富士山を
走って
登って下って
拝んで
観て
来ました!?
おとぎの国を6時に出発、途中ゆったり休息を取っても8時前には河口湖に到着です。
順調でしたね!?
もちろん、奥さん同乗なので制限速度付近?(笑)の安全運転です。
さて、早朝から攻めますかね?(笑)
有料道路で監視の目は無いだろうし、まだまだ通行車両も少ないだろうから・・・・・
ここまでの走行で体もほぐれて来たし・・・・・
ちょっとの差でしたが、確かにまだ車両は少なかった。
それでも、先行車に度々追いついてしまう!?
助手席の妻から、一言!?
「車間距離100m位空けて、それ以上近づくな!?
急に近づいてくれば、煽られたように感じるから!?」
素直に従い(笑)
スピードを落とし暫し走行、車間が十二分に空いた頃に再びアタック・・・・
を、何度か繰り返し奥庭駐車場に到着です。
先行車がいつも同じで無く変わっていたので、程良く途中の駐車場に入ってくれて先が開けアタック時間が増えたのか、十分楽しめたヒルクライムでした!?
場所はお分かりかと思いますが、河口湖から富士山五合目を繋いでいる 富士スバルライン です。
起点や胎内を通り抜けた時もそこそこのスピードが出ていたので距離に含めても良いのですが、信号や交差点があり気を配る必要がありましたので、それらが一切ない料金所から奥庭駐車場まで、距離にして21㎞、高低差1139mがアタック会場でした。
時間軸を無視して、ダウンヒルに話を進めます。
こちらの方が、重くパワーのない車両なので運転自体は楽ですかね!?
車両が連なると、Dドライブのままは勿論、3速でも追いついてしまうので2速に落として走行していると背後からポルシェが・・・・・
普通より多めの100m車間距離を取り続ける必要があるので(笑)、安全な直線時に抜かさせるとサンキューハザードを点滅させ前車に急接近!?
とは言え、普通の車間距離は十分に取っているように見えるのだが・・・・・
ここで、自分の言い訳も含めてちょっと説明!?
高速道路も含め、先方が空いていると、そこそこのスピードで進めます。
先行車に追いつくと、そこからは適度な車間距離を保ち、カルガモ走行に移行します。
決して、一部の不届き者の様な煽り運転に移行することはありません。
多分、ポルシェの運転手も・・・・・
なので、先程の妻の発言を聞くと、
「そんなつもりは無い!?」
と、ちょっと反論したくなりますが、(笑)
確かに、遠目の後方から見てみると、車間距離を保ちながらも2台が連なっていると、後ろが煽っているように見えないことも無いような・・・・・
これが一般的な感じ方なのでしょうかね?
ちなみに、先程のノロノロ いや、ゆったり走る先行車もAブランドが付く高級外車、同じドイツ車同士のプライド合戦か、A所有者の意地か、抜かせることなく・・・・・
「関わらないように、ちょっと離れない?」
という言葉に従ったので、車間が広がった先の顛末は確認できませんでしたが・・・・・
ちなみに、富士スバルライン、五合目近くの森林限界地帯を迎えるまでは両サイドの背の高いカラマツ、いわゆる森林に覆われている中を進むので、高原走行の様な見晴らしの良いドライブは楽しめません。
代わりに、麓から見た場合の景観を壊すというような野暮も無いようです・・・・・
御中道から見下ろした富士スバルライン!?
確かに埋もれていますね!?
さて、富士山五合目まであと2.5㎞と迫っていますが、C&Cにとってはここが終着点となります。
ここから先は、215馬力に頼らず、自前の一人力だけが頼りです!?
前回と同じルートですが、
既に12年前!?
