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豆柴もものブログ一覧

2025年01月05日 イイね!

昔ながらのお伊勢参り

昔ながらのお伊勢参り伊勢市観光協会のホームページを参考にすると、

江戸時代、一世を風靡した「お伊勢参り」




巡り方は、
二見浦で禊をして身を清め
外宮から内宮の順で参拝し
最後に朝熊岳に登る
というのが習わしだったようだ。




江戸時代となれば交通手段は徒歩一択、
更に折角旅に出たのならば京都や奈良などの観光地巡りもしようということで、
長い人は3か月ほどの旅だったといいます。


自由気ままなプー太郎、もちろん時間は余るほどありますが、時間を掛ければ連動して宿泊費が増えるわけで・・・・・

文明の利器を都合良く使わせて貰い、二泊三日での伊勢神宮参拝の旅に出掛けてきました。




と始まりたいのですが、早速訂正です。

神社仏閣を巡る場合は通常「参拝」という言葉を使いますが、
伊勢神宮の場合は「参宮(さんぐう)」という言葉になるようです。
言葉の意味、内容は変わりませんが・・・・・


こちらの(豆)知識は、内宮参宮時に案内して貰った「お伊勢さん案内人」さんから得た情報です。
いくつかありますから、都度紹介していきましょうかね?

ちなみに、「お伊勢さん案内人」とは、検定「お伊勢さん」上級編に合格した後、研修を経て認定された方々ということです。




改めまして、伊勢神宮 参宮 旅日記 を開始いたします。

昔ながらということで、一般的な外宮・内宮を巡る以外に、二見浦と朝熊岳を前後に追加したというのが本参宮旅の肝になるでしょうかね?
ちなみに、朝熊は「あさま」と読みます。


流石に、昔ながらの習わし で とはいえ、
12月の寒空の下で海に入って身を清めたり、
標高555mの朝熊山を徒歩で登るのは老人にはちょっと・・・・・(笑)

二見浦海岸で汐水を浴びて禊をする代わりに、二見興玉神社に参拝することで禊とする。(浜参宮)

朝熊岳を登る代わりに、朝熊岳金剛證寺へ参宮を行うというものです。(岳参宮?)


朝熊岳金剛證寺は、伊勢神宮の鬼門を守ると言われるお寺で、本堂は国指定有形文化財、
御本尊は日本三大虚空蔵菩薩の一つです。

もっとも、朝熊岳金剛證寺でさえ標高が391.6mもありますからほぼ登頂(笑)、
参拝後「朝熊山頂展望台」へも行っていますから、代替とはいえ十分ご利益を得られるでしょう!?

まぁ、昔は天下の険と言われるほどの難所であった箱根の山や、越すに越されぬはずの大井川でさえ、あっという間に通り越して来たのと同様、浜や山頂へは人力ではなく文明の利器を使ったので、本人達は全く苦労はせず座っていただけですが・・・・・(笑)



さて、行程は先にお伝えした通り二泊三日!?

参宮も三日間に分けて巡りましたが、
徒歩ではないので時間は十分残っているし、宿は伊勢に連泊、
短めの伊勢志摩観光編もありますのでご期待ください!?

誰も待っていないか・・・・・
短め も誰も信じないか・・・・・(笑)



行程詳細は、

初日に、二見興玉神社に参拝することで禊とする浜参宮


二日目、先ずは猿田彦神社(みちひらきの神様)参拝

そして、

伊勢神宮外宮(豊受大神宮) 参宮
ご祭神は食と産業の神様・豊受大御神(とようけのおおみかみ)


三日目、伊勢神宮内宮(皇大神宮) 参宮
ご祭神は国民の総氏神とされる天照大御神(あまてらすおおみかみ)

そして、

伊勢神宮の鬼門を守るお寺 朝熊岳・金剛證寺(伊勢神宮の奥の院) 参宮


で、締め括る お伊勢参り でした。






後は、行程に従い画像を並べていきます。


まずは、伊勢の海へ

東京から伊勢へ向かうと、文明の力を使っても結構時間が掛かり、到着は夕方でした。
特に12月ともなれば日の入りが早く、ギリギリの訪問ですかね?
社務所等が開いている時間という意味で、参拝自体はいつでも出来そうでしたが・・・・・


二見にある二見興玉神社
ご祭神は、猿田彦大神(さるたひこのおおかみ)です。






夫婦岩
しめ縄で結ばれた大小2つの岩からなる夫婦岩



定番の画像でしょうか?













初日の訪問はここだけです。
食事を済ませ、宿の温泉に浸かり明日からに備えます。

しかし、この旅も美食の旅を期待していたのですが、伊勢海老はそれなりに美味しくいただきましたが松阪牛の方はちょっと期待外れでしたね?

 




さて、二日目、当日のメインは外宮参宮ですが、その前に近くの 猿田彦(さるたひこ)神社 の参拝
全国約2,000社の猿田彦大神を祀る神社の総本社になります。

「猿田彦神社」は物事を良い方へと導く みちひらきの神様 として知られています。
同じ境内に、芸能の神様である「佐瑠女(さるめ)神社」もあります。
最強のパワースポットといわれ全国から参拝者が絶えないそうです。



 

  






さて、こちらが外宮 豊受大神宮の地図です。





まずはトレビア情報です。

神社の鳥居をくぐったり、参道を歩く時、中央は神様の通り道であるので、避けて端を通りましょうという常識というか言い伝えは広まっていて、端を歩く人が多いと思います。
では、皆さんはどちら側の端を歩きますか?

迷いますよね?
自分は左側だと思っていても右側を歩く人が多かったりすると、人の流れに身を任せるべきか?
それとも信念を曲げず、態々対向者が多い側を不審がられながらも歩き続けるか?
決まり事として指定されていない先が多いですから・・・・・

その点、伊勢神宮では悩む必要がありませんから楽です。
ちゃんと指定されていますから・・・・・

でも、外宮と内宮では逆になるんですよね!?

外宮は、左側通行
内宮は、右側通行

です。

ここまでは、参宮したことがある人なら知っている人が多いと思いますが、理由を理解しているは少ないそうです。
ご存知ですか?


ヒントは、参道と正宮との位置関係です。


皆さんの一般生活や社会人生活でもあると思いますが、目上の人や役職上位者の前を横切ったりしませんよね?
遠回りでも、面倒くさくても、ちゃんと後ろ側を通り抜けますよね!?


先程の外宮の地図を見て貰うと分かりますが、外宮の正宮は参道の右側にあります。

参道の中央は神様が進まれるわけですから正宮に入る時も中央から、敬う気持ちがあれば当然神様の後ろ側を廻って進むと必然的に左側となります。

後で内宮の地図も載せますが、正宮は参道の左側にありますから同じ様に後ろ側を通る形になると逆の右側になります。


この考え方は正当なのでどこでも使えそうですが、決め事としないと難しいですかね?
世の中には捻くれ者や天邪鬼が多いですから・・・・・

プー太郎も実感しています。
散歩道でも、流れに沿った形で片側を歩いていても、意固地に人とぶつかる側を突き進む老害老人が居ますから・・・・・
まぁ、明らかな体格差がある場合や、見るからに危なそうな人物と交差する場合はひょこひょこと自ら道を譲って避けている変わり身の早い愚か者が多いようですが・・・・・(笑)




火除橋




清盛楠




手水舎




せんぐう館




まがたま池





正宮 豊受大神宮






古殿地




三ツ石




別宮 多賀宮




別宮 土宮




別宮 風宮




五丈殿・九丈殿




外宮神楽殿




北御門








三日目、いよいよ 伊勢神宮の本丸 内宮(皇大神宮) の参宮です。
ご祭神は国民の総氏神とされる天照大御神(あまてらすおおみかみ)です。

こちらが地図になります。
先に記載した右側通行の意味を確認してみてください。




「お伊勢さん案内人」さん です。
本投稿内豆知識の元ネタ提供者さんです。(笑)




ということで、早速お披露目です。(笑)

伊勢神宮の参宮、出来ない日は無いのですが、避けたほうが良い日があります。
いつだと思いますか?




答えは、1月4日です!?


初詣のたけなわなのに? 
沢山の方が出掛けていますよね?

