退職金に!?
※ 5月の2投稿は、下世話な銭ネタに!?(笑)
再雇用を満了しプー太郎になったのは4年前だが、正規の定年退職はもう9年も前のことである。
昨今では珍しくなった終身雇用を全うした!?
思い出話となるが、親は溺愛する長男(笑)を弱みと付け込まれ、
ちょっと高額な「象牙の実印セット(実印、銀行印、認印)」を買わされた。
「長男さん、購入しないと25回転職しますと・・・・・」
妻曰く「私が一緒にいるのに、そんな転職させるわけ無いじゃん!?」
妥当な意見だが、親は縋って、親本人分、追加して子供3兄弟妹分の計4セットも・・・・・
大方の予想通り、購入後まもなく業者とは連絡が付かなくなったようだが・・・・・
連絡が取れたら「一度も転職などしなかった!?」と嫌味でも言いたいところだが、
「購入したから、運命が変わった!?」とでも、言い訳するんだろうな!?
さて、勉学好き(?)で就職するまでに時間を掛けたので、その分定年までの就労期間は36年と一般的な大卒者よりちょっと少ない。(笑)
まぁ、類は友を呼ぶ を実践するかの如く、未だ変わらずの付き合いがある友人達は全員ストレートでは就職していない。
時間を掛けた部分は、大学入学前、中、後とバラエティに飛んでいるが・・・・・
その就労の対価として得られた給料のお陰で、何とか家族4人が生きて来られたし、子供達を巣立ちさせることが出来た。
しかし、就労を止めると、当然だが収入は無くなった。
代わりに、現役時代に天引きされてきた厚生年金保険料を基にした年金が支給され、それがプー太郎生活の新たな糧になったのだが、当然、足りない!?
国民年金保険料よりも割高で負担が勝った厚生年金保険料だったが、その分支給される年金額は国民年金よりは多少なりとも多いようだが、足りないことに代わりはない!?
それでも、強制的に積み立てられたのは、意志の弱い自分には良かったのでは無いかと思う。
任意では、生活の苦しかった頃に継続して優先的に回すことは出来なかっただろうから・・・・・
そんな就労せずのプー太郎生活時のマイナス分の補填財源として頼りになるのが、それまで爪に火を灯して貯め込んだ貯金や準備していた個人年金などになる。
加えて、辞めるまでは手にすることが出来なかったが、退職直後には得ることを想定していた退職金になるのだが・・・・・
しかし、退職金は全ての勤労者に無条件で入るものでは無いようだ。
自分が勝手にそう思っていただけで・・・・・
法律上、退職金の支払いは義務付けられてはいない。
退職金制度があるかどうかは、勤め先の就業規則(退職金規程)や労働協約で定められているかどうかで決まる。
また、具体的な支給内容についても、法人ごとに設定されているため、一律の決まりもない。
勤め先が、退職給付制度 を採用しているかが肝となるのだが・・・・・
ちょっと古い情報になるが、厚生労働省が発表した「平成30年就労条件総合調査」によると、
全産業の導入率は77.8%だったようだ。
勤め先も制度は採用されていたと思う!?
詳細記憶は残っていないが、定年前1~2年で急増化する一覧表を見て、途中で辞めたらたいした金額は貰えない、纏まったお金を得るには嫌でも我慢して勤め上げなければ・・・・・
と、思った若かりし記憶が蘇えったので・・・・・
まぁ、その後何度かの改訂を経ているので、その当時見たはずの数値からはかなり離れたものになっているだろうことは覚悟していたが・・・・・
まさか、ここまで・・・・・
残念ながら
というか、
ショックで言葉が出ない
という状況で・・・・・
老後生活の補填には、全く当てにならない実態が判明した!?
しかし、これはこれで今ならブログネタになると、恥ずかしさ全開ですが公開することにしました。
自分の退職金は、
現金ではなく旅行券!?
しかも、たったの20万円分・・・・・
念の為説明を加えますが、印字されている1,920万円は退職金の金額ではなく、
勤続36年の場合の退職所得控除額の表示ですから、
誤解のないように!?
ちなみに、退職所得控除額を求める計算式を示すと、
勤続年数をAとした場合、
20年以下の場合、 40万円 × A
20年を超えた場合、 800万円 + 70万円 × (A - 20年)
と、なります。
当然だが、800万円は、40万円の20年分である。
参考までに、自分の36年の場合を当てはめると、
20年を超えますから下段の式が適用され、
800万円 + 70万円 × (36 - 20年)
= 800万円 + 70万円 × (16年)
= 800万円 + 1,120万円
= 1,920万円
と、なります。
退職所得控除額の数値ですから、
退職金が1,920万円までであれば、全額控除されますから税金は一切かかりません。
仮に、2,000万円の退職金を得たとすると、2,000 - 1,920 = 80万円 だけに税金がかかります。
更に、超える金額が300万円を超えなければ半分になったような!? うる覚えですが・・・・・
勤続年数が長いほど優遇されますね!?
