
お伝えしてきた上州温泉旅も最終となりました。
星に一番近い温泉 & 恋の病以外は全て効く温泉 巡り
としてきましたが、
万座温泉 : 星に一番近い温泉
草津温泉 : 恋の病以外は全て効く温泉
でした。
トップ画像、本文とは無関係の草津温泉宿で売っていたTシャツです。
二日目(中日)に温泉地間の移動と観光が組み込まれている旅行会社のパックツアーでしたが、
感覚的には指定されたチケットを使っての現地(ホテル)集合&現地解散の個人旅となっており、
温泉地の宿も各地で基本とランクアップのホテルから選べる方式の旅となっていました。
万座温泉はランクアップホテルである万座プリンスホテル、草津温泉は標準の草津温泉ホテルリゾート泊とする選択で申し込みました。
万座プリンスホテルは「標高1,800M、雲上の露天風呂」で名の知れた露天風呂があり、加えて姉妹館である万座高原ホテルの4種の源泉、8つの湯船からなる名物「石庭露天風呂」に浸かれることから温泉優先で決定したのですが、恩恵は自分が100%、妻は60%ぐらいのようでした・・・・
草津温泉ホテルリゾートは、朝夕2食がバイキングでは無いということが決め手となり、湯畑など中心部により近くて徒歩での行き来が楽とことを後付けしました。
(どちらの宿も中心部までの定期送迎バスが運用されていましたから・・・・・)
どちらかと言えば、ランクアップホテルは湯畑などへ出向かず、ホテル内施設でリゾートを楽しむようなタイプで我が夫婦には合わない様な・・・・・
割と早めの予約が功を奏して希望通りの宿に宿泊出来ましたが、結構人気があった選択だったようで自分達の日程以外の日も早々と選択出来ない状況となっていました・・・・・
さて、最近テレビから流れる プリンスホテルのCM をよく見ます。
100周年を記念した放映のようですが・・・・・
自分はキャッチコピーの「絶景はプリンスにある。」よりも、流れるコメントの「日本のホテルの先駆け」という方が認識に一致します。
近年の外資系超高級ホテルは別格としても、手の出せない高級ホテルや老舗旅館が自分の貧乏学生時代や社会人なり立ての頃にも存在していました。
当然、そんな高級ホテルには全く縁が無かったのですが・・・・・
そんな自分でも、頑張れば何とか手が出せた憧れがプリンスホテル系でした。
全国各地に展開していたプリンス系でしたが、景勝地にあるリゾートホテルや都内などのシティホテルに憧れたわけではありませんでした。
当時はスキーブーム、自分も友人たちと日帰りだけでなく泊まり込みでも楽しみましたが、
スキー場併設やホテルからゲレンデに直結などの大規模なスキーリゾート地として開発された信越地方の苗場プリンスや軽井沢プリンスなどが近くにあり、そこの宿泊客はロッジやペンションに泊まっている自分達よりも上級と卑下していた感情からすり込まれた悲しい憧れでしょうかね!?(笑)
万座プリンスホテルも、そんな専用スキー場併設ホテルでした。
しかし、完全なる季節外れ!?
しかも、スキーから引退して30年ほど、妻に至っては40年?
今更、スキーなんて・・・・・
ということで、目的は3日間限定の
小原庄助さん生活の満喫です!?(笑)
掃除・洗濯・炊事などの家事仕事は一切せず、 (妻だけで、自分は変わりませんが・・・)
食っちゃ寝 (自分は日頃と変わらない様な・・・・・)
そして 朝湯・夕方湯・夜湯、
しかも、はしご露天風呂 三昧です!? (朝湯、露天風呂なんて完全に非日常です!?)
残念ながら、潰す程の身上(しんしょう)が無く3日が限度、移動があるので朝寝も出来ず、下戸夫婦のため朝酒もありませんが、非日常は十二分に味わえました!?
あれっ?
酒を珈琲に替えればぷー太郎生活って、ほぼ小原庄助生活?