縁起の悪いと言われる4という数字が入っているから? 
それなら、2月も同じになるはずだが・・・・

と、皆さんの反応を変わりに示してみました。(笑)



では、説明します。
一般的に、1月4日は仕事始めの日になります。
総理大臣の新年初仕事は、伊勢神宮の参宮になります。
総理大臣が参宮している時間帯は警備の都合上、一般人は足止めされます。

しかも、警備の都合上、訪問スケジュールは公にされません。
一般の参宮者側では対策のしようがありません。
たまたま時間が一致してしまうと、2~3時間足止めを食らうそうです。
初詣ツアーなども多く、合致してしまうとその後のスケジュールは壊滅だそうです。
出来なくはない日ですが、避けた方が無難でしょうね!?




と なりますが、

本日は1月5日、この情報は1年後にならないと役に立ちませんね!?




としたいところですが、



今年は石破さんも9連休の年末年始を過ごされたようで、

今年の伊勢神宮参宮は、明日1月6日(月)になったようです。

明日、参宮予定の方はご注意ください。(笑)

ちなみに、来年も1月4日は日曜日で、5日の月曜日にズレることは確定?
残念ですが、トレビアは再来年までお預けですね!?(笑)







さて、こちらが神域との架け橋 宇治橋 です。
徒歩でしか渡れません。







真正面に右側通行の指定が表示されています。
これなら、いくら偏屈者であっても従わなければなりませんね!?


しかし、指示を守らない方も居られます。
いや、指示が無効の方が居られると言った方が良いですかね?


ご祭神であられる天照大御神(あまてらすおおみかみ)の直系のご子孫である天皇陛下は中央を進まれるそうです。
しかも、徒歩ではなく、橋中央の出っ張りの上を左右にまたぐように通過する車に乗って・・・・・

他の皇族の方々も庶民とは異なり、車で渡られるそうです。
ただし、皇族の方々の場合は、天皇陛下とは違い、乗車した車は橋の右側を通行するそうです。


ちなみに、伊勢志摩サミットの際、各国首脳、しきたりに従い安倍元首相に引き連れられて、右側を歩いて渡ったそうです。


ちなみにちなみに、20年ごとに新調する式年遷宮で社殿や神宝などと同様に宇治橋も架け替えられますが、
20年間で一億人以上が渡るため、元は15㎝もあったヒノキの渡り板の厚さは、9㎝まですり減ってしまうそうです。


神苑

ここでは、古くから日本人のくらしと強く結びつき、神事との関わりも深い「国技・大相撲」を、天照大御神さまをおまつりする神宮に奉納する「神宮奉納大相撲」が行われる場所でもあります。
奉納大相撲は明治神宮など他のお宮でも行われますが、近くの控室まで行くのは非公式行事でありその出で立ちは着物姿、奉納大相撲の正式行事開始で初めて横綱の化粧廻し姿を拝めます。
しかし、こちらの伊勢神宮では、神宮の神職を先導に呼出、行司、色鮮やかな化粧回しをつけた露払、横綱、太刀持と大関以下の三役力士が揃って宇治橋を渡って行く光景が見られる唯一の奉納相撲となっています。



⼿⽔舎



手水舎(てみずや、ちょうずや)は、参拝する前の「心身を清める禊(みそぎ)の場」の意味で、最初に寄りますが、作法も結構広まっていますよね?

1.まず柄杓を右手で持ち、左手を洗い清めます。
2.柄杓を左手に持ち替え、右手を洗い清めます。
3.再度柄杓を右手に持ち、左手で水を蓄え口をすすぎます。
4.左手をあらためて洗い清めます。
5.最後に残った水で柄杓の柄を清め、元の位置に戻します。

これだけでも、作法を知らない方々よりご利益が得られそうですよね?

でも、重要なのはこの後のようです。

皆さん、この後、濡れている手 どうしますか?


昨今、ハンカチを持っている人が少ないと聞くためか、
「持っているハンカチで、ちゃんと拭きます!?」
と、素早くアピールした御婦人がいましたが・・・・・


我が夫婦もアピールこそしませんでしたが、同意見ですし、これまでもそうしてきました。


皆さんも、手持ちのハンカチやタオルで手を拭きますよね?

でも、

これは、駄目だそうです!?


もちろん、参拝用の専用ハンカチを使うなら問題ないそうです。

しかし、普段遣いのハンカチだと、せっかく清めた手を元の俗世界に戻すように汚してしまい・・・・・


自然乾燥、

または、

一見ハンカチを持っていない無精者の行為に見える手首のスナップを効かせた

「パッパッパ!?」が良いそうです!?

トレビアですよね!?(笑)











御⼿洗場
清めた五十鈴川の水も「パッパッパ!?」(笑)



遅い秋で良かったですね!?





瀧祭神




さて、お参りの際は、住所氏名から伝えなさいとよく言われます。

天邪鬼というか揚げ足取り好きの偏屈爺、神様は万能、たとえ何十億の人間がいてもちゃんと個別に把握されているから言わなくても大丈夫!?
だいたい、罰を当てる時は名乗ってないのにちゃんと特定して懲らしめるじゃないか!?
との屁理屈で、省略していましたが、日本の大神様も名のらないと駄目らしいです!?(笑)

でも、住所氏名など長く名のった上にお礼やお願い事まですると長くなるし・・・・・
初詣など参拝客が後ろに長く続いていると、偏屈・頑固者だが気弱な自分は・・・・・

伊勢神宮の内宮だけは大丈夫のようです。

こちらの 瀧祭神 は、いわゆる受付窓口、アポイント担当者役になるそうです。

こちらで一回住所氏名など細かい情報を伝えておくと、その情報はその先お参りする神様方にはすでに伝わっているそうなので簡略して良いそうです。








さて、伊勢神宮は、天皇が天照大御神に国民の幸せを祈るお宮であるため、
個人的なお願い事はあまりよろしくない 感謝やお礼の気持を伝えましょう
というような伝えごとをよく耳にします。

でも、神宮司庁では「個人的な願い事をしてはダメ」という決まりはないと言っています。

ただ、日本の守り神である尊い神様のもとへせっかく訪ねたのなら、世界や国の平和といった願いを伝えるのが良いとされているそうです。
その場所が、=伊勢神宮 と思われている こちらの「正宮」です。
祀られているのは もちろん 天照大御神 です。


正宮 皇⼤神宮




通常は、登った階段を下って帰るのですが、横に回って古殿地を見られます。

 

その前には全く同じ様な階段が・・・・・






そして、個人的な願い事は、同じく天照大御神の荒御魂(あらみたま)を祀っている裏手にある
「荒祭宮(あらまつりのみや)」でお願いするのが良いそうです。

もちろん、この風習に必ずしも従う必要はないようですが、まずは神様に日々の感謝を伝えてから、願いごとを伝えことが大切なようです。

ちなみに、外宮では「多賀宮(たかのみや)」が同じような場所にあたるそうです。



御贄調舎(みにえちょうしゃ)



順番逆になりましたが、正宮の石段の下にあり、神様に捧げるための食事を調理する場所 になります。
内宮の祭典の際、 御饌都神 みけつかみ である外宮の豊受大御神をここにお迎えし、神饌の代表として 鰒 あわび を調理する儀式が行われます。
あわびは天照大御神の大好物だそうです。
鮑は不老長寿の象徴として重宝されてきた高級食材であり、贈り物に添える縁起物として「伸し鮑」が使われたことが「のし」の始まりとされています。




御稲御倉

神宮にお供えされる稲が納めされるお社
小さいながらも、神宮と同じ唯一神明造(ゆいいつしんめいづくり)




外幣殿




別宮 荒祭宮

我々はお伊勢さん案内人さん(風習?)に従い、こちらで個人的なお願いを・・・・・






別宮 風日祈宮
風の神である級長津彦命(しなつひこのみこと)と級長戸辺命(しなとべのみこと)を祀る

門前からお参りです。




宮神楽殿






御酒殿神(みさかどのかみ)

お酒の神様だそうです。
古くは神前にお供えする神酒を醸造した場所。
現在は三節祭にお供えする神酒を一時納め、これを神前にお供えするそうですが、何故かのんべえがお参りしているそうです(笑)
縁がないので、撮影はなく、お参りだけしてきました。(笑)




時期が遅れて12月というのに紅葉も少し楽しめたし、宇治橋脇の五十鈴川沿いには二度咲きの桜も 



紅葉風情 第2段

 

