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il pastor fidoのブログ一覧

2025年12月31日 イイね!

整数比の関係

整数比の関係 マイカー2台を整数比で認識することがあります。A:Bの比の値はA/Bです。

3:4(= 0.75)
 MAZDA2のエンジンは1.5L、アテンザは2Lなので、単純に3:4です。諸元表から数値を抜き出すと次のとおりです。

 両者の数値の比の値をみると、どれも0.75あたりであり、ほぼ3:4と言えます。いずれも普及型であるシンプルな自然吸気エンジンなので、スペックは似たレベルです。両者の車重まで3:4なのは、偶然かもしれません。

 両エンジンの「ボア×ストローク(mm)」を見ると、MAZDA2のP5-VPS型が74.5×85.8、アテンザのLF-DE型が87.5×83.1となっていて、排気量が大きいアテンザの方が短いストロークです。実用型エンジンとして今どき珍しいショートストロークですが、同サイズはNC型ロードスターにも載っており、こちらには相応しいと言えそうです。

1:1(= 1.0)
 上の表の値を使ってパワーウエイトレシオ(kg/PS)を計算すると、MAZDA2は9.45、アテンザは9.07です。トルクウエイトレシオ(kg/kgf・m)はそれぞれ72.2と73.1。日常運転が念頭にあるのでトルクウエイトレシオを見ると、両車の値はほぼ1:1であり、同等のスペックと言えます。変速機はMAZDA2が6MTであるのに対し、アテンザは古典的な4ATなので、一般道の軽快さは圧倒的にMAZDA2が勝ります。
 高速側ギアによる100km/h走行時のエンジン回転数は両車とも2400rpmであり、高速道の定速走行では同じ回転数を示します。トルクウエイトレシオがほぼ同じなので、高速走行時のトルク感も同等と考えがちですが、実際にはアテンザの方が余裕があるように感じます。

 過去のブログ(空気抵抗を考えると)において、この両車の空気抵抗係数(Cd)や前方投影面積はほぼ同じと見積もり、空気抵抗は同程度になると推測しました。高速走行では空気抵抗が支配的になり、両車は同レベルの空気抵抗を受けることになるので、小さな排気量により駆動トルクが限られるMAZDA2では余裕が少ないのだと理解しました。

2:3(= 0.67)
 km/Lの単位で表される燃費を比べると、MAZDA2とアテンザでは3:2あたりと感じています。燃料消費量の比としてみれば、2:3ということになります。
 カタログ燃費は、MAZDA2はWLTCモード燃費で19.8km/L、アテンザは昔の10・15モード燃費で13.0km/Lです。数字の上ではほぼ3:2ですが、測定モードが異なるので単純比較はできません。一般的には、同一車種でも10・15モード燃費よりJC08モード燃費の方が数値が小さく、WLTCモード燃費はさらに小さくなる傾向があるので、違いはもっと大きいかもしれません。
 みんカラサイトが示すマイカー2車の平均燃費は、MAZDA2が18.5km/L、アテンザが12.1km/Lとなっていて、これも3:2に近い値です。こちらは走行条件によって大きく変わるので、ほぼ同じ比になったのは偶然かもしれません。

 個々の値にはそれぞれ課題がありますが、個人的な感覚も含めみな近いレベルになったので、weight of evidenceの視点から両車の燃料消費量の比は2:3あたりと判断します。スペックの比は3:4ですが、設計時期や変速機の違いを反映して、燃料消費量の比は2:3に開いています。「スペックの比は6:8だが、燃料消費量の比は6:9に開いている」ということです。
 現在は2車をほぼ同等に使用していますが、使用頻度を3:2の比率に変更すると、両車の燃料消費量は同等になりそうです。

5:6(= 0.83)
 全長はMAZDA2が4065mmでアテンザは4670mm、全幅はMAZDA2が1695mmでアテンザは1780mmです。両車の全長×全幅の値を計算すると、ほぼ5:6となりました。これが整数比になったのは単なる偶然で、この値が意味を持つ場面は特になさそうです。

4:7(= 0.57)
 VDA方式で表されるラゲッジ容量は、MAZDA2が280Lでアテンザは492Lなので、ほぼ4:7です。当初MAZDA2で計画していた2025年の北海道旅行では、荷物が載せきれないので出発当日にアテンザに変更しました。MAZDA2のラゲッジルームを見て、アテンザの半分以下のように感じていましたが、意外に大きかったようです。

2:6
 MAZDA2とアテンザ(グローバル名はMAZDA6)の車名です。MAZDA6は既に製造が終了しており、MAZDA2の次期モデルの情報はありません。絶滅危惧種を大事にしながら、もう少し2台体制を続けてみます。

[2026.1.1追記]2:3の項目に少し加筆しました。
Posted at 2025/12/31 00:42:56 | コメント(0) | トラックバック(0) | クルマ
2025年12月29日 イイね!

