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ひらの。のブログ一覧

2022年01月30日 イイね!

大阪府立近つ飛鳥博物館



安藤忠雄事務所の作品ですよ。
冬枯れした山の自然の中に、コンクリートの巨大な建物。
前にすると圧倒されます。
圧倒されていいのか悪いのか、どの態度を取ったらいいのかわからなくなります。

大仙古墳(仁徳天皇 百舌鳥原中陵)のモデルが展示されてあります。
建設当時の予想モデルになっていますが、周辺の古墳群が小規模であるはずがないのに小規模に見えてしまうほど巨大。
小指の爪ほどのサイズの人間の模型近くにまで視線を落とすと、大仙古墳の規模の大きさに圧倒されます。こちらは素直に圧倒されて良いでしょう(苦笑)

五世紀前半から半ばに築造されたと考えられているそうですが(Wikipedia)
他に巨大な人工物がなかった時代に、山の如きサイズの人工物を作っていたということは驚きます。
もう一つ驚いたのは、三ツ塚古墳から出土した、石を運んだと推定される「修羅」と呼ばれるアカガシの大きさ。
科学的に保存されたそのアカガシのサイズ(全長8,75メートル)を見て、それが丸っと一本のアカガシの二股部分を利用していると解説文にありましたが、となるとこのような巨木を加工していたということです。
古墳時代の贈与関係を想像すれば、公共事業であったのか、大陸国家や他の権力体に向けて自らの権力の威をアピールをする必要があったのか。
場所柄、大陸から訪れるの船からも良く見えることだったでしょう。

古墳時代の雰囲気を味わいたいと思い訪問しましたが、見慣れた陶器も数多く展示してあったり、かじった程度の知識でも頭の片隅にあると興味深く見ることができ、目的を存分に果たすことができました。

聖徳太子の古墳もあるようで、その解説文には、聖徳太子と呼ばれる人物がいたとあります。なるほど、絶対にいたという証拠も、いなかったという証拠もないというのが古代の歴史の見方なのでしょう。
その聖徳太子の古墳も、宮内庁管轄というのですから興味深いものです。



色々とメンテナンスを受けるタイミングなのですが、
好調に移動することができました。
Posted at 2022/01/30 16:32:31 | トラックバック(0) | Polo AWCHZ | 日記
2022年01月23日 イイね!

モノクロ加工

今日は寒さに怯えて、一日中自宅で過ごしていました。

雪も降りそうでしたし、出なくても良いのならば篭ります。



Poloのインテリアを撮影し、モノクロに加工したものです。
カラーと比較しても、あまり変わり映えはしないという保守的な内装です。

柳田國男氏の文章に「悔いなきものの定まるのを待っている」とありました。

なるほど、私の好みというものは、そこに落ち着くのだろうと直観しました。

私は、もはや新し好きでもないですし、特段、センスのある視野を持っているわけでもなく、ただそれらを観察することに興味はあれども、自分の生活にどれだけ取り入れるのかと考えると、それは上記の「悔いなきものの定まるのを待っている」ということになります。

「悔いなきものの定まるのを待っている」ということはどういうことかと考えると、歴史の経過ではないかと。

ただ、今の時代において、歴史の経過を待つようなゆとりがどこまで許されるのか怪しいところです。それよりもラディカルに、左翼的に物事を変化させることが、ナウでヤングな現状でありましょう。

Poloのインテリアのあつらえから「悔いなきものの定まる」を見ることもできましょう。
Posted at 2022/01/23 21:23:19 | トラックバック(0) | Polo AWCHZ | 日記
2022年01月16日 イイね!

10代の頃に読んだ小説

久しぶりに電車で移動をしました。

途中、名古屋駅で降り、大型電器店にて欲しかったものを購入し、次に乗る電車までまだ時間があったので、階下の本屋で時間調整をしていて、ふと思い出したのが、コレ。



昨年映画化の第一弾が公開された、「閃光のハサウェイ」。

小説版は、10代の頃に購入して持っていたはずですが、自宅で探してもどうしても見つけることができず、店内の検索機で調べてみると三冊セットで棚に並んでいました。
購入すると、どこぞの段ボールから見つかるのでしょう、それも運命です(笑)

私はガンダム世代の上に本を読むのが苦ではなかったので、ガンダムの小説版は何回も読み返していた記憶があります。哲学や思想書など、読んでもよくわからん古典に手を出さずに、ひたすら富野由悠季氏の小説を繰り返し読んでいたのを思い出します。