 

愚か者が少しでも神様に近づきたくて(笑)、出来るだけ中央から・・・・・

     



さて、宇治橋を戻って俗世界に戻る直前、最後から二本目の擬宝珠(ぎぼし)の中には、橋の安全を祈って饗土橋姫(あえどはしひめ)神社の萬度麻(まんどぬさ)が収められています。
この擬宝珠に触れて帰ると、また参拝に訪れる事ができると言われています。
右側通行を守って帰りますから必ず横を通りますし、知っている方々が触れて帰りますから他とは色が違っていますし、文字が刻まれていますのですぐにわかります。
老い先短いですが、再訪を願ってしっかり触れてきました。(笑)

他の擬宝珠と色がはっきり違います。

 






さて、最後は朝熊岳金剛證寺へ









伊勢神宮の鬼門を守る寺、神宮の奥之院とも言われるお寺です。
トップ画像にもありますが、
「お伊勢参らば朝熊をかけよ、朝熊かけねば片参り」
と伊勢音頭の俗謡にも唄われているように、参宮の際には最後に訪れるのが慣習となっていました。

本堂は国指定有形文化財、御本尊は日本三大虚空蔵菩薩の一つ福威智満虚空蔵菩薩ですが、御本尊とともに天照大神をお祀りし神仏習合の思想を表していることが奥の院と言われのようです。


本堂を参拝した後は奥之院へ

向かう道の左右には見慣れていない関東人(元東海人)にすると、一瞬歩みを止めてしまう光景が・・・・・



伊勢地方には、角材でできた卒塔婆を建て故人を供養する「岳参り」という風習があるそうです。

見慣れた墓石の後ろに収まっている薄い板状のものではなく、高さ2~8メートルもある角材製の卒塔婆が延々と建立されていて、全国でも類を見ない光景と言うことで立ち止まるのは関東人だけでは無いようです。(笑)

目ざとく、馴染のあるお名前を見つけましたので、偲んでお参りしてきました。





奥之院




ちなみに、卒塔婆は・・・・・

        





ということで、昔ながらのお伊勢参り は、天候にも恵まれ、幸先詣(さいさきもうで)として無事終了いたしました。






Posted at 2025/01/05 19:25:31 | コメント(3) | トラックバック(0) | | クルマ
2024年12月29日 イイね!

バブル期再来? クリスマスディナーに、イブはラグジュアリーホテルで・・・・・

バブル期再来? クリスマスディナーに、イブはラグジュアリーホテルで・・・・・いや、再来ではありませんね!?

バブル期には、すでに妻子持ち!?

家で細やかなクリスマスナイトを過ごしていましたから・・・・・





と、まさかの時期遅れネタ!?

となりましたが、年明けよりはマシと投稿します。(笑)

本ブログのメイン、読み返し前提の旅日記!?
他に溜まっている旅ネタは、信仰と神話関連ですから、年が明けても問題ありませんから!?
逆に、初詣に紛れて違和感は払拭されるかもしれませんし・・・・・








しかし、バブル期のクリスマス、華やかと言うよりは、馬鹿騒ぎ状態でしたね!?

「カップルがイチャイチャする日」に、「豪華に」の枕詞が付いた・・・・・

定番の「ティファニーのオープンハート」や「カルティエの三連リング」などのプレゼントを用意、
超高級レストランの「マキシム・ド・パリ」や、レストラン船「ロイヤルウイング」、「シンフォニー」、「ヴァンテアン」に乗船して、高価なクリスマスディナーを楽しみ、
都内なら「赤坂プリンスホテル」、ウオーターフロントの夜景が楽しむなら東京ベイヒルトンや東京ディズニーリゾート内にあるシェラトン・グランデ・トーキョーベイ・ホテル&タワーズなどの高級シティホテルの高い部屋で甘い夜を過ごす

がシャレオツだったような・・・・(笑)


時には、

リムジンをチャーターし、タキシードを着て迎えに行くとか、
ヘリコプターに搭乗し、クリスマスイブの大都会夜景を満喫するとか (たった10分程度ですが)

ホテルの部屋は高い部屋から埋まり、(確か、30万超えだったような?)
良い部屋は、泊まって帰る時に翌年分を予約しないと取れなかったとか・・・・・

中には、

彼女はいないけど予約した。
「一年掛けて見つけたい!?」 とか、「あと1ヶ月しか残っていないけどまだ相手がいない!?(泣)」 とか、
答えているインタビューを見た記憶も・・・・・(笑)






さて、そんなバブル期クリスマスは、ずっと子ども優先!?
巣立った後の爺婆二人になっても、暫くは惰性で同じ様なクリスマスが続きました。
10年ほど前からは、家庭とはいえクリスマス料理&ケーキの費用は掛かるし手配する手間も必要、
その費用にプラスαを追加して、日帰り旅を楽しむようになった。
実際はゆったり宿泊旅にしたかったが、当時はお泊りが出来ないオーナーとの二人一匹生活だったので諦めるしか・・・・・

昨年は、いちご狩りを楽しみ、観光、カニの食べ放題ランチを楽しんだ後、足利フラワーパークのイルミネーションを堪能した。
「栃木のクリスマスイブ」と甘く見て日程を決めたが、人出が凄く、甘く見たことをちょっと後悔した!?(笑)



そんなことから、今年はクリスマスディナーとホテル宿泊は別の日に分けることにした!?

そして、プラスαを奮発して、ちょっと豪盛にしてみた。

ちょっとずらした週末 12/22(日)、ブランド和牛のステーキをメインとするディナーを堪能

12/24(火)のクリスマスイブ当日は、シェラトンに宿泊することにした。
もちろん、夕食・朝食も付いているので部屋で過ごしたり寝るだけではありません!?(笑)





先ずは、ディナー!?

食べるためだけでは勿体ないし、ちょっと遠方なので、日曜日朝から出掛けた。

道中、車窓から撮影した写真がこちらです。

     

いや、訂正です!?

車窓ではなく、機窓からでした!?(笑)

     
    


はい!?

ブランド牛を食べるために、現地に行っちゃいました!?
飛行機に乗って・・・・・

バブルですね!?(笑)


富山に行った時は反対側の窓席で真上から大きく撮れた海ほたるも横にズレて ・・・・・

     



富士山に掛かる雲はちょっと残念でしたかね!? 
しかし、滅多に撮れない希少画像ですから良しとしましょう!?
スマホなのでそれなりですが・・・・・


他にも、江の島、明石海峡大橋、しまなみ海道を上空から・・・・・・





さて、空港でお迎えしてくれたのがこちらでした。




熊本空港、改築から2年経っていないので綺麗ですね!?
国際線・国内線一緒のターミナルビルとしてはこじんまりしていますが・・・・・

ターミナルビルには東京五輪・パラリンピックの選手村に使われた木材が再利用されています。
そのことを示す刻印を見ることが出来ます。
元々使われていた木材が熊本産のスギだったという縁からだそうですが・・・・・

 



目的地は宮崎ですが、利便性やら旅行会社、航空会社の絡みですかね?


寄り道観光した後、都城に向かいました。



都城市、令和4年度・令和5年度と連続でふるさと納税受入額が全国一位となっていますからご存知ですよね!?
もちろん、返礼品は黒毛和牛を筆頭に豚・鶏などの肉類が中心になります。
他の目ぼしいところでは、「黒霧島」など霧島酒造が製造する焼酎類ですかね?


しかし、残念ながら都城市には見るべき観光地が無いようです。
そこで、都城市、肉を食べに立ち寄ったり、本場の焼酎を飲みに来るだけの観光でも良いので来て欲しいと、誘致のための助成金を出しています。

「お肉を食べて」「焼酎飲んで」「アンケート回答」の三点クリアすると、1万円 と 都城市内で使える2000円分のクーポン券が付くというお得な助成が!?

今回は、その1万円で都城産宮崎牛のステーキをメインとするフルコースディナーを、黒霧島含むアルコール・ソフトドリンク飲み放題でいただいて来ました。

    



ちょっと見小さな100gほどのステーキでしたが、脂の乗り具合、肉質の状態、柔らかさなど大変満足できる美味しさでした。
実際食べると、前菜から始まった終盤ということもあり、初見の思いは否定され、満足だけでなく満腹にもなっていました。(笑)

強いてあげるなら、鉄板の上の熱々で食べたかったですかね?
冷めていたという訳ではありませんが・・・・・










さて、クリスマスディナー話は名残惜しいですが、クリスマスイブ話へ移ります。

宿泊は、シェラトンホテルと先にバラしていますから、どんどん進めましょう!?