腕時計の復活

腕時計の復活 腕時計を「セルフX'masプレゼント」されたというブログ記事を見て、今年手持ちの腕時計2つを復活させたことを思い出しました。

 春頃に息子と娘から、腕時計を物色していると聞きました。息子と寄った家電量販店では、私も久しぶりに腕時計を眺めました。妻のリクエストで出かけたアウトレットモールでは、国内3社の時計店を覗いてみました。購買意欲は特段生じず、あまり使っていない手持ちの時計2つに目が向いたので、これらを復活させることにしました。


 CITIZENのxC(クロスシー)です(カタログの写真)。赤系ファッションに相応しいソーラー電波時計として2006年ごろ選びました。高価な材質は使っていませんが、黒地に大きな白いローマ数字と、ワインカラーの差し色がファッショナブルです。日付が1時と2時の間に出るので、全ての数字が載っています。
 革ベルトゆえに軽く、Dバックル付きなので着脱が容易ですが、革は消耗品なので配慮が必要です。汗だくになる季節の使用を避けていたものの、15年を越えてさすがに傷んできたので、使用は控えめになっていました。

 家電量販店のポイント期限が近いとのメールが入ったので、何に使うか思案した結果、革ベルトを交換するのがよいと気づきました。店舗で1時間ほど見比べ、これまでよりレッドに近い色を選びました(冒頭の写真)。古いベルトのDバックルを引き継いだので着脱は容易ですが、まだ革が硬めで馴染むには少しかかりそうです。時計本体はそのままで革ベルトが新しくなっただけなのに気分一新したのは、わがアテンザの同色全塗装ホイールキャップ変更のときと同様です。これは赤系ファッションによく合います。


 こちらもCITIZEN xCです(カタログの写真)。黒いトノー(樽)型で、ほかに女性用の小さいサイズもありました。トノー型のアラビア数字は多くの場合個性的な形ですが、国産の普及型モデルで採用するのは珍しいです。2007年に店頭でみかけたときに即断入手しました。
 厚いメタルの樽型にメタルベルトがついて、かなりの重量級です。文字が大きく見やすいのは確かであり、息子は大学入試のときにこれを持って行きました。ずっと使ってきましたが、少し前から動かなくなっていたので、そのままにしていました。

 購入した店で修理を依頼しました。混雑していたらしく相当日数にわたり待たされましたが、追加料金はなく、分解掃除のみで復活できたようです。このデザインはフォーマルなスタイルや黒系ファッションに合わせます。

 異なる意匠であり着用感もだいぶ違いますが、この2つは同時期のモデルで、クロスシーコンスパイヤーシリーズと呼ばれています。モデル名であるxCや電波時計であることを示すRadio Controlledの書体・フォントが同じであるほか、機械部分も共通のようで、同じ位置に日付が表示され、電波時計としての機能表示(L M H RX NO)も同じ位置です。革ベルトの時計は電波時計としての機能が作動していないようで、30秒ほど進んでいます。ノンプレミアムの普及型モデルで、市場価値が決して高くないものに好みを見出すのは、クルマの嗜好と同じです。
Posted at 2025/12/29 00:38:36 | コメント(1) | トラックバック(0) | 日記
2025年12月17日 イイね!

ソリッドの赤との3日半

ソリッドの赤との3日半 福島県浜通りの相双エリアへはアテンザで行きました。

【往路】
 夕刻に出発したところ、常磐道は渋滞とは無縁でした。同乗者がいないので低燃費志向の定速運転としましたが、燃費は期待ほどは伸びませんでした。強風という印象はありませんが、向かい風だったのかどうか。タイヤが古くなったためか、ロードノイズが気になりました。
 SAやPAは、小型車スペースには余裕があるものの、大型車は駐車場にあふれていました。こちらは非日常ドライブなので気楽ですが、大型車の職業ドライバーは大変そうです。

【相双エリア】
 現地の平地移動は限定的でした。混雑などありませんでしたが、2023年6月の記憶と比べると、復興関連と思われる大型車の通行が大きく減った印象です。帰還困難区域を示すバリケードが施された沿道の建物はあまり見られなくなり、明るく静かな道路でした。
 浪江駅近くから国道459号線で内陸へ向かいました。2019年に通ったときはあちこちにバリケードがあり、監視所のようなものもあって暗い雰囲気でしたが、今回は明るく快適な地方道の印象で、交通量が少ないためにマイペースで気分よく移動できました。
 風力発電を眺めたあと、飯舘村への移動は国道399号線や県道です。幅の狭い区間もありましたが、対向車が来ないので問題なく、古典的4ATによる気楽なドライブです。帰還困難区域を抜けるあたりは、落葉に覆われていました。

