
洗車を考えていると、流れとしては、出発点に、ワックス(カルナバろう)からもたらされる美観の再現を置いてみます。
機能性として、ワックスの短所である、油分ゆえに汚れを呼びやすい(溜めやすい?)、耐久性、施工性の問題等を解消するもの。
さらには、ワックスでの機能には求められなかったであろう、表面の小傷の修復。
このような機能を十全に発揮できるような、下地形成のための、予備洗車。
これがシャンプー洗車であり、各汚れの種類に合った洗浄剤を使用する作業となる。
といった、論理的な流れに辿り着くことができます。
これは、私がたどり着いたことではなく、おそらく、同じ思考経路を辿るならば、同じような結論に達する内容です。
私としては、基本的には、予備洗車は全てすっ飛ばす、という姿勢でいましたが、これもやってみなければわからないこともあります。
そんなこんなで、正月休みを利用して、Poloの塗装表面の保護膜の変更を行いました。
施工してみると、溶剤が、何が得手不得手であるのかが、よくわかりますし、自分の施工の仕方にも、課題があるのだろうということもわかります。
既存の溶剤と比較をすれば、施工性の簡便さがあり、仕上がりに対して、拭き残しをさほど気にしなくとも良い、そのような機能性を持たされていることがわかります。
これも施工の仕方に工夫をつければ、艶の出方が変わるなどの違いが出るかもしれません。
トップの画像は、施工してから十日ほど経過した状態。
雨の日が無く、遠出もせずに、近場の買い物以外にほぼ動いておらず、カーポートの下での駐車が、過した時間の大半。
埃と細かい砂が表面に乗っていましたが、息で吹き飛ばせる程度のもの。
埃がつきにくく、艶感も保持。
まだこの時は、雨の日の観察ができていませんが、窓の透明感も必要十分。
今までと比較すると汚れの少なさに、ワックスの油脂成分が、汚れを呼ぶということを、実感することができました。
と同時に、愛用していた溶剤の再現性の元は、よくできた伝統的なワックスであろうとも、知ることができます。
汚れの堆積の少なさは、新規溶剤だけが要因ではないでしょう・・・(謎)
おおむね感触は良好ですので、今年は、この溶剤を基盤にしていきたいと考えます。
新年から、新しいことを試すことができました。
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洗車 | 日記
Posted at
2024/01/21 21:10:53