
先日の遠出で久しぶりに、外食をしました。
動画サイトでは、ラーメン屋にて、ラーメンをお好みのスタイルに注文する場面をよく見ていますが、自分がそれに当てはまるかというと、せいぜい麺を硬めにしたい時に頼むくらい。
それも、何度か食べた後にしないと、好みに適しているのかもわからないですし、そもそも、硬め、というオーダーが、そのラーメンを、「本当に」美味しく食べるためのマストな選択であるのかどうか、そんなことも考えます。
美味しく食べるスキルがあるのかと言われれば、私には、そんなものはないに決まっていますので、自己主張の弱い私としては、全部普通とするのが、関の山(笑)。
そんな私が、初見の、カウンターだけのラーメン屋さんで、後から来たお客さんが、色々オーダーを入れていくのを聞いて、「おぉ、現実に聞くのは初めてだ」と、少々感嘆の思いも抱きました。
そして、ラーメン店に入って、自分の「好きに」注文することが「当たり前」になり過ぎてしまったのだろうと、自分の感覚との差を覚えました。
私の感覚は、相当に古いか、それとも相当に絶滅種であろうと思いますが・・・。
カスタマイズのオーダーも、元は、客と店側のコミュニケーションから始まったのではないだろうか。
それが広く普及するにつれて、どのような変化をして行くのかは、コミュニケーションという本質を外して、物事の効率化に当てはめれば、画一的なやりとりにたどり着く、そのようにもなります。
そして、画一的なやりとりでは、コミュニケーションの欲求を満たされなくなるお客側の存在も一定数、表面化してくることになります。
そして冒頭の、初めて入ったラーメン屋さんで、ご主人から、細麺にしますか太麺にしますかと尋ねられて、特段何も考えずに「太麺で」とお願いしたところ、僅かな間があって、「太麺入ります」と。
・・・。
これ正解は「細麺」だったなと考えたものです(笑)。
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つれづれ | 日記
Posted at
2025/05/25 00:20:31