ですので 必要はありませんが、途中の無人駅から乗車する際は
整理券 を取る必要があります。
整理券番号による
運賃早見表 の掲示もあります。
お花見シーズンの為か、平日にも関わらず 座席全てが埋まってしまう程の乗客数でした。
元々、私は 座らずに「
かぶりつき(?)」をするつもりでしたので 影響はありませんでしたが。
ああ、77歳になる母も「綺麗な景色を見たいので」と 一緒に車輌前面に立っていました。
大原駅 から
大多喜駅 までの
約30分 走行中に撮影した中からの抜粋写真です(これでも抜粋です 笑)。
大多喜駅構内には
車輌基地 も併設されているので、複数の車輌を見ることができました。
ここで降車しました。
いすみ鉄道 は
全線単線 ですので、ここで
上下線の交換 も行います。(朝夕は 他の駅でも行われる様ですが、日中はここだけだそうです)
左が我々が乗って来た 下りの
上総中野 行き、右は 上りの
大原 行き です。
駅構内には 歴史的なものが いろいろ展示(?)されていました。
駅舎です。
付近の情報を入手するために 駅の目の前にある
観光協会 へ。
ここにも いろいろ展示物が・・・
情報収集を終え、
大多喜城 へ向かいました。
大手門 をくぐり・・・(右下に写っているのは母です)
踏切から・・・(上総中野方面へ歩いたので、先程の乗車中には見る事が出来なかった景色です)
駅を出て10分たらずで
大多喜城 が見えてきました。
県立大多喜高校の裏 の 少し急な坂を上がると
城内です。
少しピークは過ぎていましたが・・・
駅とは反対側の
県民の森 の方へ向かう坂を 下りて行くと
道路沿いも 結構いい感じでした。(クルマで来ると、こういう写真が撮れないんですよね~)
赤い鉄橋は
いすみ鉄道 のものです。 列車が来てくれると 絵になりますよね。
この後 城下町だった 街の中心部へ向かいました。
サイン類も デザインが統一されていて 雰囲気が出ていました。
いい感じの建物も多かったですよ。
井戸!
お昼ごはんは こちらで
(食べ終わった後に撮影したので、営業終了 になっていますが・・・)
母は
そば三昧
私は
上天ざる大盛り!
美味しく戴きました。
食後も少し街中を散策した後、
大多喜駅 に戻り、帰路へ。(下り列車で到着後
大多喜 には 約2時間の滞在でした)
列車を待っている間の母です。
上りのホームから 基地に停まっている車輌を見ると
なんと、懐かしい
国鉄色復刻塗装の(国鉄時代に製造された)キハ の姿が!
現在は
土日のみに走る急行列車やイベント列車 に使用されているそうです。
今回も 上下線の交換・・・ 下り列車です
我々の乗る 上り列車はこちらです。
お花見やハイキング帰りの人が思ったよりも多く、来る時よりも混雑していましたので、帰路は撮影は出来ませんでした。
大原駅 で JRに乗り換え
実は、今回 鉄道で来たのには もう1つ目的があります。
3/13のダイヤ改正 で 外房線・内房線 の
運行形態・使用車輛が大きく変わりました。(記事へのリンクを貼りました)
・鉄道利用者数の減少に対応する為、原則(朝夕ラッシュ時の一部を除いて)、
千葉駅発着の普通列車(従来は4両~10両編成)は、内房線は
木更津・君津まで、外房線は
上総一ノ宮までの運行とし、それ以南は
新型の2両編成ワンマン運転対応車輌を導入 し、ワンマンでの運行とする。
・従来、
安房鴨川駅 で外房線・内房線に分かれていた運行体系を、
木更津~上総一ノ宮 間を直通 する「
房総半島を南回りするロングラン列車」に変更する。
これらを 自分の目で確かめてみたかったので。
大原駅に到着した
木更津 発 上総一ノ宮 行き の 新型車輌
E131系 です。 これに乗ってみたかったのです。
ドアは
半自動扉(・・・乗降する人は 自分でドア脇のボタンを押してドアを開ける必要があります。発車時、閉まる際は 乗務員の(ワンマン運転なので運転手の)操作により閉まります・・・)です。これも この地区には 3/13のダイヤ改正で
新たに導入されたシステム ですので、乗客が慣れるまで 当分の間は 車内に 車掌ではなく サービス係員(若い女性スタッフでした)が乗務し、各駅でドアの開閉をチェックしている様でした。
このワンマン新型2両編成電車の終点 上総一ノ宮駅 に到着。
反対側のホームには、上総一ノ宮 始発の
E233系5000番台 の 10両編成 の
蘇我から
京葉線に直通する 快速 東京 行き がおり、2分ほどの待ち合わせで 乗り継ぎが可能です。
逆に、この
E233系5000番台 で 東京や千葉方面から来た乗客は、我々が今 乗って来た 2両編成の
E131系 が 折り返す
木更津 行き に乗り換えていました。
同一ホームでの乗り換えは便利ですが、10両編成 ⇒ 2両編成 って、落差が激しくて キツイですね。(15両編成 ⇒ 2両編成 の場合もあります!)
私は この
東京 行き には乗りませんでした。
蘇我で再度乗り換えが必要になる事と、この後 1時間以上かかる帰路を ロングシートのみの通勤車両に乗って行くのは避けたかったので。
ここで 母ともお別れでしたので、一度改札を出て 見送り(?)をし、次の電車までの40分ほど、駅周辺をウォーキングして潰していました。
ウォーキングを終え、再度 改札へ。
そうそう、鉄道でこの駅へ来るのは久しぶりでしたので、今日 初めて気が付きましたが、東京五輪のサーフィン会場に決まった影響で、駅舎もモダンに改修され 綺麗になっていました。
改札口です。電光掲示板には(たまたまですが)全て使用車輌の異なる列車が掲示されていました。
総武快速線 東京 経由 横須賀線 久里浜 行き(これから私が乗る電車です)は
E217系 15両編成
特急わかしお 京葉線経由 東京 行き(往路に私が乗って来たものと同じ)は
E257系500番台 5両編成x2・・・上総一ノ宮 で 5両増結します。
各駅停車 大原 行き(朝夕ラッシュ時は 日中と異なり 上総一ノ宮 止まりでは無く その先まで行くものもあります)
209系1000番台 8両編成(改札の奥に見えている車輛です)
各駅停車
ワンマン 木更津 行き(
ダイヤ改正で誕生)新型
E131系 2両編成
久里浜 行き
E217系 の グリーン車 に乗り、17時半過ぎに 地元の駅に到着しました。
以上、桜のピークは少し過ぎてしまっていましたが、親孝行を兼ねた(?)
鉄道での プチ旅行記 でした。
クルマの話題では無く すみません。 しかも、ちょっとマニアック過ぎてしまいました。
でも、たまには 鉄道も良いですよ。 特に、
寝ながら(体を休めながら)帰れるのは クルマでは出来ない喜びです!
鉄道が廃れないためにも、皆さんも たまには乗りましょう‼️
そうそう、鉄道も やはりディーゼルより 電気の方がいいですね〜‼️ レトロっぽさ は好きですが、音と振動と臭い、それに発進加速の鈍さが…(失礼!)