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ひらの。のブログ一覧

2022年05月29日 イイね!

京都国立博物館 最澄と天台宗のすべて

京都国立博物館 最澄と天台宗のすべてこの日は、京都国立博物館へ。

催し物は、「最澄と天台宗のすべて」。

東京国立博物館での展示も見てきたのですが、京都でも開催するということで観覧に行ってきました。
京都の前には、九州の福岡国立博物館にて開催されていました。
こちらにも行きたかったのですが、Poloによる九州初上陸は叶いませんでした。またの機会といたしましょう。

私の宗教観は、無宗教の仏教徒であります。
浄土宗か真宗かどっちと言われて、浄土真宗のはずです、といった程度のものです。

古代における仏教の流れというものを見たいという欲求があります。

この催し物、東京と京都の差異はなんであったか。

それは、最澄と空海の関係性を無視しているかいないか(苦笑)

最澄の歴史的な立ち位置のバランス的には、東京で見た距離感が良いように思えますし、九州を見に行けなかったのが残念に思われます。

空海との冷戦、南都六宗との論戦、密教システムの導入への手抜かり。
この辺り、意図的に抜けているのが、京都の人の「最澄さん」への愛情だと私は受け取りました。

行きは、高速、帰りは下道で帰宅。

下道は、久しぶりに国道1号線を東進して帰ってきました。
亀山から高速に乗ろうかとも考えましたが、そのまま国道23号線を使って帰宅。

地図を見ている感覚的には、宇治の平等院の前を通って422号線から名阪国道まで出たいところですが、ディスカバープロの案内は、国道1号線を東進、琵琶湖大橋を使って県道で迂回、草津あたりで再び国1に合流させるのがお好きなようです。

久しぶりに国道1号線を使いましたが、鈴鹿峠の下りの区間が難しかった。
特に低速コーナーが難しかったと感じるのは、ブレーキは使うわ、ステアリングを使うわでフロントタイヤに負担をかけすぎて、行き当たりばったりの運転になってしまったことへの反省です。

今まで気になってはいましたが、重要視していなかった事があります。
運転を1時間ほどすると、左臀部から太ももにかけて痺れが出る事でした。
休憩をすれば気にはならなくなり、また1時間なり2時間弱走れますし、その方が私の体調にも都合が良いので、そういうものだと付き合ってきましたが、人間ボディアライメントを任している友人に話をすると、狭窄の疑いがあるかもしれないから検査しない?と少々真面目に脅されました。
私の直観で、今回なんともならないようだったら検査をする選択をしましょうと話をして、段取りをしてもらっています。
するとどうでしょう、痺れて来るまでの時間が伸びてしまいましたし、運転して2時間ほど座っても休憩しなくちゃもたんな、と思うことは無くなりました。
自らを振り返れば、そりゃ昔は3時間だか4時間だか座りっぱなしでも、苦痛にならなかったのに、そういえば1時間半も座ると痺れが出ているのは、整合性がなかったなと(のんき)

Posted at 2022/05/29 20:04:02 | トラックバック(0) | Polo AWCHZ | 日記
2022年05月22日 イイね!

飯田市美術博物館

飯田市美術博物館柳田國男氏の著作を読む事がありましたので、記念館のある飯田市へ行ってきました。

この日は、幸いに雨(笑)
新しいタイヤを使っての、雨天の高速道路を走行する絶好の機会を得ました。

中央道、春日井ICから長野方面、飯田ICを目指します。

登り勾配が続く経路ですが、巡航速度を崩さずに走り続ける事ができます。
これは気持ちが良いです。

お陰さまで感覚的には、「あっ」という間に、飯田ICに到着。
下道を少々走行して、目的地へ向かいます。

柳田國男記念館のある飯田市美術博物館は、名前の通り、美術館と博物館の機能を持った施設。プラネタリウムもあるそうですが、感染症対策のために未だ閉館中だったのが残念でした。

まずは博物館のチケットを購入して、展示物を見ます。
各地の博物館を見るのも、その土地の特色を見る、知る事ができるので好きですね。つい覗きに行ってしまいます。

柳田國男記念館は同施設に隣接しており、東京の居宅を移築したと紹介されている建物になります。

一階には、書斎として使われていたという部屋の壁四面に書棚が据え付けられて、部屋の中央にいくつか椅子とテーブルが置かれています。
書棚を眺めていると、興味を持つタイトルがあったので、記念館の関係者の方にこの書棚の本は手にとって読めますかと尋ねると、貸出はできませんが読んでいってくださいとのことでしたので、ざっと目を通しました。

