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2018年12月25日 イイね!

日産がルノーを傘下にするチャンスを棒に振っている。

12月のアップを忘れかけていました。

あっという間に年末ですね。

ゴーンさんのお話でも?

特別背任に容疑が切り替わりそうですが
その前までの、報酬額の過少記載についてはどうなるものか。
90億円くらいですか?
減額された報酬について退職後の支払いは、
ゴーンさんは決まっていなかった、日産・検察側は確定していたと争っていますから
構成要件としては、記載されていなかった90億円の支払いがされるかされないか。
裁判となって日産側が勝訴した場合は、ゴーンさんに90億円の支払いをすることになり
ゴーンさん側が勝訴した場合は、日産に損害賠償請求をすることになりますから
同じ額かそれ以上の金額を支払うことになりかねません。
日産、ゴーンさんを検察に売って何を得したかったのか、所詮、内ゲバの権力争いでしょう。

日産の社長さん、自分の人間性を誰かに売ってしまったので、
後の人生は辛いことばかりにならないか。
小泉元首相クラスの特異な図太さがあれば別です。

日産の社長さん以外の人たちは、雲行きが怪しくなれば社長に責任を追っかぶせて逃げますし
現社長も減額記載に承認を与えていた1人なので、責任はあるわけです。
ケリーさんが保釈されて、検察が描いていたストーリーから外れてしまえば、
いやがおうにも巻き込まれることになりかねません。

この先、どう転ぼうが、ゴーンさんを売った社長さんは、ろくなことになりそうもありません。

この一件で一番利益を得たのは誰か。
私は三菱自動車だと見ます。権力争いをしている中で、トップに外国人の腕利きがいると
色々やりにくいなと思っている人たちは、どちらの陣営にもいたことでしょう。
日産におっかぶせて、ゴーンさんを追放してしまえば、得をする人たちが日産社内以上に多かった。
しかし気がついたら、もっとやり手の外国人トップを据えられたなんてよくあるパターンです。

自動車の開発費にお金が多く回ることもなく、市場に出る車に恩恵があるわけでもないこの事件。

日産がルノーから資本注入を受けた当初、日本の報道ではついに日産が外国資本の傘下に・・・、
と、後ろ向きな発言が多かった記憶があります。
その中で、私の尊敬する塩野七生氏はエッセイの中で
これは日産がルノーの傘下に入るということだけではない、
日産がルノーを傘下にするチャンスだ、と書かれていたのを思い出します。

今の日産の幹部のなかでどれだけの方がこの塩野氏の気概のわずかでも持って職務に当たられているのか。
Posted at 2018/12/25 23:03:59 | トラックバック(0) | つれづれ | 日記

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