舞浜のシェラトン・グランデ・トーキョーベイ・ホテル&タワーズと我が家は直線距離で4kmちょっと、時間的にも15~20分位ですから、チェックイン時間に合わせて・・・・・




あれ、見慣れたS字の横長の建物じゃない?

        



茶番でしたね!?

4kmの220倍、880kmも離れた シェラトン・グランデ・オーシャンリゾート でした。





こちらのシェラトン宿泊、貴重な体験になるかもしれません。

既に来年6月にはリブランドされシェラトン名が消えることは確定済み、年末年始の繁忙期が過ぎた1月5日からはそれに備えた改装のための休業が決まっていますから・・・・・

 

シーガイヤブランドに戻るということは、経営再建が上手く行っているということですかね?
ちなみに、シーガイヤは30周年のようです。







さて、クリスマスイブ当日ですが、既にクリスマスディナーは2日前に堪能していますので
「今日は質素に!?」




とは、なりませんでした。(笑)



ホテルでは Snow White Holiday (きらめく純白の世界) が開催真っ只中です。

     

     


  


THE LIVING GARDEN では Starlight Winter が開催中、Snow Dome Fantasia、焚火のリビング が楽しめ、たった3分間ですが「冬の満天花火」打ち上げられ客室からも観られます。
ちなみに、客室は全室オーシャンビューです。

 

 


19時以降は有料となりましたが、クリスマスイブを楽しむカップルや家族連れが焚き火周りで炙りマシュマロや温かいドリンクを飲みながら団欒しています。
寒さに怯むことなく外で花火を待っていますが、爺婆は席を譲って部屋から花火鑑賞です。


ちなみに、同じ会場、17時迄はウエルカムドリンク代わりに珈琲と焼きマシュマロが無料で楽しめました。セルフサービスですが・・・・・
客室では告知が無いので、休まず周辺散策や館内ブラブラをしないと出会えませんでしたが、
目ざとい爺婆も、しっかり焼きマシュマロを・・・・・ 
ちょっと焦げましたが(笑)

 



もちろん、日本のリゾートホテル故に客室のバスタブを利用することなく、温泉も楽しめます。





これだけでもクリスマスイブのイベントとして十分楽しめましたが、この日もしっかり夕食・朝食付きプラン


ガーデンビュッフェ「パインテラス」のビュッフェディナー
和食処「米久」の和朝食(選択)


二度目のクリスマスイブディナーを堪能です。


「パインテラス」のビュッフェディナーは通常日は6,500円のようですが、
Snow White Delights ということで8,000円に・・・・・

     

翻訳すると、白雪姫の喜び?
確かに料理も白っぽいのが多かったし、ローストチキンなどクリスマスに合わせたものも多数ありましたが、値段相当の上乗せかどうかは分かりません。
他にもシェフ名を挙げたうえでライブキッチンスタイルで提供されるパスタやビザなども・・・・・
雲丹ソースなどいずれも白っぽかったような気はしますし、シェフ名は覚えていませんが・・・・・(笑)


ただし、妻は不満だったようです!?

食事は普通に頂いた後の、

別腹発動中に
 
「デザートは、華やかな色が欲しい!? 」




確かに!?




こちらは、ライブキッチンスタイルで提供された鎧塚俊彦パティシエ監修のスペシャルプレート
 (一人一皿限定)

「色がついてる!?」







さて、食事は90分の入れ替え制で3回転でしたが、どの回も満杯でした。
平日だと言うのに・・・・・

まぁ、クリスマスイブですから・・・・・・



しかし、バブル期とは違って財布の紐は硬いようです。

一般的なツインルームには、スタンダードとデラックスタイプがあります。
部屋の作り、広さなどはほぼ同じようですが・・・・・

     

違いは15階までの低層階か、16階以上の高層階かで、値段も若干高層階のデラックスタイプのほうが割高ですが、それでも一人2,000円程度の差でしょうか?

8,000円のディナーを食べる方々であればそのくらいならたいして気にならずに・・・・・
と思いますが、

現実は異なるようです!?

納得ができること、出すべきとこには出すけど、節約するとこはしっかり!?
と、メリハリを付けているようです。


安価な方に客が集中して、デラックスタイプが埋まらなかったようです。


ホテル側も満室と断るよりは、利益を減らしてもデラックス部屋を使って泊めた方が得策です。

かと言って、
その場で値引きしてデラックスルームに泊めてしまっては、ブランド価値が下がってしまう。

スタンダード事前予約者をデラックスルームに回せばイメージを下げるどころかアップに?
高所恐怖症以外の格上げ客は対応に喜び、ホテル側も宿泊増で利益が得られ、新たな客も宿泊が可能となり、三方丸く収まるということでしょうか?



お陰様で我々も より高層階から、花火や日の出を見ることが出来ました。(笑)



ちなみに、当日の日の出は部屋の真正面から!?
一週間経っても位置はそんなに変わらないはず、初日の出目当ての正月客も多いのでしょうね!?





さて、個人旅なら、ここまでの内容だけで既に支払い費用(旅費)相当に近いような・・・・・



しかし、この旅、クリスマスを過ごす旅ではなく、

熊本・鹿児島・宮崎の南九州観光名所を巡る旅

が本来の姿!?


そちらは無料、おまけの旅になりますかね!?(笑)



融通が効かないことや団体行動を強いられることが多く、本来の旅好きや開放感を味わいたい方々からは敬遠されがちですが、リッチではないプー太郎夫婦にとってはリーズナブルに旅が出来て、行き難い名所・観光地へも座っているだけで連れて行ってくれる最適の旅と旅行会社のツアーを利用しています。

ツアー旅の欠点についても、自由時間対策で事前にプラスαの訪問先候補や効率的な回り方を想定、現地での状況によりアレンジも加えて独自に訪れているし、他の同行者とは必要以上につるまず団体行動の中での単独行動を確保して楽しむようにしていますし・・・・・

もちろん、団体行動時の挨拶や会話はしっかりしているので孤立とは違うと自分達は思っていますが、他者がどう思っているかは分かりません!?(笑)
自由行動になれば同行者を気にせずさっさと独自の目的地へ向かって歩みだすし、集合時間ギリギリまでしっかり楽しんでいるので、若いねと思われているか、変わっているねと思われているか・・・・・

まぁ、多くの場合、同行者の年齢層が自分達より高くて、ペースを合わせて行動を共にすると最低限しか回れなくなるとか、余裕を持っての10~15分前集合で折角の時間を有効に使えないという弊害対策での行動となるのですが・・・・・

それでも、自分達も老齢者であることに変わりはありません!?

今回の3泊4日の旅ですら、帰ってきてからちょっとお疲れ気味です。(笑)

移動は毎日200km位、いくら運転好きと言うことで個人旅をしたとして旅中はアドレナリンが出て何とか乗り切ったとしても、帰宅後は多分寝込むだろう体力しか無い老体ということは自覚済み、旅も無理しないことが重要ですかね?

今年は秋口までが暑すぎたため旅を控えましたが、その反動で暮に詰め込みすぎましたかね?
2週間という間隔は空けたものの、1ヶ月内に2泊3日・3泊4日の旅を入れ込んだのは年齢的に厳しく、かつ、想定に反して休息に当てるつもりの期間は風邪ぽくて体力温存どころか体力減退に進んでしまいましたし・・・・・

体調管理も重要ですね!?

多分、こんなお任せのツアー旅ですら難しくなるだろう時期が迫っていることは自覚済み、行ける内に飛び回りたいですね!?



ということで、残りの観光旅は年明けゆっくり備忘録として投稿することにします!?

先に行ってきた伊勢神宮参宮旅も残っているのですが・・・・・









ちなみに、トップ画像、主不在ということで一部だけ出して飾ったクリスマスアイテム。
松ぼっくりのツリーは、子供たちが小学生低学年時箱根で作った手作り作品
物持ちが良いでしょう!?

しかし、それ以上に驚くのが妻のセンス!?


