
ソーラー時計って、電池切れするって知っていますか?
一般の電池式腕時計は、電池に蓄えられた電気エネルギーを使い稼働しますが、当然その蓄えられていた電気エネルギーが無くなれば動きを止めてしまいますから、電池交換が必要となります。
ソーラー腕時計は、太陽光を電気エネルギーに換えて動く時計のことですかから、電池なんていらないだろうと思いますよね?
でも、ケースの中には、ちゃんと電池が納まっています!?
ただ普通のボタン電池ではなく、二次電池と呼ばれるものが・・・・・
充電と放電を繰り返しながら使用できる電池です。
バッテリーって言っても良いですかね?
理解し易くいうと、スマホやノートパソコン、などに入っているバッテリーですかね!?
モバイルバッテリーも同じですね・・・・・
充電することで、何度も繰り返し使えますよね!?
一般的にスマホのバッテリーは家庭用のコンセントから充電しますが、
ソーラー時計はダイヤル面に受けた光を太陽電池ユニットで電気エネルギーに変換して、
二次電池(バッテリー)に蓄え、時計を動かします。
ダイヤル面が小さなソーラーパネルと考えれば、仕組みは分からなくとも電力を蓄えられることは分かりますよね?
そして、スマホを長く使っていると、バッテリーが劣化して使用時間が短くなって、最後は充電できなくなるのと同様、ソーラー時計の二次電池も経年劣化します。
一般的に、二次電池の寿命は7年ほどといわれていますが、普通は10年位は使えますかね!?
さて、ソーラー時計は、こちらの様に沢山ありますが、
安いSEIKOのソーラー時計が怪しい挙動をするようになってきました。
先画像の様に
日向ぼっこ させても従来の様に長く動いていません。
もちろん数日で止まってしまうというようなことではなく、半年近く動いていたのが3か月というようなレベルですが・・・・・
一月に一回でも使う頻度なら騙し騙し使えますが順番に使うと2ヶ月に一度、ぷー太郎になってTPOで使い分けることが少なくなり、決まった予定もなく自由気ままに不意に出掛けるようになると使用時計も偏りが・・・・・
結局、3か月以上一度も使わなかったりして・・・・・
こちらが、そのSEIKO製のソーラー時計たちです。
ちょうど、10年辺りになりますかね?
① SEIKO Diver's Solar Chronograph SSC015P1
2014/7/20 2014/3 V175搭載
② SEIKO SPIRIT SMART CHRONOGRAPH SBPY033
2013/11/24 2011/9 V174搭載
③ SEIKO SOLAR ALARM CHRONOGRAPH SSC081P1
2013/8/28 2013/4 V172搭載
SEIKO時計に刻まれているシリアルナンバーからはその時計の製造年月が読み取れますから、
購入日・製造年月・使用キャリバー付きのリストにしてみました。
几帳面さが伝わるでしょう!?(笑)
ちなみに、上記よりはちょっとお高めでキャリバーが 7B22 という同じSEIKOのBRIGHTブランドのソーラー時計はまだ劣化兆候は出ていません。 (中央のホワイトダイヤル時計)
パワーセーブ機能も付いていることもあり、持続時間は1.5年と高性能。
やはり、耐久性や付属機能、信頼性は価格に影響されますかね?
さて、こちらがキャリバーの取説です。
取説が一緒ということで、基本は同じ仕様のソーラーキャリバーということが分かります。
が、同じ仕様と言っても、あくまでもソーラーシステムの仕様であって、時計の仕様とは異なります。
キャリバー毎の違い というか、特徴 は、こちらになります。
さて、取説には、上記に続いてこんな注意書き、じゃなく、
警告が!?
当然、一般的な電池式時計の取説の様に、交換電池の指定などは一切ありません。
便利な時代になったものですね!?
ネットで探すと、直ぐに情報が見つかります。
まぁ、こんな情報が直ぐに見つかるということは、先程の警告を無視して自分で交換している方が多いということの裏付けになるのでしょうかね?
この付いている端子が重要です!?
どれもTS920Eの電池を使っていますが、端子の形状や位置がキャリバー毎で微妙に異なっていて、専用品になっています。
品番も 3023 34T、3023 34U、3023 24T、3023 24X とか紛らわしいし・・・・・
何事にも都合よく考えるお気楽性格、早速、購入に進みましたが、
普段行っている電池交換で使用しているボタン電池とは価格が違いますね!?
まぁ、使用電池で価格差は結構あるけど・・・・・
さて、2次電池 3023 34T、寂しいことだが、今回は1個だけ買うことにしました!?(哀)
ぷー太郎でなければ3個購入で一気に交換するのだが、やはり節約と効率的な交換が求められる。
自分の自由になるお金を使うのだが・・・・・
今の所、使用頻度の少ない時計も含め、電池の切れた時計は全て電池交換して動かしている。
妻からは、
「ほとんど付けない時計の電池交換して、動かし続ける意味が分からない!?
機械式時計だってメンテナンスで動かしている2日位だけで、大部分は止まってるじゃん!?」
と、指摘もあるし・・・・
ということで、拙い考えを整理すると
時計毎の2次電池の劣化具合(充電容量減少)は、
① SSC015P1 大きな劣化が見られない
② SBPY033 劣化は見られるが、使用上問題無し
③ SSC081P1 劣化 使用に支障あり
そして、使用頻度も、①②③ の順であることを加味して
今回購入する新たな3023 34Tは、使用頻度の高い① SSC015P1に導入することにした。
② SBPY033については、そのままとする。
① SSC015P1から外した一番劣化が少ない電池を、③ SSC081P1 に移植する。
暫くは ② SBPY033 が一番劣化がある状況となるが、当面使用には支障がない。
支障が出たら、 ② SBPY033 に新たな 3023 34T を購入して入れ替える。
時期状況によっては、また ① SSC015P1 に導入、② SBPY033には今回のモノを回しても良いか?
さて、最近の時計、性能が良くなるのにしたがって消費電力も少なくなって、中には10年電池交換が必要無いモノもあります。ソーラー時計並みの長寿命です。
それでも平均で2年毎とすると、10年で4回、20年で9回の電池交換が必要となります。
電子回路などの寿命は結構短く10年と言われていたが、手持ち時計の多くはそれを越えているので、寿命を倍の20年と仮定すると、9回の交換が必要です。
ソーラー時計の方は、10年目で二次電池を交換したらその電池の寿命が尽きるもう10年後、20年目までに1回の電池交換で済むことになります。
確かに、9回が1回になれば、メンテナンスフリーと言って良いかも知れませんね!?
いや、メンテナンスフリーとまで言い切るには、電波時計を加えないと駄目か?
まぁ、自分の様に時計に拘りと愛着を持って安い時計でも20年も使い続けるなんてしなければ、壊れたり電池が切れたら、次の時計に買い替えた方が文字通りメンテナンスフリーかも?
いや、それ以前に、今の時代、時計を一切持たない完全フリーの人の方が多いか???
ということで、後は交換時の画像を並べて終わります。
久しぶりの時計ネタ、押し殺している収集癖をうずうず刺激しますが、自粛を続けることにしましょう!?(笑)
あっ、そういえば、時計購入ネタで未発表モノが見つかった!?
画像も用意してあるし文章も作成済み、なぜ保留されていたかは不明だが、ネタに困ったり作成が面倒に感じた時には使ってみましょうかね?
同じようなルパンネタの作成済み分も多く見つかったのでこちらも・・・・・(笑)