
湯沢地区を抜けると、目的地のひとつ、長岡まではすぐになります。
手前のPAで休憩を取りつつ、ここまで走ってきて付着した、虫の死骸のよれやらなんやらを除去します。
持参したウェスを水に濡らして、まずは軽く拭き取ります。
追い込む必要はないので、取れるものだけ取ってしまいます。
そしてこれもまた持参してきた、さほど滑りが良くならない(笑)コート剤で軽く仕上げてしまいます。
Poloのフロントワイパーのビビリは、摩擦係数を高めたことで解消している気がします。
油分汚れは残っていますが、目立たなく気にならないので、出先での処理はこれで十分だと判断しています。
目的地には、昼前に到着。
食事を済ませようと時計を見ると、見学時間に間に合いそうなタイミングでしたので、お昼ご飯は、提供も早そうで、美味しそうな、おすすめの天ぷらざる蕎麦を選択。
iPhoneのメモアプリを整理している間に食事が届けられて、食べ終わり時間を見ると、想定した通りの時間になりました。
見学を申し込み、他の参加者の方々と施設内を見学&解説をしていただき、施設をあとにします。
次に向かうのは、燕市。
本来は、新潟市が今回の目的地でしたが、強風が吹いていると天気予報に表示されますので、旅行者がノコノコ出ていくものではなかろうと判断をして、長岡市から一時間ほどの移動した先の、燕市を目指します。
国道8号線を北上すると、信号機もありますが流れも良く、順調に移動をして目的地の燕市に到着。
産業史料館と、物産館へ足を向けます。
刃物類には、縁の深くない生活を送っていますが、興味深く見学することができます。
夕方前には予定をこなし終え、今日の予定を消化することができました。
さて、帰宅をします。
帰路に関越道を使う理由もありませんので(笑)、ここは、豊田飯山ICを下道で目指すことにします。
豊田飯山ICまでをディスカバープロのルートですと、日本海側の国道8号線を使うルートと、私が想定していた、国道8号線東バイパスから国道17号線と国道117号線を使うルートと、所要時間は数分の差しかありません。
ただ、日本海側のルートですと、上越市を過ぎて南下、豊田飯山ICに向かうまでに結構な山道を走ることになりそうです。
この場合、上越市で高速道路に上がるのが、私には都合の良い選択になるのだろうと。
このようなルートも、またの機会に試すとして、今回は、想定していた小千谷と十日町を抜けて、豊田飯山ICに向かうとします。
夕方過ぎの時間帯、前後の車と共に国道117号を走っていきますが、先に行くたびに車の数が減っていくことに、少々心細くなりますが(苦笑)、まだ明るい時間帯ということが拠り所。
順調に、移動をし、途中のコンビニでトイレとショート仮眠休憩をとり、新潟県境を越える頃には、前を走る大型トラックに追いつく形になり、あとはトラックと同じペースで山を越えて、豊田飯山ICにたどり着きます。
上信越道を走る頃には、夜の帳も降り、周囲はすっかり暗くなります。
アップダウンをしながら、全体的にはダウンヒルになっている山岳区間を走っていると、ペースの良いコンパクトカーの後ろにつくことができます。
二台でペースを作って走っていると、高級ブランドのRV車が、私も一緒に走ると考えたのか、間に入ってきます。
ただ、山岳区間ですので、速度がある程度乗りながら、左右に旋回、さらにはアップダウンが加わります。
車の性能はともかく、運転手のリズムが、私たち二台と合わずに、先を走っていたコンパクトカーとの距離が、みるみる開いていきます。
Poloを運転する私としては、直線の速度は上げず、しかし全体の速度を落とさずに淡々と走るスタイルを選択していますので、前を走る車とは、直線で離され、旋回区間の出口で前を塞がれ、速度の上下をできるだけ少なくしたい私のスタイルと、前を走る車とでは、合わなくなります。
ハロゲンランプのコンパクトカーなんぞに道を譲る決心をするまでに、しばらくかかったようですが(おぃ)、前の車とは引き離され、後ろの車を引き離せない状況を飲み込んでいただいたのか、道を開けてもらえました。
世の中にはいろんな人が見えますから、後からペースの違う車が来たことに、素直に譲っていただける方と、そうでない方と、そんなの関係ないという方など、高速道路も一般道路でも、多様性に溢れている交通社会であります。
引き離された前の車に追いつきそうになった頃合いは、山岳区間も終わり頃。
旋回区間もなくなり、前の車との直線の速度設定が違うので、コンパクトカーの後ろ姿は、どんどん小さくなっていきます。
ペースメーカーになっていただき、ありがとうございました。
松代SAで休息を取るのが常ですが、この日も調子が落ちていないので、このまま中央道を目指します。
交通量も少ないので、自分のペースで追越車線と走行車線を使いながら、順調に行程を消化。
気がつけば、岡谷のJCTを過ぎ、駒ヶ岳SAで休憩。
どれだけ少ないのかは、駒ヶ岳SAのトイレに入ると、誰もいないくらい。
深夜の時間帯でもないのですが、物価価格の高騰に、消費者の旅行意欲も削がれているのでしょうか。
世の中は、消費税減税の方向を向いている(向かされている)ようですが、取り過ぎた税金を再分配する、もしくは再分配しない程度に再設定することで、社会のお金の流れを良くする=景気を上げることが、主目的でありますから、再分配する方法は、減税であろうがなかろうが、社会の益に資することになれば良いだろうと。
結果、高速道路の交通量が増えてしまい、移動の快適さとの引き換えになるのは、致し方ないのでしょう。