確かに、クリスマスカラーではあるが、



ムンクを下に敷くとは・・・・・


     




Posted at 2024/12/29 11:01:26 | コメント(2) | トラックバック(0) | | クルマ
2024年11月19日 イイね!

信州&上州旅4 群馬と言えば、頭文字D でしょう!?

信州&上州旅4 群馬と言えば、頭文字D でしょう!?蛇足だとは想いますが、先ずは説明から

頭文字Dは、峠道において自動車を高速で走行させることを目的とする走り屋の若者たちを描いた作品である。
アマチュアドライバーの主人公が関東各地の走り屋との対戦を重ねながら、“公道最速”を目指していく姿が描かれている。
                         (Wikipedia)


そこに、補足説明が載っている。

主な舞台となる秋名山(あきなさん)は架空の地名で、上毛三山のひとつである榛名山がモデル。
その他の地名は実名。

と、・・・・・


折角、秋名に行ったのだから、
漫画・アニメ好き、収集マニアとして触れないわけには行かない!?(笑)




ちなみに、上毛三山とは、榛名山、赤城山、妙義山 となります。

山があれば、峠道もあるから当然走り屋も集まる。

秋名スピードスターズ
妙義ナイトキッズ
赤城レッドサンズ

と、ちゃんと三山の冠を付けたチーム名が登場します。


そして、

インパクトブルー


えっ ?????


って、なりますよね!?   知らない人は・・・・・


まぁ、ここは族ではなくて単独の走り屋、碓氷峠最速と謳われ、地元では誰も勝てないと恐れられているインパクトブルーこと、ドライバー佐藤真子と、コ・ドライバー沙雪の二人が乗る青いシルエイティ・・・・・

という登場人物の説明になるのですが!?



ちなみに、シルエイティって聞き慣れない方が多いと思いますが、兄弟車である日産のシルビアと180SXの顔面スワップ車で、180SXの車体にシルビアのフロント部を接合した改蔵車です。

 ※ トップ画像の右側 ブルーの車体です。(ミニカーですが(笑))

名称も、シル – ビア と 1 – 80 の前後をスワップした
シル – 80 ⇒ シル – エイティ ⇒ シルエイティ となっています。

180SX乗りの走り屋がフロントを損傷、高額でフロントヘビーとなるリトラクタブルヘッドライトを取り払いシルビアのフロント部を代用使用することで、高額な修理費用を回避した上にフロントヘビーまで解消出来たというのが言われとか・・・・・
他にも、ショップ製作のコンプリート車両が元ネタとの説もあるようだが・・・・・



逆に、メリットは無さそうな シルビア の車体に180SX のリトラクタブルヘッドライトを移植した改造車も存在するようで、名称は残り文字のスワップで
1 – ビア ⇒ ワン– ビア ⇒ ワンビア と呼ばれています。

まぁ、メリット無しとは書きましたが、クーペスタイルとハッチバックスタイルという違いがあるので、中にはクーペ好き&リトラクタブルヘッドライト好きも居るだろうから見た目だけで選んでも良いわけで・・・・・

そう言えば、シトロエンC4時代に、4ドアのC3に2ドアのDS3の顔を移植したいというようなブログを投稿していた事を思い出しました!?(笑)

尚、先程改造車と書きましたが、後に日産の許可を得てカーショップが日産に製造依頼して出来上がったシルエイティが日産の正式車両として日産ディーラーで購入出来たという話もあります。



と、説明に多くを要しましたが、群馬と言えば 頭文字D更には今回の上州旅は碓氷峠から始まりましたので、このシルエイティ関連ネタからスタート、頭文字Dネタと個人的な車ネタを絡めての内容としました。

ただ、愛車 C&Cの記録撮影、折角のオープンカー故に、オープン状態で記録に残したいという思いが強すぎて、クーペスタイル撮影は・・・・・

今回、大きなスーツケースなど荷物が多かったので、トランクはフルでトランクとして活用、
通常時のように運転席に座ったままスイッチを押したら20秒でルーフが開閉とはならず、

① 車を止めたら、降りてリアに進み
② トランク開けて、荷物をリアシートなどに移し、トランク内を空にする
③ トランク内の制御板を開閉可能位置にセット
④ トランクを閉める
⑤ 運転席に戻り、ルーフ開閉スイッチを20秒押す

という作業をしないとルーフを開けることが出来ない状況でした。

天邪鬼の自分は、上州ドライブに入る前から、面倒くさいから今回は写真撮影を諦めると決めていたので、ドライブレコーダーの画像、ネット画像などで代用しています。

意固地に成らず、状況に合わせてクーペスタイルでも撮っとけば・・・・・

と思うもう一人の自分も片隅には居るのですが・・・・・






さて、スタートは碓氷第三橋梁です。
橋梁の画像は前回たっぷり載せましたが、車の画像は・・・・・

探したらありました。車種も認識できないくらい小さいですが・・・・・

めがね橋からの一枚 



たまたまの撮影画像、これならオープンも意味なしと諦めがつきますね?(笑)

到着時は6台ほど止まっていたのですが、殆どの方は下から撮影するだけで・・・・・
ちなみに、ここが満車でも右手の方にトイレもあり整備された大きな駐車場があります。
距離はちょっとありますが・・・・・

ドライブレコーダー画像も





さて、碓氷第三橋梁を堪能した後、国道18号(中山道)を松井田妙義IC方向に進みます。

碓氷峠鉄道文化むらを過ぎた辺りで、突然出現します。

峠の釜めし本舗 おぎのや横川店

大きなお店、そしては広く整備された駐車場も右手にあるのですが、
今回ご紹介するのは道路沿いの左側にある小さな駐車場の方です。

ドライブレコーダー画像がこちらです。





荒い画像で分かりにくいと思いますが、

インパクトブルーのシルエイティ、そして、秋名のハチロク

が、並んで展示されています。




おぎのやさんの公式X の紹介と画像を使用させてもらうと、おぎのやさん所有の2台です。







群馬、碓氷峠 絡みでちゃっかり宣伝に使って、
おぎのやさんが痛いと思った貴方、
間違いです!?


こちら、原作漫画、アニメ共に登場している 頭文字Dの聖地 なんです!?

シルエイティのドライバーである 佐藤真子 の悲恋となった出会いと別れの場として登場しています。




画像を紹介するにあたって著作権が気になったので、ノートPCを撮ったらアニメ再生画面が一緒に写ってしまったという体で大丈夫でしょうか?(笑)

ちなみに、流した映像は 頭文字D Extra Stage インパクトブルーの彼方に… です。



シルエイティ よく見てみると、原作にもアニメにも出てこない文字が・・・・・




そして、こんな商品販売も・・・・・




やっぱり、おぎのやさん 痛いのかもしれません!?(笑)



続いては、榛名湖から伊香保温泉に向かう道になります。
名称を示すと、県道33号線(渋川松井田線)となります。

ここでは、2つのイベントが・・・・・

1つ目は、頭文字D は関係なく、個人の夢 プチ達成報告です!?


マイカー絡みで現役時代に達成出来ていないこと(夢?)が、2つありました。

一つは、4シーターオープンカーをマイカーにする。
 
 こちらは現在望みが叶って、夢の中を彷徨い中です!?(笑)

2つ目は、マイカーで北海道を走行!?
究極は、道の先が天まで続いているように見えることから「天に続く道」と名付けられた国道244号から334号の全長約28kmもある直線道路のマイカー走行です。

主の「マイカーでの北海道走行」自体、年齢・体力的に夢のまま終わりそうな気配濃厚です。(笑)
元々、「天に続く道」走行の方は、場所が場所だけに、たとえ北海道走行が叶ったとしても行けて富良野辺りまで、行くのは難しいだろうとの思いが残ったうえでのお飾り的な「夢のまた夢」として置いていただけかもしれませんが・・・・・

しかも、いくら「天に続く道」であっても、実際走ったらただの真っ直ぐな道なだけで・・・・・

     

実際は、走るよりも、こちらのような画像に オープンスタイルのC&Cを一緒に収めたいだけかもしれないという深層心理を読み切っていて、お飾りの夢に置いているだけかも!?(笑)



お手軽にお飾りの夢を叶える場所に遭遇しました。



     

但し、極端なアップダウンが無いので、天に登るような雰囲気はちょっと薄く、単に視界上では一直線に続く長い道なだけですが、
なかなか出会えない道なわけで・・・・・

加えて、先報告の通り今回は C & C 撮影画像が無いので、妻が美人になる 面々美様(めめよしさま)の再訪まで撮影はお預けですが!?(笑)




さて、二つ目のイベントは、二か所目の聖地巡礼(?)です。

直線道路の先にあります。

地図上ではこちらのようになります。




     
                     (こちらは出典不明の拝借画像です。)



こちらの「榛名湖」から「伊香保(いかほ)温泉」へ下る峠道が、

「榛名の下り」

 いや、

「秋名の下り」 

になります。


戸隠からの帰り道に通った戸隠バードラインの一部と同じ名称である 通称 「七曲り」と呼ばれているヘアピンカーブの連続区間です。

信州、上州、どちらも同じ様にダウンヒル走行を楽しめました。

とは言え、先行車がいないので詰まることなく、自分の技量にあったスピードでカーブを走り抜けただけで、「溝落とし」を出す必要もありませんでしたが・・・・・(笑)


まぁ、スピードは別として、このような山道走行が苦手の方も多いと思いますが、逆に楽しくなってしまう自分、若かりし頃、信州で、その信州と実家のあった静岡との行来で鍛えたお陰ですかね?