さて、万座温泉標準ホテルである日進館の露天風呂&天井の高い昔情緒を感じる内湯も捨てがたかったのですが、「標高1,800M、雲上の露天風呂」だけでなく万座高原ホテルの「石庭露天風呂」に入れる万座プリンスホテルを憧れの名残から選択しました。
憧れた時代から半世紀ほどが経ち自分の身体にはガタが来ている現在、
1960年(昭和35年)開業のホテルは自分の年齢に近い時間が過ぎていて古めかしくなっているのは当然と目を瞑った部分もありますが、
手入れは良くされているし人的対応も問題なく、温泉を十二分に楽しませて貰いました。
ちなみに、宿泊は開業から20年後に増設されたちょっと若い東館でした。
とは言え、その温泉を紹介するのはタイトル通り難しい!?
撮影禁止を訴えているのを無視して、
いい歳のおっさんが、いや、いい歳は遠の昔に過ぎている爺さんが撮影して回るのは・・・・・
しかも、どちらも混浴だから、
非難されるだけでは済まず、
逮捕されるかもしれないし・・・・・(笑)
ちなみに、混浴露天風呂、男女ともタオルを肩にかけてスッポンポンで堂々と・・・・・
という訳には行きません!?
かと言って、水着着用でも入れません。
男女とも、デカいバスタオルを巻いては入るか、売店で売っている専用の湯あみ着を着用する必要があります。バスタオルは宿泊者無料、日帰り客はレンタル。
ということで、
慎ましくて、おしとやかな(?) 奥様、
混浴露天風呂への入浴を断固拒否!?
結果、先に書いたように「標高1,800M、雲上の露天風呂」と「石庭露天風呂」に入れるからと選んだ恩恵は、自分は100%ですが、妻は60%ぐらいに低下です。
目の保養やら何やらがあったら加点で自分の得点も120~150%位に跳ね上がったのかも知れませんが、残念ながら純粋な露天風呂の恩恵のみで100%に留まりました!?
女性が居なかったわけではありません!?
あぁぁ、30年前だったら・・・・・
ライザップ通った後だったら・・・・・
(笑)!?
ということで、風呂の撮影画像は有りません。
規制の無い部分の撮影画像やホームページ等の公開画像を借りてお示しすることにします。
最初に入ったのは、宿泊客じゃないので18:00までという時間制限があった姉妹館の万座高原ホテルの4種の源泉、8つの湯船からなる名物「石庭露天風呂」です。
自分は・・・・・
妻は、混浴ではない 百泉の湯 の女風呂です。
内風呂と露天風呂がありますがそれぞれ源泉が異なっており、内風呂が白濁の湯の「姥湯」、露天風呂は万場温泉では珍しい黄色いお湯の「竜泉の湯」になります。
「石庭露天風呂」を諦めた妻ですが、半分楽しめたことになりますかね?
「石庭露天風呂」にはこの源泉に追加して、白濁の湯である「大苦湯」、透明な湯の「嬬取の湯」の4種源泉からなる8湯があり、内7湯が混浴、1湯が女性用となります。
湯の色違いを強調した画像です。
折角なので全て制覇したいところですが、さすがに女性用は無理、別ホテルということもあり翌朝の朝湯も無理、一回限りの機会を堪能すべく7湯を順番にゆったりと堪能しました。
尚、温泉ソムリエのお勧め入浴法は、「姥湯」⇒「竜泉の湯」⇒「大苦湯」⇒「嬬取の湯」の順番で入ることで、温泉成分を身体に取込みやすく入浴後の保温性も良いそうです。
また、一般的に温泉から出た後は体を洗い流さない方が良いとされていますが、万座のお湯は硫黄成分が強いので、身体を洗い流してから上がった方が良いそうです。
自分はどこでも洗い流して出ていますが・・・・・
そして、もう一つ注意書きがあったのですが、滞在中無視した結果・・・・・・
さて、「石庭露天風呂」を主として豊富な源泉(4種)と湯船(12湯)を楽しめるのが万座高原ホテルの醍醐味とすると、万座プリンスホテルは遥かな山なみと満天の星空を望むという開けた眺望を持った標高1800メートルの”天空”露天風呂というロケーションが醍醐味でしょうか?
白濁の湯の「姥湯」が源泉です。
露天風呂は 「こまくさの湯」 で、女湯が2、男女共有が1、男湯が2 と5湯からなっています。
2つの女湯のみ遮断・隔離されていますが、男女共有と男湯は横並びで境はありません。
男女共有湯船からの眺望です。
男女共有湯からの眺望(?)に配慮し、男湯に居たとしても‟ぶらぶら“を見せないようにバスタオルを巻くマナーが求められますし、プルンプルンを見せない逆もまた同じです。(笑)
その制限がなく隔離された女湯に浸かる女性の方が爽快感は高いかも知れませんね!?
