沖縄の点景

　娘の希望を受け、2月下旬に沖縄へ行きました。旅行数日前にフライトをおさえ、海辺のリゾートホテルを確保し、コンパクトなレンタカーを手配しました。目的地は限定的として、余裕をもってまわりました。季節はずれらしく、とてもすいていました。

　冒頭の写真は、ホテルの部屋からの眺めです。リーズナブルなリゾートホテルですが、夕陽を眺められるビーチがあり、それなりに立派でした。従業員の多くが外国人で、一生懸命覚えたであろう日本語で勤務していました。リゾート施設が多数ある沖縄では、コロナ禍を経て従業員確保が容易でないのかもしれません。


　美ら海水族館です。ジンベエザメが回遊する巨大水槽にはさまざまな魚種がいて、それぞれ群れをなして独自の動きをするのにしばらく見入りました。
　水族館は広い海洋博公園の中にありますが、その入口が水辺ではなくはるか高いところにあるのが意外でした。


　沖縄には島にわたる道路がいくつもあります。古宇利島へ渡る古宇利大橋は2kmほどで、多少の高低差がありますが、ほぼまっすぐに伸びています。橋の手前が撮影スポットで、駐車場がありました。


　うるま市にある海中道路は5kmほどの長さで、その大半は盛り土です。遠浅の海を渡るため、60年以上前に島民が手作業で道路作りを始めたそうですが、その年の台風で流されたとか。そのあと島に石油備蓄基地が建設されたおかげで、立派すぎる道路ができあがったようです。


　海中道路の休憩施設でくつろぎました。このあたりではどこもエメラルドグリーンに見え、海岸はサラサラの白砂で、サンゴの破片も混ざっています。


　美浜アメリカンビレッジは、いかにもアメリカンなショッピング街です。夕陽を眺めようとする人で海辺はにぎやかでしたが、曇っていて見えませんでした。もう日が暮れてきました。


　火災で焼け落ちた首里城は再建中で、それを囲む建物に城の絵が描かれていました。現在は再建現場が見学コースです。


　旅のお伴はハイブリッドのホンダフィット。
　あまり売れていないとされる現行モデルですが、コンパクトカーとしては十分に広い空間、堅牢なボディと静かで穏やかな乗り味、良好な視界など好印象でした。常時エアコンONでしたが、電動が基本でエンジンで充電する方式は効率的で、全行程の平均燃費は27km/Lほどでした。