根拠もない自論ですが、
車を単に移動の道具として乗る老人より、運転を楽しく感じて乗る老人の方が、
逆走や踏み間違いなどによる高齢者事故などはおこさないような気がしています。

もちろん、反射神経や判断の遅れは同じ様に衰えてきていると感じていますが・・・・・





さて、伊香保温泉も頭文字Dの聖地巡礼になります。

画像紹介は省きますが、

 拓海となつきがデートするシーン
 拓海と樹が伊香保神社を背景に語り合うシーン
 石段に座って温泉まんじゅうを食べるシーン
 日暮れ後の石段街が描かれている場面

など、多くの場面で詳細に描かれています。



そんな伊香保温泉石段街周辺ではこんなマンホールが・・・・・
(厳密には伊香保温泉がある渋川市になりますが)










7か所中、4か所(➅④⑤②)での撮影をしてきました。


残り3種類(赤◯)はこんなデザインです。(公式画像拝借&加工)

     



ちなみに、同じデザインの缶バッチが売られています。




ということで、頭文字Dの聖地巡礼の群馬県訪問記を上げましたが、

他にも
アニメ版で走り屋たちが訪れていた渋川市のファミリーレストラン
(現在はガストに改築されたが外観に面影が残るという)
拓海が東京に進学するなつきを見送った、樹が沙織とのデートの待ち合わせ、樹の和美見送りシーン等で登場する渋川駅
藤原豆腐店の元となった藤野屋豆腐店跡地(現在は一般家屋だが持ち主の配慮でプレート設置)
などがあるようです。

聖地ではありませんが、
伊香保 おもちゃと人形 自動車博物館
外壁には「藤原豆腐店」の店先を模したフォトスポットがあり、愛車を撮影できるようです。
博物館入場者には藤原豆腐店表示のマグネットシート貸出しがあるとかないとか・・・・・

博物館内には、実写版頭文字Dのロケ地として使用した際の看板や備品、スプリンタートレノAE86も展示されているそうです。
ドリンクホルダーの水が入った紙コップもしっかり再現されているようです。

作者であるしげの秀一氏が所持していた高橋啓介仕様マツダRX-7の展示も・・・・・


D’z GARAGE (レーシングカフェ・ディーズガレージ)
頭文字Dをテーマにしたレーシングカフェ


など、見処、立ち寄り処が沢山あるようです。
皆さんも、上州旅、いや、頭文字Dの聖地巡礼 に出られてみたら如何ですか?






※ しかし、こんな内容のブログを書いているのがプー太郎爺というのは、
  おぎのや より 遥かに痛いような・・・・・(笑)


Posted at 2024/11/19 14:28:40 | コメント(2) | トラックバック(0) | | クルマ
2024年11月15日 イイね!

信州&上州旅3 上州の秋は遅かった!? 碓氷・榛名・伊香保

信州&上州旅3 上州の秋は遅かった!? 碓氷・榛名・伊香保念願の戸隠詣でを終えた後、

計画では、

松代藩(城)の城下町であった松代を散策するつもりだった。







が、




例年より遅めの日程を組んだにもかかわらず、ここまで秋の風情、いわゆる綺麗な紅葉(黄葉?)を満喫するには至って無いため、急遽訪問先を 碓氷第三橋梁 に変更し、通称「めがね橋」からの眺望を楽しむことに変更した。



まぁ、冷静に考えれば、戸隠よりも遅い10月下旬~11月上旬が例年の紅葉見頃時期、今年の遅れを加味すれば11月下旬でも良さそうだったので、完全な判断ミスです!?
実際、2週間以上経った11月8日でも、まだ「色づき始め」の状況でしたし・・・・・(笑)

まぁ、そこに至った心情経緯を推測すると、

それまでにも散々山道を走ってきたのに、
「『碓氷第三橋梁』へ向かうなら旧道を気持ちよく走れるかも!?」
という思いが夫の頭の中を駆け巡ってしまって・・・・・

何より、寺社仏閣巡りに飽きてしまったようです。
内緒ですが!?(笑)

一方、妻は妻で、遠方で楽しんでから夜間に上州の宿へ向かうより、少しでも明るい内に宿の近くに着くほうが運転楽でしょう?
と、・・・・・

一見、夫の身を心配した選択のように見えますが、実態は最近めっきり減った夜間運転と慣れない場所での運転と言う不慣れの重なりに不安を感じた結果の危険回避行動であり、まさか夫の運転に信頼感を持っていないことを知らしめるとは思っていなかったようですが・・・・・
もちろん、深読み好きな夫もそこには触れずに流していますが・・・・・(笑)


まぁ、紅葉は楽しめませんでしたが、景色は楽しめましたから良しとしましょうかね!?
両者の思惑が一致した結果で、ハズレでもお互い文句も言えませんし・・・・・



       






尚、軽井沢からの道を間違え(意図的?)、旧道走行どころか、遥かに狭いくねった山道で碓氷峠を抜け、結局群馬側から眼鏡橋に到着。
想定以上にダウンヒルが楽しめたことは内緒です。
ハンドルを握っている自分と違い、オープンルーフゆえにアシストグリップがない助手席で姿勢を保とうとしている妻は大変そうでしたが、運転に信頼感を持っていないことへの細やかな反撃ということで良いですよね?(笑)







さて、翌日の最終日はゆっくり9時過ぎに宿を出発です。
目的地近くに宿をとっていますから、それでも10時ころには最初の目的地に到着見込みでした。

当日の予定は、榛名神社参拝、榛名湖畔を経由して伊香保温泉へ、散策後明るい内に帰路につくでした。

こちらが紅葉の見頃としては例年以上に遅れていることは事前把握していましたからそれらに落胆することはなかったのですが、

まさか、

榛名神社が2017年8月より2026年12月までの長い期間をかけて社殿改修工事中とは・・・・・



中心となる本社・幣殿・拝殿の改修は2025年12月までとのことなので、再来年以降再訪問ですかね?



初日は北向観音を含む別所温泉散策&善光寺周辺散策、二日目は奥社-鏡池間往復を含む戸隠神社巡りと寺社仏閣のパワースポットを訪問してきましたが、榛名神社も負けてはいないパワースポットです。

榛名神社 12柱による大地の力が集まるパワースポット

本殿に座す4柱の御神祭のほか、12柱の神様が祀られています。それらの神により大地のエネルギーが集まるパワースポットとされています。
とのことです。


残念ながら本殿改修中で実行出来ませんでしたが、本殿の裏手にある面々美様(めめよしさま)を撫でた手で自分の顔をこすると美人になるという逸話があるそうですが、こちらも再来年まで先送り、それまでは素顔の奥さんで我慢しておきましょう。(笑)

また、こちらでは書き置きの季節の花や行事のイラストが描かれている美しい御朱印があるようですが、妻は直接御朱印帳への書き込みを求めたので普通の手書き御朱印を頂きました。


榛名山の南中腹にある榛名神社、参道は随神門から始まります。






本殿まで15分の表示がありましたが、



長い参道沿いに榛名川が流れていて、耳をすませばせせらぎ、目を通せば豊かな自然を感じながら気持ちよく歩くともう少し時間が掛かるかもしれません。
道は舗装されていて歩きやすいですが、急な階段も数か所ありますから注意が必要かも・・・・・

当然、自分のようにカメラを四方八方に向けながら歩くと30分近く掛かってしまいました。
時間はかかりますが、壮大な自然を感じさせる景色、美しい彫刻がある三重塔、歴史の重みが伝わるような神幸殿、大きく長い矢立杉、大きな岩を背にした迫力ある門構えの双龍門 など見処がたくさんあり、飽きさせないのが榛名山神社の参道特徴と言えますかね?