 カーナビによる道案内は、最近はGoogle Mapに頼っています。目的地の入力と検索が容易ですし、最新の情報が反映されています。従来型のカーナビも現在位置の確認に有用なので、両者の併用です。

【復路】
 復路の常磐道は南相馬ICから入りました。双葉郡内を順次南下しましたが、ところどころ放射線量の表示があり、福島第一原発に近いエリアでは確かに値が高くなっていました。
 復路も低燃費志向の定速運転です。往路は次第に交通量が減ったので気にならなかったのですが、暗い中を追い越していく車両が増えてきたため、そのヘッドライトを反射するサイドミラーが眩しいのに閉口しました。また、クルーズコントロールなしで長時間にわたって定速を維持したため、右足が疲労しました。
 省力化の試みとして、高速道では28℃に設定して外気導入としました。導入される外気が十分に暖められるので、ファンを回さずに暖房効果が得られました。

【平均燃費】

 帰ってきたときの写真です。例によってこの平均燃費を1.015倍すると、補正後平均燃費は16.30km/Lとなりました。
 メーターが表示した平均燃費をもとに推計、補正すると次のとおり。
○夜間の往路:約240kmで17.83km/L
○滞在中の平坦路:約55kmで10.80km/L
○飯舘村への山間路を経て南相馬から復路:約355kmで16.60km/L

 夜間のロングドライブで低燃費運転を続けた結果、サイドミラーが眩しく右足が疲労したため、後半はしばしば休憩しました。夜は過度の低燃費を追究せず、気楽に乗った方がよさそうです。
Posted at 2025/12/17 20:17:21 | コメント(1) | トラックバック(0) | 日記
2025年12月14日 イイね!

相双エリアの滞在

相双エリアの滞在 福島県浜通りの相双エリアでは、富岡と双葉で3泊しました。

【早寝早起き】
 現地到着は夜になるので、常磐道のパーキングエリアで食事をしましたが、これは正解でした。現地の夜9時過ぎでは食事処はほとんどなく、スーパーはもちろん近くのコンビニまで営業時間外でした。滞在中の食事が心配なので、その後は夕朝食とも宿で確保しました。
 富岡の宿で8時に朝食に行ったら、もう終わったような・・・。私の予約が忘れられていました。利用者は復興工事関係者が多いためか、8時台に朝食をとる人はほかにいませんでした。双葉の宿では、朝食時間は8時までで、7時半までに入るようにとのこと。この地域では、皆さん早寝早起きのようです。

【海岸沿い】
 富岡駅近くの富岡港に行きました(冒頭の写真)。広々としていましたが、何もないように思え、港として運営されているかどうかわかりませんでした。

 双葉の海岸では、高い堤防の横にマリーンハウスふたばの建物がありました。時計が示す3時37分は、津波に襲われた時刻でしょうか。東日本大震災・原子力災害伝承館の北東側は広々としていて、工事エリアもありました。

【双葉の町】
 イオンがあるというので行ってみると、双葉の駅前に、よそでは見たことがないコンビニ規模の店舗がありました。閉店時刻はここも早そうです。駅舎は大野駅と同様に新しそうな建物ですが、帰還困難区域にあって放射性物質に覆われたため、撤去、新築されたのでしょうか。駅前の真新しい建物には町役場が入っていて、現代的な雰囲気でした。

 伝承館に地域の人口を示す表がありました。双葉町の居住人口はいかにも少ないのですが、地図を見ると未だに町域の多くは帰還困難区域であるようで、前途多難に思えます。

【浪江のにぎわい】
 今回も浪江駅へ足を運ぶと、少し離れたところに賑わっている通りが見えました。クルマを置いて行ってみると、ちょうど十日市祭をやっていました。浪江駅周辺はますます寂しくなっているのに、新町通りは人であふれていました。

 通りの南端では水素まつりをやっていて、水素を使うクラウンセダンが複数ありました。NEDO(新エネルギー・産業技術総合開発機構)がはるばる来ていて、ふだんは見られない福島水素エネルギー研究フィールド(FH2R)の見学ツアーがありましたが、時間の関係で参加できませんでした。水素利用を宣伝する浪江町のブースがあり、いろいろ聞いてみたかったのですが、だれもいませんでした。
 そんなわけで、せっかくの水素まつりもやや期待外れでした。仕方ないので、町民でもないのに、地元薬剤師会のブースで健康チェックを受けました。県の土木事務所?のブースでは、工事中の福島県復興祈念公園を紹介していました。

 このあと道の駅なみえに寄りました。土曜の昼どきは車両があふれていて、向かい側にある町役場の駐車場に誘導されたのは意外でした。道の駅の賑わいは町にとって大切だから、役場の駐車場を開放しているのでしょう。

【飯舘の冬まつり】

 秋祭りの季節と思っていたら、道の駅までい館ではいいたて冬まつりをやっていました。道の駅でジャズ演奏とは意外でしたが、とても賑わっていました。演奏を聴きながら土産の果物を確保し、相双エリアに別れを告げました。
Posted at 2025/12/14 20:13:02 | コメント(1) | トラックバック(0) | 日記
2025年12月13日 イイね!