その中でも、当時よくわからなかったのが、閃光のハサウェイでした。
登場人物の心の機微がお子様の私にはよくわからん(苦笑)
今になればわかるかと言われれば、どうも怪しい。

ので、小説版を読み直してみたかったのです。

読んでわかるのかと言われれば、わからんことが多いのでしょうけれど。

わからんことといえば、人物の心情の機微もそうですが、この時代のガンダムのデザイン。これは映画化された画面を見ても、過激で複雑すぎて格好いいと言わない奴は格好悪い奴とレッテルを貼られそうな勢いがあって、とっつきにくかった(苦笑)

以前、司馬遼太郎記念館に赴き、館長さんの講演を聞いていた時に、以前中学生で司馬さんの小説が好きだという子から、読んで好きになった小説を何回も読み直してもいいのですか?と尋ねられたことに、少々驚いたというエピソードを伺いました。

なるほど、私が中学時代から30年以上経過している現在においては、繰り返し読むということ、何か一つのことを深掘りするということに、そういった環境が乏しいのかと感想を持ちました。

YouTubeの「AI」が選択してくる、おすすめ動画のロジックを考えれば、さもありなんでしょうか。

ここら辺も、うんちくがなければ小説を、音楽を楽しむことができないかと言われれば、より楽しむことの一助には通じているだろうけれども、絶対条件ではないでしょう。ここにも世代の断絶が見られるところだと思います。

自動車における所有についてのステイタスも、私が20代の頃と、今の20代の方々と差異があるのは当然でありましょう。
この先の20代の世代においては、自動車は所有するものではなく、シェアするものだとのビジネスモデルに組み込まれていくはずですので、ますます世代の断絶は大きくなっていくものと想像ができます。

あと10年か20年経って、ナウでヤングなやり方を身につけて、それを生活に取り入れるのも結構ですが、せっかく好きになった自動車がある生活というものを、シェアをするだけでも楽しめるのか、とは考えてしまいます。
ローンだって、シェアのようなものだろうと?
名義はともかく、手元にある自動車に手間をかける、洗車なり、日常点検なり、コストなりが無くなることなどの効率が良いように見えることが、私の生活にとって本当に合理的になるのか。

そんなことを言えるような経済的な自由が私にあるのかどうかを考えれば、社会の成り行きに飲み込まれることもあるでしょう。ここらへんは、どうなるのかよくわらないことなので、考えつつも、その時の私にお任せすることにします。

人類の産業活動からCO2の排出を完全に削減するという思想は、過激ゆえに論理を飛び越えなければならないのではないかと観察します。

小説版「閃光のハサウェイ」における、地球に住む人類全てを宇宙空間に移民させ、地球を休ませるという思想も、その論理は過激ゆえに「宗教的」にならざるを得ないでありましょう。

「自分の命を投げ打ち、時には他人を殺すことも正当化した思想の力」(激動日本左翼思想史 学生運動と過激派 1960-1972 池上彰 佐藤優 講談社新書 P49)

左(構わずEV化しなきゃイヤ)にしても右(既存の内燃機関じゃなきゃイヤ)にしても、過激な思想は過激な行動を伴う、そのことを考えさせられます。

どのような自動車であれ、結果としてCO2の排出が抑制されれば良いのでしょ?という中庸な意見は過激な意見に大勢は引っ張られますので、見落とされがちです。
Posted at 2022/01/16 17:56:14 | トラックバック(0) | つれづれ | 日記
2022年01月10日 イイね!

国道1号線



アサヒビールの主力ビール商品である、スーパードライを全面リニューアルするとのニュースが上がっています。

ネットメディア、特にYahoo!のトピックスに上げさせるまで、宣伝コストをかけての力の入れ具合というものには、メーカーの意気込みが見えますし、小出しに時間をかけて周知させていくというやり方も、セオリーに沿ったやり方なのでしょう。

スーパードライの存在価値としては、発売にあたっては、徹底した消費者の嗜好の調査を行い、どのような味わいの設計にするのか明確にし、その味わいに沿った製品を開発したというところにある、ような気がしています。
中身が、発泡酒の先駆けかよ、なんてことはあるのかもしれませんが、ないのかもしれません。
この辺りも、アサヒのスーパードライというビールにどのような態度を取るのが正しかったのか、その時代の人それぞれの生活圏、文化圏に大きく影響があった時代でもありましょう。情報が現代ほど飛び交うこともありませんでした。
自由と平等は併存しづらいのに、イデオロギーの如く声高に叫ぶのが正義となっている世の中である以上、平等の名の下に自由は制限されていくことになります。

