![運転席まわりのこだわり [2/2] 運転席まわりのこだわり [2/2]](https://cdn.snsimg.carview.co.jp/minkara/blog/000/044/948/926/44948926/p1m.jpg?ct=12635d200c93)
運転席まわりのこだわりの続きです。
運転席シート
従来型セダンタイプの車種では、シートはやや高めにセットしてきました。これによってアップライトな姿勢をとり、視界も少しよくすることができました。一方、初代プレマシーのような高めのシートは長距離運転で落ち着かないという経験をし、また一部のコンパクトカーの高めのシートにも違和感がありました。高めのシートを一番下げた位置にすると、シートがボディの中に埋もれるような形になるので、視界の点でいまひとつです。結果として、ミニバンやSUVでなく、従来型セダンタイプの車高を選ぶことになりました。
シートの高さを変えると、座面の角度が自動的に変わるものもありますが、この角度変化が必ずしも合わないことがあります。アテンザGG前期型では、シートを下げると座面の前側が高くなり、太ももの後ろ側に圧迫感があるので、あまり下げられません。座面の角度を調整できると、運転姿勢の自由度が上がるだろうと思います。
ステアリング
ステアリングの角度は、チルト調整によりやや下げ気味にしています。メーターの上端が少し欠けますが、リラックスして運転できます。アテンザGG前期型にもデミオDE型にも、テレスコピック調整機能はありません。それでも運転姿勢は合わせられていますが、もしこの調整機能があると、もう少し足を伸ばした姿勢がとれそうで、運転姿勢の自由度が上がるだろうと思います。テレスコがない軽自動車では、ペダルに合わせるとステアリングが遠すぎる車種がよくあり、とても運転しづらいと感じたのですが、問題ないのでしょうか?
サイドブレーキ
操作に力を要し、時にはとっさに引く必要もあるので、これは運転席側に限ります。アテンザGG型、デミオDE型とも運転席側にあるのに、後継車種(アテンザGH、デミオDJ)では助手席側です。なぜ運転席から遠いところへ移したのか疑問です。
メーター
タコメーターは、アナログで大きな円形に限ります。小さい扇型では見づらいです。デジタルは、見やすいと思ったことがありません。速度計は数字でも許せますが、これもアナログで円形が見やすいです。この2つのメーターが同径で並ぶデザインは昔からよくありましたが、最近は少なくなってきています。デミオであれば、2代目(DY型)のメーターの形がいいと思います。BF型ファミリア(写真)のように2大メーターの0が水平位置にあると、日常で使う領域が水平線より上になるので、普段使いのクルマにとって見やすく合理的だと思いますが、採用例は多くありません。
Aピラー
Aピラーは近めがいいと思います。Aピラーが太く遠いと、斜め前に大きな死角ができます。斜め前が見づらかった車種は、これを理由に検討対象から外しました。
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2021/03/21 01:18:35