       

       

              

       

       

       










11時前には榛名神社を出て、11時過ぎに榛名湖湖畔を通り抜け、11時30分には 伊香保温泉 の階段下駐車場に車を駐めました。

       




伊香保温泉というと自分の中では、温泉を除けば、シンボルとなっている石段街と紅葉シーズンの河鹿橋というイメージが強かったので、紅葉が望み薄の今回は半分楽しみが無くなったようなもので・・・・・

しかも、妻はお土産物屋巡りには興味がないことを知っているので、石段街の楽しみは初めから無いようなもので・・・・・


とは言え、先ずは石段を登ります。
登らないと、何も始まりませんから・・・・・

       



伝言板というと、自分の中では XYZ なんですが・・・・・(笑)


それでも、石段街を見上げたり、見下ろしたりして、よく見る定番の画像と同じ風景・街並みを直に見るとやはり気分は盛り上がります。

       b


こちらの石段、2010年に増設した分を合わせてトータルで365段になっています。
「温泉街が1年365日、にぎわうようになってほしい」という繁栄の願いが込められているそうです。
同時に、広場や温泉水が流れる「湯滝」なども設けられ、今ではより親しみやすい伊香保の象徴として旅人を癒やしているそうです。









我々は、途中お店に寄ることもなく一気に365段を登りきり、伊香保神社に到着

先ずは頑張りぶりを主張するこちらの画像から・・・・・(笑)

       

       




伊香保神社の賽銭箱、普通と違い、開いている3個の穴に落とすような仕様です。





せっかく参拝したので御朱印をいただこうと思いましたが、社務所対応は週末のみということで平日は門前払いでした。
※ 社殿賽銭箱脇に書き置きが用意されているとの情報も有ったのですが、
  当日は見当たりませんでした。






続いて、石段街へは戻らず、河鹿橋に進みます。


こちらを見ると、訪問日が10月25日だったので、想定紅葉日のはずでしたが・・・・・
尚、ライトアップ期間は11月17日までに延長されています。

      


こちらは、昨日、11/14のTV番組で紅葉の見頃と放送されていた画像です。



こんな紅葉を期待していたのですが、実際は



       

周囲の緑と紅い河鹿橋もコントラストが際立ってなかなか良いですかね?
まぁ、負け惜しみですが・・・・・(笑)




ちなみに、河鹿橋を見下ろす位置に「お湯の神さま」として伊香保を守る不動尊を祀った庭園があり、そこも訪れました。



帰宅後の10月30日、「相葉ヒロミのお困りですカー?」という番組で、そこの清掃並びに庭園整備の様子が流れていました。折角なので新名所になるようにと・・・・・



実施前の映像を見るととても上がる気にならない草ボーボー状態だったので、誰よりも早く新名所訪問が出来たようです。(笑)




さて、石段街に戻って昼食を取ったのですが、食事ネタ、並びに、車ネタはまとめて後日投稿予定、先程触れた足湯の画像で信州&上州旅の本編は終了です。


湯治場として有名な伊香保の歴史は古く、武田信玄の「隠し湯」と言われているのは有名で、温泉を野戦病院として利用するこの方法は信玄の息子 武田勝頼にも受け継がれ、真田昌幸に命じて、伊香保温泉を湯治場として整備させたそうです。

武田信玄の隠し湯は多く、地元甲斐の国だけに留まらず、信濃、越後、駿河にまであるようで、更に隠れていない同じ上州の草津温泉なども含まれるようです。

尚、先ほど書いた温泉を兵の野戦病院として利用以外にも、隠し湯に共通するのが、近くに金銀鉱脈や硫黄があったことで、特に硫黄は火薬の原料になるため軍事的に活用できる大事な資源を押さえる目的があったとか・・・・・

流石に後にまで名を残すような戦国武将、凡人が何も考えずに温泉に浸かって「あぁ~~!?」なんて声を出してのんびりしているのとは異なるようです


本旅では、初日の真田幸村隠しの湯「石湯」があった別所温泉に続けての「隠し湯」訪問でした。



どちらも、足湯止まりで「あぁ~~!?」なんて声も出ませんでしたが・・・・・(笑)

あっ、思い出した。
別所温泉では声が出たんだった!?

「アチッ!?」


Posted at 2024/11/15 11:42:19 | コメント(1) | トラックバック(0) | | クルマ
2024年11月06日 イイね!

信州&上州旅2 両参り 善光寺&北向観音

信州&上州旅2 両参り 善光寺&北向観音欲張って、

すべての厄を払い
幸福のご利益を授かれる

両参り をしてきました。


なお、トップ画像には、今回お話する「両参り」が、個人的な思惑の戯言では無いことを示すため、旅行会社のツアーパンフレットを並べました。

七年に一度(実質6年に1度)の善光寺御開帳に合わせて盛り上がるみたいですね?
前回はコロナの影響で2021年が2022年に1年延期、次は従来周期での2027年か、それとも新たな周期での2028年かは、まだ決まっていないみたいです。






旅の初日に話を戻します。


関越道・上信越自動車道を乗り継いで降りたのは、

夫婦ともに学生時代を過ごした上田市に有る上田菅平ICでした。




本日の最終目的地は宿泊する長野市ですし、目的は善光寺参拝です。


なのに、上田で寄り道?

と思われるでしょうが、もちろん理由はあります。




伊勢神宮参拝を例に上げて説明すると、

          

伊勢神宮参拝として多くの方が行かれる、近くにおかげ横丁があり、五十鈴川に架かる宇治橋を渡って入っていく神宮は、正式には、伊勢神宮の内宮と呼ばれる場所です。
対峙する形で外宮もあります。

内宮をお参りしただけでは、伊勢神宮を参拝したとは胸を張って言えない状況かもしれません。

かと言って、外宮も一緒に参拝したとなったとしても、まだ、胸を張れません。

昔の習わしではありますが、参拝の正式順序もあります。

① 伊勢神宮に参拝する前にこの二見浦で身を清める (二見興玉神社 参拝)
② 外宮参拝
③ 内宮参拝
④ 朝熊岳 (金剛證寺を参拝)
   金剛證寺: 伊勢神宮の鬼門を守ると言われるお寺

更に、各々の宮内でも参拝順序があったり、外宮は左回りで内宮は右回りなど作法が違ったりして・・・・・


まぁ、両宮は5kmも離れているので時間がない現代人は内宮=伊勢神宮 参拝で済ますことが多いと思いますし、二見浦で身を清めるなんてことは更に・・・・・
参拝前に五十鈴川で清めることで代用でしょうかね?

ちなみに、天照大御神をまつる皇大神宮(内宮) や 豊受大御神をまつる豊受大神宮(外宮)だけでなく、月の神様である月読・月夜見などの14の別宮、その他として、43の摂社、24の末社、42の所管社 と全部で125の宮社を全て合わせて 伊勢神宮 になります。

ということで、先程示した昔の習わし参拝ですら簡略版!?
伊勢神宮 完全参拝は至難の業と言うか、不可能ですね!?