眺望はそんなに変わらないようなので・・・・・
そうは言っても白濁の湯!?
湯船に浸かっていれば見えなくなりますから外して、湯船からの出入りのみの配慮で大丈夫です。
その他に、大きなガラス張りの内湯 「ななかまどの湯」 が男女別にあります。
そして、東屋風の屋根が付いた女性専用の露天風呂 「しゃくなげの湯」 が別にあります。
石庭露天風呂を楽しめなかった妻、少しは恩恵が増えたようです。
全ての風呂は24時間入浴可能、満天とは言えずに残念でしたがそれでもチラホラチラホラ瞬く星空を望みながら、そして氷点下ではありましたが熱いお湯のお陰で寒くもなく天空露天風呂からご来光を拝めた朝風呂も堪能できました。
しかし、この頑張りぶりが逆に・・・・・
もう一つの注意書きに配慮をしていれば・・・・・
夕方から翌朝迄のおおよそ半日で、名のついたお風呂に15回(7+4+4)も入ってしまって、
入浴疲れ???
翌日の草津温泉では、
西の河原露天風呂入浴を断念、
湯畑源泉を直接引く姉妹館ホテルの入浴(内湯・露天風呂)も止め、
草津にある6つの源泉の中最大の湧出量と高温を誇る万代鉱源泉を引いている宿泊先の内風呂2湯と露天風呂に就寝前1回だけ入っただけで、
翌朝は小原庄助にもなれずに・・・・・
風呂に入るって、結構疲れるって知っています? (笑)
若い内は気に留めることもありませんでしたが、老体には重くのしかかり・・・・・(悲)
まぁ、年齢のせいだけでは無いようで、
入浴の仕方でも大きく影響が出るようです。
その上で、万座温泉は酸性の強いお湯なので、初めから長湯せず、入ったり出たりを繰り返して、徐々に体を慣らしていく必要があった様です。
まぁ、地獄谷温泉後楽館(地獄谷野猿公苑)で湯あたりして暫く動けなくなった時に比べれば、単なる倦怠感(疲れ)のみでずっと増しだったのですが・・・・・
ということで、今回の温泉纏めですが、
疲れを癒すつもりで、
万座温泉と草津温泉の2温泉地を巡り、
欲張って5源泉18湯(延べ)に浸かってきましたが、
逆に疲れて帰ってきました!?(笑)
しかし、疲れたとはいえ、非日常を味わえたことで気持ちは一新、リフレッシュされました。
さて、もう一つの非日常報告の前に、目の保養報告です。
えっ、目の保養?
って、先走って妄想世界に入り込まないでくださいね!?
けっして、若くて綺麗な女性が混浴露天風呂に入って来た なんて話にはなりませんから・・・・・(笑)
今年の下界は暖かく桜の開花などすべて前倒し、ちょっとした標高の山々で新緑というか木々の淡い芽生え色を目に収めることは逃してしまったが、標高の高い万座温泉(1,800m)や草津温泉(1,200m)辺りならまだ間に合うかもしれないと期待して出掛けていました。
しかし、残念ながら・・・・・
道中、山桜がちょうど見頃だったり、梅が咲いていたり・・・・・
季節感が混乱してしまいます。
万座温泉へ向かう道脇や周辺に多く生息している 白樺( シラカンバ 通称:シラカバ) いや、標高が高いので ダケカンバ になるのでしょうか?
どちらにしても、まだ芽生え前で・・・・・
草津では、西の河原露天風呂入浴を断念した代わりに、
奥の公園散策路を回って、やっとちょっとだけ芽生えをコントラストで感じることが出来ました。
さてさて、妻にとって大変重要な非日常が旅先での食事です!?
自分にとっても旅に出ているので確かに非日常なのですが、大きな違いは・・・・・
日々3食賄っている妻だからこそ、作らなくて済むということは大きな違いで、重要なことのようです!?
しかし、
「人が作ってくれるなら、何でも良い!?」
と言いながらも、
「バイキングは嫌いだ!?」
と・・・・・
取りに行ったり、選んだりするのが、面倒だという!?