同じ一人力とは言え、足腰の衰えは明確で・・・・・
二つほど対策はしましたが、そちらはおいおい触れていきます。
ルートは「富士山がある風景100選」にも選ばれていて秋におすすめのスポット「御庭・奥庭」を楽しみ、「御中道」を通って富士山五合目を目指します。
「奥庭」と「御庭」は、4合目(2,045m)と5合目(2,305m)の間にあり、スバルラインを挟んで、下流側(麓側)にあるのが「奥庭」、 上流側(山頂側)が「御庭」となります。
奥庭駐車場が2,227m、「奥庭」の標高が2,150mということは、周遊コースなので80m程下ってまた上ることになります。距離で1,150m、1時間位掛ります。
同様に、「御庭」エリアの一番上部は標高2,400メートルとなりますから、180mほど一気に登る必要があります。
そのまま下って戻ることも出来ますが、今回も「御中道」を通って「富士山五合目(2,305m)」まで進むつもりなので3㎞ほどのトレッキングになります。
標高を書いているので既にお分かりと思いますが、「御庭」よりも「富士山五合目」の方が低いので、「御庭」から「富士山五合目」に進むコースの「御中道」は緩く上ったり下ったりしながらの下り坂となります。
≪ 奥庭 ≫
自然が作り出した庭園。富士山の厳しい気候のために低木化し、強風のために幹が折れ曲がったまま育ったカラマツが多く群生しています。
特に、秋にはこのカラマツが黄金色に紅葉する素晴らしい風景を見ることができます。
あまりの美しさから天狗の遊び場になったとの言い伝えがあり、「天狗の庭」とも呼ばれているそうです。
≪ 御庭 ≫
森林限界地帯です。昔、富士山の修験者たちが修行をした「御中道」が横切っています。
そしてその先には冠雪の富士山頂を望むことができます。
12年前は9月だったので、富士山らしい富士山を望めました。
≪ 御中道 ≫
富士山の5合目辺りをぐるっと一周する道(25㎞程)で、「富士山に3回以上登山したものだけが歩くことを許される道」と、かつては言われていました。
現在は途中が崩れて(大沢崩れ)、「御庭・奥庭」と「富士山五合目」の間しか通れなくなっています。
昨今、外国人旅行者をはじめ多くの旅行者が訪れて大賑わいの「富士山五合目」ですが、
「御中道」に入ると、五合目の喧騒が嘘のようになり、富士山の自然を満喫することができます。
自然の厳しさや森林限界地帯で懸命に生きる植物たちの力強い姿が垣間見えます。
さて、ここで12年間の衰えを補う対策①のご紹介です。
「御庭」に向かう方法は、「奥庭」駐車場から自然のままで距離も長くなるCコースを進む方法と、スバルラインを5分ほど歩き正式な「御庭」入り口から階段など整備されて歩きやすいBコースがあります。
12年前は「奥庭」を周遊した後そのままCコースに突入した結果、80+180mを一気に登ることになり息も絶え絶えだった記憶がまだ鮮明に残っていました。(笑)
そこで、今回は「奥庭」を見終わった後はゆっくり横移動して80m上った疲れを一旦癒し、その後改めて整備されたBルートで180mを登り切りました。
やはり、同じ高さまで上がることは変わらないので確かに息は切れますが、足元が整備されているメリットは大きいのか、Cルートの苦痛記憶よりもずっと楽に登れて・・・・・
それとも、12年前の苦痛が記憶を改竄して、実際以上の苦しみとして記憶に残していたのでしょうか?
何はともあれ、Bルートでさえ登りきれるかと一抹の不安を持って臨んだチャレンジ、無事完歩出来たので一安心ですかね!?
富士山五合目からは来た道を戻らず、前回と同様のスバルラインを戻りました。
画像を少し残します。
先ず、四合目手前の大沢駐車場です。
雲もなくスッキリ晴れ上がって、山々も綺麗に見えています。
こちらは「奥庭」から本来見える筈の眺望ですが、
実際は・・・・・
大沢駐車場から40分ほどしか経っていないのに偉い代わり様です!?
こちらの雲の一部、御中道を進む過程でも影響を及ぼしてきます。
時間は9時22分ですが、霜柱が残っています。
駐車場から「奥庭」に向かう道、まだ樹木に覆われています。
「奥庭」からの富士山撮影
同じ様な写真ばかりなので、露出を弄って撮影してみました。
こちらが、富士スバルラインを横移動して進んだ先の「御庭」入り口です。
御庭に到着して、下を見ると一部雲が外れて下界が見えるようになりました。
心配していた「御庭」までを登り切って一休みです。
時間はまだ10時前です。富士山五合目には見込通りの11時頃に着けそうです。
それにしても、雲が迫ってきました!?
もう直ぐ追いつかれて、雲の中に・・・・・
富士山頂の姿を借りて実況中継します。
10:09 → 10:10 → 10:11 → → → 10:15 の変化です。(撮影日時データより)
回復には時間が掛かりましたが、覆い尽くすのには2分も掛からず・・・・・
まさに、女心と秋の空 いや、男心と富士の空 ということにしておきましょう!?(笑)
森林限界地帯 を越えたエリアの足場は、こんな感じで土ではなく軽石?
