
自験の「実録」を「どぶろっく」バージョンでご紹介します。
高校時代に、ブラジルからの短期留学生がやってきたことがありました。その彼をして、「日本のほうが暑い」といわしめた盛夏でした。最初は、陽気な国民性ならではの持ちネタかと思ったのですが、体育の時間のサッカーでひどく消耗している様子をみて、本音だと分かりました。理由が湿度なのは、明白でした。彼は、「日本の日陰は、何故、これほど暑いの?」と嘆いていました。
日本の夏は、やはり暑いです。自分は、テニス部に所属していましたので、学生時代はもちろんのこと、卒業してからも、毎年それと向き合ってきました。
体力があり余っていた年齢の頃は、梅雨入りと同時に、負荷を1.5倍に増やす強化練を行っていました。このままでは身体が壊れてしまうという不安がよぎるくらいまで追い込み、高原の軽井沢での合宿へ乗り込みました。すると、不思議なくらい身体が楽になり、通常メニューであれば余裕でこなせてしまうくらいになっていました。合宿後は、2週間程度、マイペースでの調整を行う自主トレ期間があり、ベストに仕上がった状態で個人戦に臨みました。
その後、30年以上にわたって、真夏にテニスをする習慣を続けてきました。コートに立つつもりがなくても、「出てこいや」「やれんのか」という連絡がきてしまいます。
今年も、有難い誘いがありました。いつもは予約がなかなか取れない県営のコートが空いているというのです。プレー当日になって、その理由が分かりました。この日予定されていた県大会の本選が、「猛暑のため延期」となったのです。管理事務所で、「好きなコートを4時間使っていいですよ」といわれました。せっかくの機会ですので、決勝戦で使用するはずだったNo.1コートに入りました。
16面のコートには、私と友人を含めて6人しかいませんでした。男性4名と女性2名です。雰囲気的には、大きなトーナメントのベスト4に進出した気分が味わえました。
近代テニスでは、エクストリーム・ヒート・ポリシーが確立され、プロの公式戦でも熱中症対策がルール化されています。――なのに、40℃近くある日に、友人が予約を入れてしまったのです。
コートサイドに腰掛けた刹那の出来事でした。奇しくも、菊池桃子さんから、公式ファンクラブMOMOCANS’向けの緊急メッセージが発信されました。「水分をとって下さいね」という注意喚起でした。即座にファン達が反応していましたが、屋外にいる方は、1人もいない様子でした。有難い呼びかけをスルーするのは、無粋で義理も欠くと思い、「猛暑テニスのプロ同士なので大丈夫です」と書き込みし、「細心の注意を払っている」と付記しました。
いつもであれば、4時間で5セットをするところなのですが、この日は、1セット終了後にリカバリのための昼寝に近い休憩をはさみ、2セット目に入りました。それで、この日は打ち止めです。試合後は、この友人から勧められて、痙攣対策の芍薬甘草湯(しゃくやくかんぞうとう)を服用し、その効果を実感しました。
冷房が効いた屋内にこもるのが一番安全だと思いますが、いくらか屋外で動いておかないと益々暑さに弱くなってしまう気もします。
桃子さんからの連絡がなかったら、3セットプレーしてしまったかもしれません。結果的に、猛暑順応がいい具合にできました。それにしても、コートに入ったのと同時にメッセージが発信されるなんて、――俺って持ってる!
実録は、以上です。
ここで、「どぶろっく」師匠の登場です。
――もしかしてだけど、俺がテニスコートに立つことを知って、注意喚起を緊急発信したんじゃないの~。
Posted at 2026/07/26 12:15:27 | |
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