40年の勤続とした場合、
転職して20年ずつ2社の場合だと、40万円 × 20年 × 2回 で 800万円 × 2 = 1,600万円
40年1社の場合、 800万円 + 70万円 × (40 - 20年) = 800万円 + 1,400万円 = 2,200万円
と、600万円も控除額が増えますから・・・・・
終身雇用を全うした恩恵が、こんなところにあったとは・・・・・
しかし、20万円では1年の就労でも得られる退職所得控除額内となり、終身雇用中35年が無駄になり、笑うしか無いのだが・・・・・
さて、折角の・・・・・
いや、36年就労の証である「旅行券」、どう使うのが良いだろうか?
使用期限が無いので放置してきたが、旅行券としてしか用途が無いので使い勝手が悪い!?
旅行にも出かけているが、馴染としている旅行会社では無いし・・・・・
金券ショップなどで換金するか?
しかし、多分95~90%の換金率、1~2万円の減るのは勿体ないし!?(笑)
タイミングよく、こんなチラシが舞い込んできましたが、
美味しい話には裏があると言いましょうか・・・・・
やっぱり、生活の糧として使うより、思い出、記念の旅として使えということでしょうかね?
で、終わりたい所ですが、やっぱ駄目ですよね!?
自分のことだけなら、八百だったり方便だらけであっても、ボケ老人の戯言で済みそうですが、
元勤務先まで絡んでしまうと、
嘘は言っていない!?
意図的に触れないことはあったけど・・・・・
は、通じないようだ!?
偽の情報を伝える
「作為の嘘」じゃなくても、
あえて触れない
「不作為の嘘」になってしまって、
何らしかに触れるらしい!?
事情説明の追加をしときましょうかね!?
旅行券以外にも、ちゃんと退職金貰っています!?
「同じ退職金計上なのに、わざわざ面倒掛けさせる旅行券にして・・・・・」
「結果、9年経っても手を付けられていないままじゃないか!?」
という単なる愚痴投稿ですから・・・・・(笑)
でも、今回はまだマシな投稿です!?
価値の高い旅行券がネタですから・・・・・
以前は、たった3,150円のオプションが付いていないと、今回以上に愚痴っていますから!?(笑)
前オーナーさんへのささやかなる愚痴!?
ところで、最近の退職金事情はどうなんですかね?
一時期、退職金が無い代わりに、月々支払われる給料が割増になる就労体制が選べる企業が出てきたという情報を目にしたような・・・・・
勤め先も、途中で運用が変わりましたね。
先のような退職給付制度の有無や支給額の減少ではなく、運用手段が・・・・・
確か、単身赴任が終わった頃なので2000年過ぎだと思いますが、
確定拠出年金とか日本版401kとか呼ばれていた制度を導入して・・・・・
それまで退職金積立は企業が行っていましたが、景気が悪くなり想定した利息積立が出来なくなってきたのでそれまでの想定退職金は払えない、積立金の一部は個人で運用とし利益は各々で確保しろというものだったような・・・・・
全額ではなく、1/4~1/3程度の運用で、
安全策なら、元本保証の普通預金
チャレンジャーなら、ハイリスクハイリターンの成長型国内株式投信
中間姿勢なら、ローリスクローリターンの安定型国内株式投信
対象先も、上記の国内株式投信、海外株式投信
などを組み合わせて、各々が選択指定するような・・・・・
現在推奨されている新NISAも同じような仕組みですかね?
手を出していないので詳しく調べていないのですが・・・・・
前回ご紹介したように、自分は決断力が無く、ハイリスクハイリターンは怖くて進めない度胸無しの性格故に、成長型国内株の単独なんて選択は出来ず、安定型国内株、そして、海外株の投信プランの3種を選択してのバランス運用をしていました。
タイミングよくアベノミクスの恩恵が得られたのでしょうか?
最悪時、-150万円なんて結果の期末時点報告を貰ったこともありましたが、
最終的にはプラスに転じて、そこそこの利益が!?
ちなみに、前投稿で株投資1割の勝者に属いているといった中にこの分は含んでいません。
そう言えば、従業員持株会の運用でも、一株あたり1,330円の平均取得価であった累計1,200株ほどは、3,400円ほどで売却できたし・・・・・
一時期は300円ほどまで落ちこみ、会社存続を心配した時もあったのですが・・・・・
あっ、更に勝者アピールの上乗せをしちゃいました!?(笑)
ということで、
就活中の皆さん、株式会社○○○は、退職給付制度がある会社です!?
旅行券支給に追加して、現金支給もあります!?
受給方法は、一時金、分割の年金、そして、両者組み合わせ と、自由に選択ができます。
多分!? (少なくとも再雇用満了の4年前までは・・・・・)
決して、旅行券を退職金代わりにしている企業ではありません。
安心して、就職先としてご検討下さい。(笑)
ちなみに、株価も売却価格よりも現在の方が高いです。
つい先日もストップ高を付けていたので好調のようですね!?
まぁ、○○○じゃ分からないでしょうから、意味のないコメントですが・・・・・