溶岩が流れた後の名残のようです。
富士山五合目に近づいて少し下ると、森林限界地帯に戻りますので見慣れた山道に戻ります。
「御中道」の終着点です。
さて、我が夫婦にとって富士山五合目はオマケなので簡単に・・・・・
空いていたら購入しようと思っていた富士山めろんぱん、長蛇の列で諦めました。
五合目手前のスバルライン横に用意されたバス専用駐車場、これでも半分以下の台数です。
多分、五合目に居た方は7割くらいが外国の方だと思われました。いや、8割方かも?
富士スバルライン、有料道路ですが自動車専用道路ではありませんので脇を下って奥庭駐車場へ
下り&整備された道ということで、30分ほどしか掛からず疲れが蓄積されることも無く、富士山御中道トレッキングが終了しました。
怪我もなく終われて何よりでした。
さて、低速アウディと100m以上の距離を保ちつつ連なって走ったり、ポルシェに道を譲ったりの富士スバルラインダウンヒル、実はオープンでの至福の21㎞走行でした!?(笑)
料金所でルーフを閉じ、ただの年代物ISに戻って向かった先が、
北口本宮冨士浅間神社 でした。
山梨県富士吉田市にある北口本宮冨士浅間神社は、世界文化遺産の構成資産のひとつです。
交通の便の良いところに鎮座する歴史ある神社で、周辺は江戸時代には富士登山の玄関口(北口=吉田口)として一大ブームを起こし、現在も周辺の有名観光地を含め、参拝客で賑わいます。
樹齢800年を超える大木を擁する参道は厳かで、夏涼しく、冬の空気もひんやりと、歩く価値あります。
先に進むと、「冨士山大鳥居」がお出迎えしてくれます。この鳥居は木造としては日本最大級です。
富士山麓にある縁結びの最強パワースポットとも言われているようです。
詳細が気になる方は各自でご確認ください。
ここでは一つだけ・・・・・
もう一度、名称を示しますね!? 大きく・・・・・
北口本宮冨士浅間神社
気が付きましたよね?
「富士」ではなく、「冨士」の訳は、
「富士山」の「富」の1字を山そのものに見立てていて、
「富士山は禁足地で尊い山であるため御山の上に人は立てない」
「神は尊い存在のため見えない」
「山頂を神域とし、ワ冠から下を8合目以下と見立てて、点がある場所は神の土地」
などの諸説があるようです。
さて、近場から見た富士山、走行して、歩いて、触れて、良かったのですが、ちょっと違和感もあるんですよね!?
見慣れた富士山、記憶された富士山の形と異なって・・・・・
いやいや、冗談です!?
寂しいですが、現在我が家から観える富士山はこちらになってしまいましたが・・・・・
( 2023.10.23 撮影 )
裾野が広がって雄大、優雅に見える富士山!?
富士山は遠くから眺めた方が良いのですかね?(笑)
そこで、2021年7月にオープンした新道峠近くで水ヶ沢林道で向かう
展望テラス FUJIYAMAツインテラス を訪れようとしたのですが、
水ヶ沢林道は現在一般車の通行が不可、代わりにシャトルバスが運用されているのですが、なんと火曜日が運休日!?
徒歩で行けないことも無いのですが、ずっと上りで3km、高低差は200mも、時間にして1時間弱掛かるようです。
更に、ずっと下りとは言え同じ3kmを戻らないと・・・・・
折角、「御庭」に向かう道を変えて温存した体力は、チャラどころか、間違いなく大きなマイナスに・・・・・
残念ながら見送りとし、代わりに向かった先が
大石公園 でした。
FUJIYAMAツインテラス との位置関係はこちらで、
高低差はあるものの・・・・・
到着時は雲が掛かっていましたが、暫くするとすっきり取れて・・・・・
色々な+αのアイテムと一緒に!?
さて、3時です!?
明るい内に出発しましょうかね?
と、進んだのは、中央道河口湖インターではなく、富士吉田市を起点に山梨県の富士北麓地域と甲府都市圏に至る国道137号(甲府富士北麓連絡道路)、通称「御坂みち」でした。
ここで、12年間の衰えを補う対策②のご紹介です。
日帰りドライブ旅は止めて、一泊二日のドライブ旅に変更です。
馴染みと所縁のある信州と自宅との行き来で何十回と横を通ることはあっても泊まることの無かった石和温泉で、ちょっぴりゆったり体を癒し、もう一日甲斐の国を楽しむ計画に致しました。
とは言え、増えた一日の予定は好物を食べに行くだけで、開店前の時間合わせで周辺をちょっと巡るだけ、往路・復路を二日に分けて疲れを軽減させただけなんですが・・・・・