タイトルがパクリっぽいくて恐縮ですが(^^;
遠出するのはジムカーナ以外では親戚の法事とか社員旅行とかぐらいでしたから。
てことで、今回はクルマネタでも、そしてなんとダムネタでもありません(笑)
あ、二日目はダムネタでしたww
タイトルのとおり、向かったのは北海道。
セントレア→新千歳へ空路での移動です。
生憎の天候でしたが、台風も近づいていてもしかして欠航になったりしないだろうな、と少し心配にはなりましたが、朝の時間はまだ大丈夫でした。
上空に上がってもずうっと、窓の外は真っ白けでした。
この翼の写真を見ただけで、航空会社と機種まで当てる人がいましたが、
マニアというのは恐ろしいですねw
青森あたりまで飛んでくると、わずかに雲のスキマが見えてきました。
もしかして千歳~札幌は雨が止んでたりしないかな~と、期待したのですが、
それは叶わず、この日は夜までしっかり雨模様でした。
新千歳空港から札幌まで移動するのに、JR北海道の「快速エアポート」で。
地元で見慣れない車両で、なかなか特徴的な顔してるな~と。
頬骨(?)の出っ張りデザインはJR北でよくある、エゾシカやクマとか、クルマとの衝突から運転士さんを守るためのバンパー的なものですかね。
昔のロボットアニメでボスパルダーってのが居たのですが、なんだかそんな雰囲気にも感じましたw
札幌駅に停車していたのは、キハ261系の「特急とかち」
この車両も運転台が高く、げんこつスタイルと言われているそう。
国鉄→JRになって新しい特急車両を開発するのに、元はJR東海で走っている313系電車のような顔のデザインだったものが、踏切事故で運転士さんが足を切断してしまう事故があったらしく、運転台が高いデザインのものに変更されたそうです。
札幌に来たので、みそラーメン食べたい!と思って、駅周辺のお店を探して入りました。
このあとの予定もあったので、なるべく駅近くにて。
よし乃というお店の、みそバターラーメンです。
そして、今日の目的地へ向かいます。
札幌コンベンションセンター。
いくつものホールがあって、展示会やイベント、コンサートなどに使われる施設です。
今回はとてもマニアック(?)なイベントに参加するために来ました!
「将棋日本シリーズJTプロ公式戦」です。
「テーブルマークこども将棋大会」というのも同時に開催されていて、午前中は小学生以下の子供たちが低学年の部、高学年の部にわかれて北海道地区優勝をめざして指していました。
ワタクシが見たかったのは、本日行われる、プロの棋士の対局、
藤井聡太竜王 vs 羽生善治九段 戦です。
どちらの棋士も、将棋を知らなくても名前くらいは聞いたことあるんじゃないかというくらい、メディアでも取り上げられている有名人です。
将棋なんか興味あったんかい、と思われそうですが、まぁほとんどニワカみたいなもんですかねw
でも、将棋自体は自分が小学校のころに囲碁・将棋クラブに入っていたり、
初めて就職した会社では昼休みに先輩方と指したりしていました。
超ヘボですがね・・・。
まぁ、スポーツとかでも自分でプレイするのはヘボでも観戦するのは好き!
というのはあると思います。
ワタクシも今では殆ど指すことはないですが、最近は観戦するのが面白く感じております。
「見る将」と言われているそうです。指すほうは「指す将」とか、
棋士のイラスト描いたりの「描く将」とかあるそうです(^^;
観戦目的の棋士の方、羽生さんのほうは、自分とは同学年で19歳のころに初タイトル(りゅうおう)を獲得して、25歳で当時の7大タイトルを全冠制覇、
2017年にはその7つのタイトルの永世称号を得て国民栄誉賞など、
自分と同世代を生きている人がこれほど活躍していると、尊敬もしますし
自分のことではないのに、勝手に同世代の誇りとか思ってしまいますね。
そして、藤井聡太さんのほうは、近頃でもニュースでよく取り上げられたり、
食べるおやつがブームになったり羽生さんが7冠制覇した時以上の将棋界が盛り上がりを見せているそうで、今の将棋界を引っ張っていて棋士序列もNo.1の人です。(竜王のタイトル以外に4つも持っている、現5冠。序列2位は名人位の渡辺 明名人です)
自分もそういった報道を見たりで、興味をもったのは間違いないですね。
芸能界でもサバンナの高橋氏が同様に将棋界に興味を持って、youtubeで配信してりしていました。
藤井竜王の就位式にMCとして呼ばれていたり、芸能人ながら羨ましいとか思ったり。
そういえば、黒部ダムも一般人が入れないところへ、芸能人のタモリ氏が入って取材してたりしたのも、芸能人ええなぁ!とか思ったりしてましたねw
この北海道大会、藤井vs羽生 というのは現在の人気No.1の取り合わせではないかと。
実際、2021年に行われたオールスター戦は人気投票で棋士が選ばれるのですが、
東軍の1位は羽生さん、西軍の1位は藤井さんでした。
この対局の観戦希望者はかなり多かったらしく、200名ほどの観戦者枠に
3600人↑の応募があったそうです。
これが関東で行われてたらさらに凄い応募だったでしょうね…。
ダメ元で応募したのが超ラッキーなことに当選してしまいました。
(これまでも何回も応募してましたが、ずう~っと、ハズレだったのでやっと順番が来ただけかもしれません(^^;)
しかも、席順は「016」で16番目に良い席を選べると。
もう自分死ぬのか・・・?これまでのクジ運の悪さからは信じられない。
かなり目の前で観戦することができました。
ちなみに、将棋の観戦って、将棋わかんないとつまんなくない?
と思われるかもしれませんが、最近は若い方から年配まで、将棋を指せない人も
棋士を応援したい!とか見るのが好き!という方々がとっても増えているのだそう。
それも、最近は将棋の中継がTVや新聞だけではなく、インターネットTVやyoutubeで配信されるようになって、「評価値」というものが画面に表示されるのです。
野球やサッカーも点数が数字でわかるので、どっちが勝っているのか一目瞭然でわかりやすいのに、将棋ってどっちが勝っている(優勢)なのか盤面を見てもなかなか素人にはわかりません。
「評価値」というのは最近になって発達したAIが盤面から判断して、
何方が優勢かを数値であらわしてくれるのです。
これのおかげで、素人が見ても一手指すごとに、「評価値」が動いて、
スポーツを観戦しているかのように観戦者も一喜一憂できるわけです。
ただ、この現地観戦は「評価値」はないわけですが、贔屓にしている棋士さんを目の前で生で応援できるのと、「評価値」代わりに、プロの棋士が隣でこれから指す手の予想手や、今指された手の意図について解説してくれます。
そして、このJTプロ公式戦は、対局が終わったあと、棋士の方が観戦者をお見送りしてくれるんですよ。
なんだか、会えるアイドルのライブ帰りみたいですねw
コロナ禍前だと、握手したり、一緒に撮影とかもあったみたいなんですが、
そこは仕方なしですね。
しっかり堪能したので、さて。。。
お宿に移動して、北海道の味覚を味わって明日に備えましょう(^-^)
ジンギスカンを頂きました。
お店のオススメだった、サフォークを注文。
サフォークって何??と思って店員さんに聞いてみました(^^;
サフォーク種っていう羊の肉らしいのですが、ラムとマトンの間くらいのお肉とのこと・・・。
うーむ、それほどラムもマトンも詳しくないから違いはわからんww
美味しく戴けたのは間違いありません。
二日目につづく