発売当初、一般的にと断りを入れさせていただき、保守的な思想に心地よさを感じている方々は、スーパードライに対して距離を取ったスタンスを選択していたと、私は観察しています。
アーリーアダプターや、新しいものに抵抗感の少ない方々を革新的というのであれば、そのような方々がスーパードライに対して積極的に取り込んでいくスタンスであったと。

そのようなスーパードライが、ビールの代名詞のような存在になったということは、革新が保守に切り替わることを意味しています。
そのスーパードライをどのようにリニューアルするのか。

四半世紀前でしたら、何年かに一度は各ビールメーカーの商品が味のリニューアルだと宣伝文句を打ってきた記憶がありますが、昨今そのような宣伝文句をとんと見かけなくなっていましたので、スーパードライのリニューアルというものは、ビール業界にとって賑やかし以上に注目される出来事でありましょう。

宣伝広告の重要性は、そのものの本質を限りなく伝えること、の前に、存在を知らせて消費者にお金を使わせるだけに値すると思わせることに力点が置かれすぎてしまうと、スーパードライの「辛口」ということは、どういうことなのかを考えずに過ごしてしまいます。

日本酒の「辛口」ブームとの関連性も指摘されるところでありましょう。

消費者の食生活の変化、ビールと食べ物の関わり合いの変化を正確に把握して商品開発をした(であろう)スーパードライ。
リニューアルにあたって私は、この韻をどれだけ踏んでいるのかに注目をしています。
四半世紀前の食生活から、現代の食生活の変化を読み取り、この先の消費者が嗜好するであろう味わいというものをどのように表現するのかしないのか。

宣伝広告のパターンとしては、三段ロケットというやり方を、四半世紀と同じように踏襲している、とも見えるのが興味深いです。
前回のスーパードライも、三本柱の一つとして開発されていたようですし、現在においても「スーパードライジョッキ缶」「アサヒ マルエフ」と、リニューアル前に先行販売させた商品の売れ行きも好調のようであります。

スーパードライが革新的な商品から、保守的な、いわば「革新的」なものから攻撃を受ける立場になってからのリニューアルという決断を、どのようにメーカーは裁量をしたのか。気になるところであります。

保守・革新から考えれば、スーパードライの革新的な味わいは現状では保守的になり、その保守的なスーパードライの味わいを革新として批判するのは、実は「アサヒ マルエフ」となっていると観察します。他社から見ればサッポロの黒ラベルでもエビスでも構いません。

四半世紀前、居住地域でマルエフを取り扱っている数少ない飲食店に行き、辛くないアサヒビールに素直に「美味しい」と感じましたが、その時の食べ合わせは「中華料理」でありました。

保守と革新は、時代によって、地域によって、中身が同じでもかけている看板は違うものになります。
この四半世紀のグローバリズムのビジネスの中で、よくマルエフを生き残らせてきたものだと。
トヨタで言えば、カローラの看板を下げずに今まで生き残らせてきたことが、電動車にも生きるのではないかと、私は勝手に観測しています。
Posted at 2022/01/10 16:04:46 | トラックバック(0) | 路線名 | 日記
2022年01月09日 イイね!

アルコールコストパフォーマンスの良い体質

天気予報を見ると、日中は暖かくなりそうだったので洗車をしようと
つなぎを着てPoloを見てみますが、正月三が日に洗車した時からさほど汚れが目立たなかったので、窓を拭き掃除して終わりました。

下回りだけホースで水かけたのは、日々橋の上を何箇所か走行しているので、塩カル対策のつもりです。

今年の冬は、足の指先が霜焼けになってしまい、紫色に腫れ上がってしまいました。子供でもないのにと、40代後半にもなると色々あるものです(本当か?)

さてそのようなこともあり?寒さ対策の一環として、晩酌に日本酒をお燗するようにしています。

アルコールの分解能力が低い私としては半合も飲めば真っ赤になるので、非常にコスパが良い体質です(おぃ)

2021年に飲んだ中での販売価格と質のバランスのベストオブは、

大吟醸 特製ゴールド賀茂鶴。

お近くのスーパーで日本酒が販売されている棚に、「普通」に定番としても並んでいる商品であります。

蔵さんのおっしゃる「アマ」「カラ」「ピン」「ウマ」四拍子が、ちゃんとその順番通りに舌の上で再現されます。

Posted at 2022/01/09 17:53:33 | トラックバック(0) | つれづれ | 日記

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