レインボーブリッジを渡って臨海副都心に入ると、パレットタウンの大観覧車が目に入りましたが、これは8月いっぱいで営業終了となりました。ほかの施設は既に営業が終わっており、最後まで動いていた大観覧車の終了によってパレットタウンは完全閉鎖となりました。
この大観覧車には、まだ寒い時期に娘と乗りました。すいていたにもかかわらず、「シースルーゴンドラがいい」と言うので、北風が当たる中で15分ほど待たされました。それでも、ゴンドラの中は暖房が効いていてほっとしました。
観覧車はお台場の真ん中にあり、よい眺めでした。レインボーブリッジは建物の陰で見づらい位置でしたが、はるか南東方向の東京ゲートブリッジはきれいに見えました。
ヴィーナスフォート(VenusFort)は、単なるショッピングモールではもったいない雰囲気でした。「女性のためのテーマパーク」というコンセプトはうなずけます。ヨーロッパのショッピングモールの日暮れ時のようで、女性でなくても楽しめました。
トヨタのWEGAWEBの館内にも入ることができましたが、既に閉鎖されていて寂しげでした。
パレットタウンの閉鎖は、臨海副都心の凋落を象徴するものと勝手に想像していましたが、閉鎖に至る経緯は予想外のものでした。当初は10年間の借地権契約だったこと、用地売却がリーマンショックに伴い延期されたこと、結果としてパレットタウンは当初想定の2倍の期間も営業していたことなど、素人の想像を超えています。この土地は売却され、「青海ST区画プロジェクト」として2025年に向けて新たな商業施設が構想されているということなので、「決して凋落などではない!」ようでした。
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2022/09/17 19:06:54