リコーのGR DIGITALシリーズと言うと、コンデジでありながらフルマニュアルで撮影出来るって所にありますね。しかもそれが昔のAPSの高いカメラみたいに、使い勝手も向上させているとなるとやはりニーズは高いのではないでしょうか?(もっとも絞りリングとかそういうところはボタン式だと思いますけど・・。)
そんなGR DIGITALがⅡからⅢになりました。さて・・今回はどういったマニアックな仕様なんでしょうか?
「リコーは、焦点距離28mm相当でF1.9の大口径レンズを搭載したコンパクトデジタルカメラ「GR DIGITAL III」を8月5日に発売する。価格はオープンプライス。店頭予想価格は8万円前後の見込み。
2008年11月に発売した「GR DIGITAL II」の後継機種。シリーズ共通のコンセプトを継承しつつ、新開発の「GRレンズ 28mm F1.9」、新画像エンジン「GR ENGINE III」などを採用。さらにFn(ファンクション)ボタンの追加や、マイセッティング機能の拡充を図るなどの機能強化を行なったという。
また、3型液晶モニター、マルチパターン・オートホワイトバランスといった、3月発売のコンパクトデジタルカメラ「CX1」から受け継いだスペックも見られる。
最大の特徴は、焦点距離28mm相当、開放F1.9の大口径広角レンズを搭載したこと。大口径化に成功すると同時に、GR DIGITAL IIまでの「GR LENS F2.4」と同等レベルの解像度を実現したという。また、通常のフォーカシング時に移動しないレンズ群の一部を、近接撮影時に専用位置に切り替えることで、近接撮影時の像面歪曲を補正するという。マクロモード時の最短撮影距離は1cm。
撮像素子は1/1.7型の有効1,000万画素。「高感度タイプCCD」としている。加えて画像処理エンジンを従来の「GRエンジンII」から「GRエンジンIII」に変更。新規開発のノイズリダクション技術を盛り込み、「暗いシーンでの撮影性能が向上した」としている。
液晶モニターは、CX1と同スペックの3型92万ドット。sRGB100%の色再現範囲を有するという。81枚のサムネイルを表示できる「マイクロサムネイル表示」機能も利用できる。GR DIGITAL IIは2.7型約23万ドットだった。また、CX1との共通性でいえば、高輝度側と低輝度側で露出の違う2枚を撮影し、それぞれの適正露出部分を自動的に合成する機能も備えている。ダイナミックレンジは最大12EV相当となる。
露出モードのひとつとして、新たに「シャッタースピード優先AE」も加えた。従来からプログラムAE、絞り優先AE、マニュアル露出は存在したので、主要な露出モードはすべて扱えることになる。」
・・・デザインは無骨ですが・・広角に強いコンデジとすれば既に最強クラスの機能の豊富さがありましたが・・今回は広角28mmでF1.8と言う驚異的な明るさを実現しています。これなら暗所撮影強いでしょうね。
背面液晶モニタも3型92万ドットと言う精細さ・・これも恐らくコンデジ初ではないでしょうか?あ・・・ちなみに、IMPRESSでは書いてませんが、光学4倍ズームは搭載しています。まぁIXYの普通のタイプと同じくらいのズームは出来そうです。(もっとも、このカメラは広角重視ですけど・・)
0.75倍になる広角用ワイドコンバージョンレンズも別売りであります。これは21mmになりますね。ただし・・GRⅡとの互換性は無いので注意が必要。
発売は8月5日で価格は初回約8マソ・・値段がこなれて来たらスナップとしては買いだと思いますが・・今やこれより安いデジ一は大挙してあるのでどうなのかな?
Posted at 2009/07/27 17:48:10 | |
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