「据え膳食わぬは男の恥」
ではなく、
「据え膳楽しむのが旅先妻の醍醐味」
らしい・・・・・(笑)
自分の場合、バイキングは好きでも嫌いでもないが、食べるものが少ないのが寂しくなる!?
野菜は基本的に嫌いだから選択を委ねられると、まず選ぶ(取る)ことは無い。
特に栄養があると言われている色の付いたカラフルな野菜は完全に食べない。
その上、好き嫌いが多いから、野菜以外にも食べられないのも多い。
種類が100品目有ったとすると、実際自分が選べる対象としては20~30品目に減少する。
ホラン千秋 の茶色い弁当が話題だが、自分のバイキングトレイ上もほぼ茶色の一色だ!?(笑)
今回の旅プラン、一泊目万座プリンスホテルの夕食が和食・洋食・バイキングから選べ、二泊目の草津温泉ホテルリゾートの夕・朝食は共に和食系の固定メニュー、バイキングは一泊目の朝食一回のみというものであった。
当然、一泊目の夕食はバイキングを選ぶことなく、奥さんの好みで和食を選択した。
和食・洋食は予約制で数に限りもあったものの、選択による価格差は無かった。
友人達にとっては、この様なモノを取って残して置くこと自体が信じられないようだが、当日夕食の内容を示したお品書きがこちらだ。
そして、こちらが当日ホテルの食事処に出されていたメニューである。
食事なしプランで宿泊する客向けだろうか?
パック旅行は旅行会社の値引き交渉が入るので、一般の食事付き宿泊プランとは食事メニューの異なることが多いが、前菜が4品から2品に減っているだけでその他に違いはない。
価格は下がるだろうが、あくまでも前菜2品目であるのでそんなに差は出ないだろう。
同じく食事処に出されていた、夕食メニューとバイキングメニューである。
洋食の違いは分からないが、バイキングメニューは変わらないだろう。
同価格ならバイキング選択は、お得では無いことが分かりました!?(笑)
一般でお得でない価格の上に、自分の場合は更に2~3割のメニューしか選択対象に成らないのですから・・・・・・
ちなみに、唯一のバイキングだった万座プリンスホテルでの朝食
朝からカレー(たしか、メニュー名だったような・・・)
食べるものが無さ過ぎて、カレーなのに海苔や明太子を入れても空き空きのプレート!?(笑)
もちろん、果物や珈琲は後から追加しましたが・・・・・
バイキングじゃないことをメインに、草津中心部に近いことを合わせて選んだ 草津温泉ホテルリゾート でしたが 食事内容に期待以上の満足感を得ました。
標準ホテルと謳っていましたが、旅行会社がS、A、B、Cランク分けしている中のBランクホテル、ランクアップホテルとの差額は3,000円/人と、万座温泉の2,000円/人より大きかった上でわざわざバイキングにする必要は無しと決めたのですが、
「群馬特産 上州麦豚のしゃぶしゃぶディナー」
「群馬の逸品朝ごはん」
どちらも美味しかったです。
最後は、二日目昼食です。
昼食をとったのは浅間酒造観光センターでした。
お食事処さくら亭(郷土料理)はお休みということで、軽食堂浅まんぷくで同行の皆さんは食事をとったようですが、
我が夫婦、調べてあった3Fに在り馴染み客じゃないとなかなか見つけられないKURATTORIA150さんに直行、
「六合産舞茸と赤城どりのビアンカ セット」
を頂きました。
「ビアンカ」って聞き慣れなかったのですが、イタリア語で「白い」という意味で、ピザ生地にソースを塗らないでトッピングを乗せたりするピザのことを言うそうです。
(トッピング無しや、白い「クリームソース」を塗ったピザを指すこともあるようですが)
美味しかったです!?
このお店、タイミング良く週末に開催された窯焼ピッツァキングを決めるKING of PIZZA2023 IN MAEBASHI の出場店でした。
結果は確認していませんが・・・・・
ということで、上州温泉旅報告は今回で終了です。
Webブログとしては他者が全く興味を持たない旅詳細報告ですが、本人自己満足の数年後の読み直し前提のWeb日記とご了承ください。
そんな寛容な訪問者である皆様にご報告です。
次々週より、北陸旅編が始まります!?(笑)
次週は、嬉し恥ずかしのお祝い特別編です。
さて、何でしょうか???