
今年最後の桜ネタ!?
ですが、
儚い運命(さだめ)であるが故に愛おしい自然の桜ではなく、
年中、満開の桜を堪能できる制作物の報告となります。(笑)
さて、タイトルにも入れましたが、
桜はどちらになるのでしょうかね?
桜自体が映えるのか?
それとも、
対象を映えさせるためのサブアイテムになるのか?
もちろん、下戸夫婦はお花見(宴会?)を目的に出掛けることはほぼ無く、
純粋に桜を愛でに出掛けています。
が、
チャンスがあれば・・・・・
愛車(C&C)を映えさせる場所があればと考えている自分がいます。(笑)
まぁ、現愛車に限らず「映える」という言葉がメジャーになるずっと以前の愛車から同じですが・・・・・
ちなみに、「映える」は2017年頃から新語・流行語として普及・認知されるようになったとありました。
こんなに、最近とは思わなかった!?
昔は何と言っていたのだろう?
一方、妻は興味のない車はもちろん(笑)、自分が桜と一緒に収まることも一切考えていなくて、
現地に行って、自分の眼で見て、その場で感じることを大切に記憶に刻んでいるようです。
まぁ、今の季節は桜ですが、新緑、紅葉など季節ごとに対象はありますから、桜は単にダシで、出掛けること自体が目的であり楽しみでもあるようです。
また、自身ではカメラを持たず、スマホで撮影するのも一日に10枚あるかどうか、撮影した画像を誰か(友達)に見せることもほぼありませんから、「映える」なんて意識は今も昔も無いようです!?
さて、現実世界同様、仮想世界(ジオラマ)でも、映えさせたい候補の一位は現愛車であるC&Cになるのですが、
残念ながら、
C&C のミニカーは市販品が無く、有るのは
1/24サイズのプラモ改造ハンドメイド作 のみ!?
流石にこのサイズのミニカーに対応する桜を作るのは厄介だ!?(笑)
ということで、車のジオラマを作ろうとすると旧愛車で作るしかないわけだが、今更感が強く、作成意欲が湧かない!?
そうなると、通常作っている1/150サイズが無難であり、必然的に対象はNゲージ(鉄道)車両になります。
確かに、桜と鉄道車両も様になります!?
友人に連れられて行ったり、妻と出掛けたりで、こんな 車両 + 桜 の撮影が出来ていますし、記憶にも刻んでいます。
良い見本がある訳ですから、こちらの再現を目指せば良いですかね?
ゼロから構図を考えるより楽そうだし・・・・・
しかし、どうしましょうかね?
定番ケースを使用したレイアウトスペースは広くないし、レールを敷くレイアウトパターンも年老いて硬くなった上に、勤労や社会との関連を拒み怠惰に暮らして刺激を受けていないぷー太郎爺のスカスカ頭では斬新な発想が生まれる筈もなく、マンネリ化した有り触れた構図が入れ替わり浮かんでくるだけで・・・・・
桜との絡みも菜の花の黄色と絡めることや、桜のトンネルを組み込むことは記憶と経験を元に直ぐ浮かぶのですが、そこから先の具体的なレイアウトとなると・・・・・
横長ケースを生かすために線路を横に配置すると、桜のトンネルを表現するのは難しいし・・・・・
かと言って、桜のトンネルを諦め、手前菜の花、線路を挟んで、奥に桜を横に並べる構図だと先の製作物と変わりばえ無く、全く面白みは感じられないし・・・・・
悩むこと数年?
やっと今年、動き出しました。
こう書くと期待値が上がってしまうことが心配ですが、大したことが無いことを宣言し事前にバーを下げておく必要がありそうです。
結局、当初浮かんだ構図の一つですから・・・・・
逆に言うと、この数年間の苦悩と先送りは何だったのかという後悔の結晶ですから!?(笑)
ボケた画像しかないので本当は出したくないのですが、流れ的に仕方が無いですかね?
さて、メインかサブか? 未だ分かりませんが、桜を用意しなければなりません。
今まで使用してきたのは付属していたモノや購入したモノでしたが残り少なくなってきましたから、別途用意しなければなりません。
メイン・サブは別として、大量に使用するつもりでしたから!?
しかし、購入するとなると、結構高いんですよね!?
数も多く必要だし・・・・・
ケチって、自分で作ることにしました。
趣味も節約 いや、倹約が必要だ!?(笑)
作り方は知識として持っていましたが、初めてのチャレンジです。
幹や枝は電源コードを剥いて銅線を利用するのですが、手持ちに良いのが無かったのでテレビアンテナ用ケーブルを使用しています。
銅線をひねりながら枝を作り組み合わせて枝ぶりらしく見せた後、茶色で塗装しています。
元々色はついていますから着色というより、束ねられた細い銅線の隙間(線の筋?)を埋め木の幹らしく見せるための作業でしょうか?
後は、ピンク色のスポンジ(無ければピンク色に塗装)を細かく切ったものを花びらに見立て、枝に張り付けていくというのがお手本でした。
実際、自分はスポンジではなく、造花の様な薄い羽根のような物を細かく切って代用としました。
スポンジだと縦横高さの三方を細かく切らないといけないがこれが結構面倒臭くてついつい大きくなってしまう、元から薄い羽根様だと一方向が減るだけだが非常に簡単に作業が進む。
横着者の手抜き発想とでも言うのでしょうか!?(笑)
さて、自作の桜、枝ぶりは良くないし花の付き方は雑だし、初制作とは言え自分でも満足できる出来栄えではありません。
しかし、一つ一つはそれなりでも、風景として構成させてしまえば、それなりに見えて粗も薄まってしまうことは過去経験で学んでいます。(笑)
まぁ、趣味の世界だから許されるものなのですが・・・・・
作り直すこともなく、使用することにしました。
しかも、少しでも薄めようと頑張って14個も作っちゃったので、全部使うことにしました。
ということで、悩むことなく、
桜と菜の花のコラボレーション、桜のトンネル 両方を取り込むことにしました。
加えて、桜の花びら様はまだ沢山残っているので、川の面に散った花びらが連なって流れていく様を示す
花筏(はないかだ)、水田に水を貼ってくれる地主さん感謝の
水鏡の再現を妄想しましたが、
如何せんスペースが足りなくて、断念しました。
代わりに、
線路幅と変わらない細い
渓流
たくさんの小さな棚田が並んだ千枚田は、やはりスペース的に無理なので
三枚田
を、組み込むことにしました。
もっとも、これらはスポット映えの追加というよりも、本ジオラマにマッチした手持ちのフィギャア在庫が 釣り人 撮る人々 農家の人々 だけだったための制作上の都合優先ですかね?
釣り人こそ一人で我慢しましたが、桜同様大盤振る舞いで、狭い三枚田に農作業者を3人、渓流脇も合わせカメラマンは5人も配置してしまいました。
持っていても、海水浴客、鉄道員、働く人々、祭り客、歩く人々、歓楽街の客、学生などは不釣り合いで、それに合う風景は思いつかなかったので・・・・・(笑)
アップ画像も載せましたが、きっと粗が目立っているでしょうね・・・・・
雰囲気を味わう全体が写る引きの画像をお楽しみ下さい。
まぁ、老眼の自分はアップ画像でも良い具合にでフィルターが掛かった様に見えて・・・・・(笑)