復興再生に向けた諸活動

復興再生に向けた諸活動 福島の相双エリアで諸活動を見学しました。

【特定廃棄物の処分】
 特定廃棄物埋立情報館の愛称が「リプルンふくしま」です(冒頭の写真)。「特定廃棄物」は放射性物質を含む廃棄物なのだろうと想像しましたが、放射性物質汚染対処特別措置法に基づく用語で、対策地域内廃棄物と指定廃棄物を含むとのこと。「特定」や「指定」の語には法律ごとに異なる意味を与えるので、説明なく使われてもわかりません。
 建物の裏にはモニタリングフィールドがありました。放射線のレベルを経年監視するためでなく、測定体験が目的とのことで、裏山の雑木林に散策用の歩道を通したようなところでした。

 リプルンの裏の方にある特定廃棄物埋立処分施設を案内いただきました。斜面に沿って何層にも重ねて埋め立てられていましたが、見学当日は施設内の往来はほとんどなく、いかにも静かでした。特定廃棄物の埋立は数年前に終了し、いまは一般の廃棄物だけを受け入れているとのこと。特定廃棄物は別の施設で扱っているとのことですが、除染が続き、そこにあった建物の解体も進むのだとすると、このような放射性廃棄物は引き続き発生するのでしょう。いずれの施設も、今後長期間にわたって管理し続ける必要があるように思いました。

【除染土壌の中間貯蔵】
 中間貯蔵事業情報センターに6月に続いて再度寄り、バーチャルシアターで中間貯蔵施設について復習しました。新たな発見はなさそうだったので、程なく退出しました。

【産業振興プロジェクト】
 東日本大震災・原子力災害伝承館に再度寄りました。初めのビデオ視聴は省略し、ひとまわり見学しました。最後の一角では「福島イノベーション・コースト構想」を紹介していましたが、表層的な紹介に留まっており、進捗や実態はわかりませんでした。
 後で確認すると、この構想は「浜通り地域等の産業基盤を構築する国家プロジェクト」と題されており、推進機構と称する財団法人が運営を担っています。伝承館もこの推進機構の運営でした。構想の重点分野として6項目挙げており、文字通り「産業基盤の構築」が狙いと見えます。産業振興策でよく見る派手なキャッチフレーズが踊り、またかという印象も受けますが、「ロボット産業を集積」、「ロボット技術等を活用した農林水産業の再生」、「空飛ぶクルマの実証」など、実効性や持続可能性が伴うものなのか心配になります。

【風力発電】

 カーナビに案内させて阿武隈風力発電所展望施設に行きました。風力発電のプロペラが眺められる丘の上が舗装されており、だれもいませんでした。

【除染土壌の活用の試み】

 飯舘村の長泥地区に「花の里ながどろ環境再生情報ひろば」を訪れ、再生事業を見学しました。放射能が低い除染土壌を資材化し、農地の造成に使う試みとのことで、造成した農地で作物を育て、放射性物質の濃度が低いことを確認したようです。見学時はただの更地で、ここに線量計を持って立入り、線量が低いことを確認しました。放射能が低い除染土壌を選んで造成に使い、その上をほかの土で覆ったのだから、確かに問題はないのでしょう。
 気になったのは、造成農地ではなく、道ばたの植生付近で放射線量が高いことでした。周囲は帰還困難区域らしいので、造成農地の線量が低くても、まわりの山林から放射性物質が飛んでくる可能性がありそうで、継続したモニタリングが必要と思えました。
 除染土壌を農地造成に活用するモデル事業と考えると、帰還困難区域に隣接する立地は疑問であり、コストがかかりすぎるようですが、除染土壌の幅広い活用可能性を示すための実証事業と位置付ければ、意味がありそうに思いました。
 ここではビニールハウスで花を育てており、カーネーションをいただきました。


【所感】
 放射能の影響を受けた地域の復興、再生を目指す事業の多くは、地道で泥臭く、長い時間を要するようです。一方、産業振興プロジェクトは派手なキャッチフレーズを掲げ、種々の構想を打ち上げており、実効性や持続可能性が気になりました。かつての原発推進策の元締めがこのような構想の旗振り役を務めているのは、疑問に思いました。
Posted at 2025/12/13 23:34:57 | コメント(1) | トラックバック(0) | 日記

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