「介護民俗学」
Amazonにレビューがありますので、興味がある方はどうぞ。Amazonレビューは、ちゃんと本を読んだ人が書いているので(謎)、私の中では信憑性は高い方です。
レビューも本もざっと目を通しただけですが、レビューに書いてあることと同じ印象を受けます。
著書を構成している階層の一つだと考えていますが、社会の下部構造に「資本主義経済」というシステムがあるという認識の深浅度合いが、レビューの方々の意見に見受けられるのも面白いのです。

この本の中で、利用者の話を聞いて驚きを持つことが現在の民俗学にも、介護業界の現場においても、その価値を置き続けるためには困難があることを指摘されています。

学問や介護という職業は、資本主義経済の競争原理に組み入れられない、社会の中間的な役割を担う職種ではなかったのか。新自由主義的な経済政策においては、人は資本主義経済社会の競争原理に疲弊させられていくだけであると、この学問と介護の社会を観察している文章から認識する事ができます。

本を自由に読む事ができる空間というのは、私にとっては大好物のようで(苦笑)、時間がどれだけあっても足りなさそうな気がしますが、時間もありますので目についたの本のタイトルに目処をいくつかつけて、記念館を後にしました。

図書館でもそうですが、本の背帯のタイトルを見ながら探す体験は、検索画面からでは得られない情報、興奮とも言えますが(苦笑)、そのようなものを実感してきました。

二次元と三次元から得られる刺激というものには、違いがあるのだろうと、自分の体験から考えます。

さて、帰路においても、雨足の弱まらない濡れた路面の高速道路を、何の不安もなく走り抜ける事ができました。

長距離運行をしたくなりますね。

ありがたいことです。





Posted at 2022/05/22 16:43:49 | トラックバック(0) | Polo AWCHZ | 日記
2022年05月15日 イイね!

企画展 酒のうつわ

愛知県陶磁美術館へ行ってきました。

酒も嗜まないし、器の焼き物にも興味があるというよりも、酒と器の関係性を社会はどのように捉えてきたのだろうかという事に、興味があります。

柳田國男氏は、人類社会が酒を酌み交わさないコミュニケーションを開発してこなかったのは保守的な性向で残念な事だと、どこぞの著書で述べていました。

コロナ禍において、飲食を伴うコミュニケーションを制限された人類において、これを克服する技術を開発する気になったのかと観察をすると、ネットによる飲み会が関の山であり、この飲み会は現実世界のそれよりも機能を果たしたとは、言えないですし、それで構わないと考えます。

室町時代における酒と食べ物の話し合いを絵巻物にした展示では、酒の有用性を唱えた人物と、酒によってもたらす失敗と飯米の有用性を唱えた人物と、酒が全くないのも寂しいし、飯ばかりなのも楽しめないので、程々が良いという人物の三人が描かれています。その彼らの背景にあるのは、酒盛りをする器であり、温める道具、貯蔵、移動用に使う木の箱、飯を食う茶碗であります。

私は好んで酒を飲む気にはなれませんが、酒も飯も程々が良い意見に賛成です(笑)

器の展示を見ながら、器に持たされている機能が、その時代の酒の性質を表すことになっていないかと考えていました。

江戸時代に入り、米で醸される酒が濁り酒から、池田・灘地域で諸白の清酒を作られるようになって、清んだ酒が飲みやすいように器の底が深くなったとの記述がありました。
その時代の酒の器の口元の厚さを見ていると、細いものはありません。

現代における売れ筋の酒質から器の形状を想像すると、ガラス製で底深く、口径は広げず、飲み口の口の厚さも細くしすぎない。西洋の基準で考えれば、フルートグラスがそれにあたるのでしょう。
日本酒は温度の変化でも楽しめるので、手の平の温度で液体の温度を変化させて味わいを楽しむと考えると、足をつけないものでも良いかもしれません。

清酒業界におけるトレンドがなんであるか、現在の最先端?は、製造方法の古典回帰と木桶による貯蔵のアピールでありましょうか。
ですがその製造で醸された酒は、回帰した時代のその味わいではなく、現代で必要とされる味わいに調整されたものが想定されます。