さて、善光寺に話を戻しますが、善光寺参拝にも同じような習わしがありました。

それが、幸せを授かる 長野県の両参り です。



伊勢神宮の内宮・外宮は5km離れているので習わし通り回るのが難しいと先程書きましたが、
長野の方はその約10倍、49kmも離れているので、余程拘りを持たないと実現しないでしょうね?
まぁ、それ以上にこの習わしを知らない方が大多数でしょうから、有ってないようなものですが・・・・・


その対象となる長野県屈指の二つの名刹が、

上田市にある別所温泉の北向観音
長野市にある善光寺

になります。

現世利益を願う北向観音
極楽往生を願う善光寺


両参りすることで、

すべての厄を払い、幸福のご利益を授かれる 

と言われています。




北向観音は全国的にもめずらしい本堂が北を向いている観音さまです。
南向きに建立された善光寺とは対角線上に向かい合うように建っています。


どちらか一方では片参りとなり、両参りすることでさらなるご利益がいただけると言われており、毎年多くの参拝者が訪れています。

尚、伊勢神宮とは異なり、どちらを先にめぐるかの決まりはないようなので、自分のプランにあわせて大丈夫のようです。

自分達は、先ずは現在、現世利益を願って北向観音、その後、来世、極楽往生を願う善光寺にお参りしました。
まぁ、ルート・日程上の絡みも考慮した結果ですが・・・・・・




簡単な説明です。


多くのご利益を授かれる北向観音

北向観音は825年、比叡山延暦寺座主・慈覚大師円仁により開創された霊場だそうです。
現世でのご利益を授けてくれるという千手観音を御本尊とし本堂に祀っています。

本堂以外にも、さまざまな誘惑や困難を打ち砕いてくれるという愛染明王を祀る愛染堂、緑に囲まれた温泉薬師瑠璃殿、江戸時代より絵の展示場として利用されてきた額堂(絵馬堂)などを参拝するのも良いです。



極楽往生を願う善光寺

正月三が日で約50万人、年間約600万人が参拝に訪れる古刹、創建以来約1400年、民衆の心の拠り所として篤い信仰を集める善光寺ですから、長野県民以外にも知っている方は多いでしょう。

日本に仏教の宗派が生まれる以前に創建され、無宗派寺院として長きにわたりすべての人々を受け入れてきた寺院です。
御本尊は一光三尊阿弥陀如来、人々を極楽浄土の世界へ導くご利益があるとされています。




さて、ご存じない方が多いかもしれませんが、
別所温泉は長野県最古の温泉地であり、信州の鎌倉とも言われております。
また、枕草子にもうたわれている歴史ある温泉地です。


学生時代同様、先ずは 国宝 八角三重塔 が裏山に建っている安楽寺に向かいました。
八角三重塔が撮影対象となるのはもちろんですが、別所温泉巡り時のC&C待機場所として利用させて頂きました。
拝観料も払っていますから良いですよね?(笑)

本旅の恒例となりました坂&階段の初登り、全てがここから始まりました。(笑)

          

          

          




木造八角三重塔は、木造の八角塔としては全国で一つしかないという貴重な建築です。



     

四重の塔に見えますが、一番下は裳階(もこし=ひさし又は霧よけの類)として見なされ、下から二番目が初重になる珍しい形式であるうえに細部も禅宗様の形式からなり、類例が少ないそうです。
(かなり前は四重の塔と認識されていたようですが・・・・・)



安楽寺(曹洞宗)
安楽寺は禅宗としては、鎌倉の建長寺などと並んで日本では最も古い臨済禅宗寺院の一つです。














こちらは、常楽寺で、茅葺き屋根の本堂です。






こちらにも、国重要文化財に指定された 石造多宝塔 (せきぞうたほうとう)があります。



石造多宝塔が建っている場所は、北向観世音様が出現した所と言われているようです。

石造多宝塔のすぐれたものは全国的にも少なく、重要文化財に指定されているものは、こちらと、滋賀県の「少菩提寺塔〔しょうぼだいじとう〕」の二つだけだそうです。








そして、本命北向観音に通じる参道です。非常にこじんまりしていますが・・・・・

          

          




北向観音

厄除観音として知られる「北向観音堂」は、平安時代初期の天長2年(825年)比叡山延暦寺座主慈覚大師円仁により開創された霊場だそうです。
安和2年(969年)、平維茂は一山を修理し、三楽寺、四院、六十坊を増築したと伝えられます。
源平争乱の中、木曾義仲(=源 義仲)の手により八角三重塔と石造多宝塔を残して全て焼失してしまいますが、源頼朝の命のもと伽藍復興がおこなわれ、建長4年(1252年)、塩田陸奥守北条国時により再興されたそうです。

     












本堂が北を向いているのは、わが国でもほとんど例がないようです。

その由来は、観世音菩薩出現の際、「北斗七星が世界の依怙(よりどころ)となるように我も又一切衆生のために常に依怙となって済度をなさん」というお告げによるものといわれています。


愛染かつら 絡みのネタもありますが、年寄りの自分が生まれるより遥か昔、1938年の映画のようなのでここでは止めておきます。(笑)










さて、折角別所温泉に来たのですからゆったり温泉に浸かりたいところですが、本日の最終目的は善光寺参拝ですし、宿は翌日の戸隠訪問に備えて長野市内に手配済み!?

それなら、公衆温泉にでもちょっと浸かって・・・・

しかし、妻連れではそれも叶わず、



慈覚大師ゆかりの湯「大師湯(だいしゆ)」
真田幸村隠しの湯「石 湯」





の前まで行って撮影のみです。
ちょっと離れた 木曽義仲ゆかり葵の湯〜北条氏ゆかりの湯「大 湯」 は、それすら省略。


妻は、入ったことが無いのは当然、前まで来たことも無いと言い張ります!?
が、自分の記憶では、前回来た時も連れて行ったはずなのですが・・・・・
もちろん、自分は友人達と来て何度か浸かっています。




何も無いのは淋しいので、北向観音横手にある「湯かけ地蔵」にお参りし、



足湯「ななくり」で暫し温泉気分を味わいました。
結構熱めの湯で足は真っ赤に・・・・・

          




さて、この時期上田に、いや、別所温泉に来ると、温泉や観光以外に気になるものがありますよね?

はい!?

上田市は県内、いや、国内有数のまつたけの産地として知られています。
別所温泉では、この時期、まつたけ小屋や旅館が提供するまつたけ料理が名物となっています。

6年ほど前の同窓会は上田で開催、まつたけ小屋で松茸のコース料理を夕食としました。
当時、10,000円でした。

当然、今回の旅が決まった後、ちょっと調べてみました。
この物価高だからしょうがないのですが、同じコース料理は1.5倍になっていました。

まつたけに拘りが無い妻、昼食ということもあり、
「まつたけに15,000円/人も掛けるなら、他のものを食べたり、他の用途に使いたい」
即答で、却下となりました。

まつたけとは縁が無いと諦めたのですが・・・・・


同窓会で行った蓼科、帰りに立ち寄ったスーパーや道の駅風直売所でもまつたけが・・・・・
今年は豊作とかで、昨年あたりよりだいぶお安く出ていました。

一瞬、いや、だいぶ迷いましたが、どうせ翌週もう一度信州に来るからと購入はせずに帰路につきました。

道中、LINEが届きました。

「まさかと思うけど、まつたけ買ったりしてないよね?
 買わないでよ!?
 ◯◯(妻の友人)が送ってくれたから・・・・・」

危なかったですね!?(笑)

ありがたくいただきました。






その後、まつたけ代わりの昼食をとりに上田市内に向かったのですが、そちらは後日に回し、長野の宿に向かったところから続けます。




宿は、長野市内、駅と善光寺の中間ぐらいです。
ちなみに、善光寺と長野駅は1.8kmくらいです。



ホテルに車を駐め、後は徒歩&長野電鉄を利用して、善光寺参拝、参道&市内散策などし、夕食は長野駅周辺ですます計画です。

制約は、善光寺でいただける御朱印が16時30分までと言うだけです。
ちなみに、善光寺の本堂外陣は24時間参拝が可能、内陣参拝は御朱印と同じく16時30分までです。

ホテル到着はチェックイン開始時間の15時ちょっと前と30分ほど前倒し、車を預けるだけの計画でしたが、チェックイン手続きまで済ませ、善光寺に向かいました。
残念ながら、この頃から本旅唯一の雨がぱらつき出し傘は手放せませんでしたが、ゲリラ雷雨の15分以外は小雨の降ったり止んだりが繰り返しで観光を憂鬱にするほどではありませんでした。
雷雨時は本堂参拝&御朱印をいただいている時間で、傘は必要なく・・・・・



善光寺










やっと 本堂 です。










          







ということで、

現世利益を願っての北向観音参拝
来世、極楽往生を願っての善光寺参拝


が、信州&上州旅の初日につつがなく終了いたしました。





Posted at 2024/11/06 15:35:21 | コメント(2) | トラックバック(0) | | クルマ

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