2010年09月14日
Mr.Children/Split The Difference
ミスチル世代?としては、見逃したくなかったので、観てきました。
Mr.Childrenを、今まで考えたこともないくらい
近くに感じることができた映画でした。
ライブ映像とか、ドキュメント番組とか、どうとでも評価はできそうですが
少なくとも、ミスチルが選曲していたのは
あまり万人受けしなさそうな(笑)曲も多く、そういうことひとつとっても
この映画は、ミスチルの「いま」を切り取ったもの、のような感想を持ちました。
歌いたい歌を歌う、といった、シンプルなことが貫かれている。
これって、商業ベースの音楽である以上、やりたいことだけをやるということが
どれだけ難しいことであるか、想像に難くはありません。
エンドロールとともに流れるミスチルの歌を聞きながら
なんとも、ミスチルらしい映画だったと、心地よい余韻に浸ることができました。
帰宅後、劇中に流れていた音楽を思い出すのに、ベスト盤を引っ張り出して
ライナーノートを読んでいて、この映画の原点であるような文章を見つけました。
97年に活動を休止、98年に活動を再開した年の、ツアーのコンセプトとして
生まれた認識。
「スタジオでレコーディング中に、4人で演奏する、
その姿こそ真のミスター・チルドレンなんだと再認識した彼ら。
だったらそれに一番近い形を、ファンの人たちに見てもらいたい」
この映画を表現するに、これ以上でも、これ以下でもない文章です。
気にいったミュージシャンのCDは、出来るだけ購入するようにしているのが
この一個の文章を、再発見するだけでも、
すべての元を取れたような気がしました(笑)
ダウンロードでお手軽に音楽が手元に残るこの時代、
あえて、CDを買うのは、本当にそのCDが欲しいのか、聞きたいのかを
自分に問いかける作業をするため。
まぁ、CDを購入するお金の余裕があれば、そんな面倒くさいこともしなくても
よいのですけれども(苦笑)
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Posted at
2010/09/14 20:14:06
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