業界のベテランの方から、昔の酒と若い人は簡単にいうけれど、今の人が昔の酒を口にしたら辛すぎて到底飲めやしませんよ、とおっしゃっていたことを思い出します。
その「到底辛すぎて」飲めやしなかった酒をどのようにして当時の人たちが飲用していたのか、その一端が器の形状として表れていると、私は考えました。

器の形状から、時代の清酒の酒質が想起されるような関係性は、現代の売れ筋の酒と売れ筋の器からは認める事が難しい、のではないかと印象を持ちます。

車からも、その時代の社会から必要とされている形状を見る事ができるのではないか、と、考えてみるのも面白そうです。

Posted at 2022/05/15 16:26:19 | トラックバック(0) | Polo AWCHZ | 日記
2022年05月08日 イイね!

司馬遼太郎記念館 2022/05

新緑の司馬遼太郎記念館へ訪れました。

GWの最終日を狙ったのは、交通量の少なさを計算してのこと。
予想通り、往復の交通量は少なく、とてもスムーズな移動をすることができました。

東大阪でランチも済ませようと考えていましたが、胃腸の調子がすぐれず、前日から16時間断食を行なって胃腸の回復を図っていたのですが、今ひとつ食欲がわかずに、そのまま帰宅。

そういう時もあります。

記念館は、催し物がこの次の週で最終日を迎え、二週間後に新企画展が開催されるということもあって、来客用の駐車場の先客は一台のみ。
しかし、館内のお客様はそこそこの人数が見えて、車移動ではない方が多かったようです。
「胡蝶の夢」の題材は、近代医学の導入は、欧州の近代の精神の導入と同意義であったと、封建社会の階級制度の打破にどのような役割を担ったのか考えたいということが、司馬遼太郎氏の創作の原点だったそうです。

現代の近代の精神は、SDGsでありましょうか。
(西側の論理における、としなければならないでしょう)

SDGsのお題目がどのような経緯で選定されたのか私は存じ上げませんが、あんなクソマジメな綺麗事を並べていたのは、資本主義経済の効率を上げるためだと考えると、マネージメント業をしている企業がSDGsを企業に勧めるというのも、理にかなっているのではないでしょうか。

ウミガメの心配をするのならば、街中のゴミ袋を漁っているカラスの体内プラスチックの心配をしてあげればいいのにと私は考えます。

Posted at 2022/05/08 22:29:27 | トラックバック(0) | Polo AWCHZ | 日記
2022年05月08日 イイね!

すぎていった連休を振り返る

三連休の初日、仕事車を自宅駐車場まで引っ張ってきて、洗車メンテナンス。

朝から夕方まで、みっちりと手をかけます。

手をかければよいというものでもありませんので、ちゃっちゃと進めていきます。ルーフのスケール汚れがひどくなってきたのを確認。これは別途対処する必要がありそうです。
この後のヘッドライトの黄ばみの処理をしつつ、今回は、SPから音が出づらくなっていたのでそれの対処をすることがメインだったりします。
問題はSPケーブルの断線であるということは認識済みですので、当該箇所を入れ替えて出音の確認。晴れやかな音が影を潜めてしまいましたが、これはこれで十分聴きやすい音質です。目的に十分に適っています。自分の勉強としてこれを詰めていくのもよいでしょうが、仕事車ですからね。

他にも作業をこなしているとヘトヘトになってしまいましたが(謎)、日が落ちる前にはPoloと入れ替えて、初日終了。

二日目、昨日の作業の普段使わない筋肉を使った疲労感が残っていました。午前中は部屋の掃除と昨日使った道具の整理をして、夕方前までのんびりと過ごします。
日が落ちてきた頃合いを見て、Poloを洗車。
室内もエアーを使って埃を飛ばせたので、気持ち、心地よくなります。

三日目、街中に出て大きめの本屋でいくつか書籍を端末で検索するも在庫なし。一冊在庫があったので手にして読むと、図書館で借りてもよいかなと。
検索した本は購入せずに、本棚に並んでいる背表紙の題名から手にした本を数冊購入。リアル店舗の醍醐味ですな。

この数日の仕事と連休の車の作業で体重がすっかりと落ちてしまいました。ウェストだけを細くして、増やした(増えた)体重をキープしたかったのですが、うまくいきません。ベルトの穴ひとつ体重3kgというのは、よくできていますよね。
Posted at 2022/05/08 17:29:01 | トラックバック(0) | つれづれ | 日記

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