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イイね!
2023年11月03日

名岐バイパス

名岐バイパス スーパーで買い出しをして、日本酒コーナーに足を向けると、黒松剣菱の五合瓶が目に入ります。

日付を見ると、5ヶ月前。これは塩梅が良さそう(謎)

わたしは大雑把なA型がきいているのか、北西角部屋の2階の部屋に、一年も二年も純米酒を常温で放置してしまったりする傾向があります。
それから比較すれば、スーパーで半年近く、放置されているのは、気温や湿度も一定に近く、日光の紫外線による影響も受けにくい環境であります。

常時3本ほど常温で保管している、この時の開栓済みの日本酒を飲み進めるのに、少々手こずっていた上に、口がどうも日本酒を欲しがる様子もなく、どうしたものかと思索していたところ、お燗にした方がよいのではないかと気がつき、お燗にして、ようやく、飲み進めることができていたそのような中、ついつい自分の好みの性質を持ち合わせたものに、手を伸ばしてしまいました。

帰宅して、夕食と共に飲み始めますが、好みの味わいということもあり、苦労なく(謎)飲みつけることができます。
ただ、飲むというよりも、舐めるというのが、わたしの飲酒事情であります。

トータルのバランス感が、非常に良く出てきているという印象。
角がなく、かといって、まろやかな印象が、後味のキレ感を減衰するようなこともなく、メーカーの想定した味わいの通りの順番で、楽しむことができます。

製品として、きちんと、仕上げられている、ということを、しっかりと感じることができます。

果たして、このように仕上げられている製品が、「自ずと」醸造されるような印象を持たされている、芸術品のような印象を受けるものに、劣るようなところがあるのか、というのが、私の昨今の懸案事項であります。

これは、芸術品の側から、比較をするな、と言われているような気もします。
では、自然な造り、という枠組みと、製品としての枠組みとの比較ではどうでしょうか。

製品として仕上げられている、ということが、≠自然な造り、であると考えるのは、どうしてなのだろうか。

自然とは、再現をすることであると考えれば、人間は、人為的に自然を真似しようとするにあたって、技術、というものを媒介に、自然の再現を作り出す目的があったのではないか、と、勝手に、妄想をします。

人為的な行為に、技術が媒介することで、自然の再現性を真似る。

人の技術とは、自然と対立するものではなく、自然を再現するための要素であった、などと考えると、人が作り出したものが、自然的ではない場合は、それは、人為的な要素ゆえ、ではなく、再現させる人の技術が不足、未熟であったからだと考えることもできます。

技術というものに、人為選択というものに、マイナスの印象を持つようになるのは、産業資本主義経済における資本の効率化のための、技術、と、混同するからではないでしょうか。

「おのずと創り出される」というフレーズに、どのような印象を持つのか。

自然にお任せした造り、人の意思を持ち込まない、謙虚に、自然の作用に委ねた作り、といった印象を持つことができます。

しかし福沢諭吉先生は、いいます。

文明開化とは、「束縛化翁是開明」=進化(自然)の神を縛り上げ、是を人間の生活の幸せの為に使いこなすこと、是が文明開化というものだ=

などと、飲めない酒を飲んでわたしが考えることですから、大したことはありません。

私は、独身生活者である分、偏った生活感になりやすい傾向を持っているので、芸術品よりもバランスの取れた製品に接することで、総合的に見て帳尻を取ることができるようにしているのでしょう(苦笑)
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Posted at 2023/11/03 00:14:43

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