2009年08月16日
アルテッツァを、街中でちょくちょくみかけます。
気のせいかもしれませんが、中古で出回っているんでしょうか。
こなれた金額で、デザイン良く、社外パーツも数は少なくない。楽しむには、程よい価格になって、なおかつ壊れにくい。
発売当初の、ハチロクの再来などという、とんちんかんなマスメディアの流れではなく、BMW3シリーズセダンの、トヨタ版、という流れでみることができれば、アルテッツァの評価も、見やすくなるのかな、と、考えています。
ジータも見かけたいところですが、なかなか見ることができないのが、マイナー指向の自分としては、嬉しい限り(笑)

Posted at 2009/08/16 21:25:22 |
トラックバック(0) |
ジータ | モブログ
2009年08月16日
クルマとは、あまり関係ありませんが、おいしい日本茶の煎れ方ができると自信のある方、どなたかおられますか。
日本茶を美味しく煎れることを知っている世代は、70歳から80歳以上かもしれません。
最近、好きなテレビ番組で、佐野元春司会の、音楽業界人を招いて、学生を前にインタビューをする番組で、とあるプロデューサーが、我々の世代は、前の世代を破壊することだったと、インタビューに応じていました。
当時の社会の流れ、空気、というものもあったでしょう。
ただその世代、第一次ベビーブームあたりの方々を意図していますが、自分達の自己主張をするためにだけ、古い世代を否定する、それは、新しく何かを創造するよりも、効率的に物事は展開しやすいでしょう。
司馬遼太郎氏いわく、昨日の続きのように明日を生きているだけのような生き方をしていては、21世紀の日本はとても不安であると。日本という国自体がなくなってしまう、そんな不安を抱いていると。
連面とした時間を生きている以上、過去からの受け継ぐべきものを受け継ぎ、新しく生み出し、またそれを新しい世代へと受け渡していく。そんな作業が、歴史の積み重ねであったはずなのに、その作業が断絶されてしまっている。
その事と、おいしい日本茶の煎れ方と、どこか重ねて見ることができました。
自分は34歳ですが、祖父あたりの世代までは、多くの人が、美味しくお茶を飲む作業を知っていたようです。
それは受け継いだり、独自で見いだしたりと、方法は人それぞれでしょうが、とにかくも、美味しく日本茶を入れるには、どうすれば良いのかを実践していました。
戦後、物質が豊かになり、美味しくお茶を頂く事を必要としなくなった、時間がかかり、手間をかけるよりも、お茶らしいものを、てっとり早く口にすることが、第一義となり、そこから手間をかけるという作業が軽視されます。
こういった事象は、お茶だけではなく、他の事にも通じませんか?
ビールが発泡酒になり、第3のビールと言いますが、色々混ぜたビールのような合成酒が、安く販売されると、消費者は、盲目的に購入する。
新型プリウスも同様に、バッテリーが3年しか??、かもしれない、のに、価格が安くなったからと、右へ倣えと購入行動に走ります。無論、ダメになったバッテリーは、車検時に新品に無償交換されるのか??
エコロジーなんて、どこふく風。
クルマでエコロジーを主張するなら、小型で鉄板の使用量が少なく、通常の内燃機関で、燃費の良いものへの買い換えが、それにあたるでしょう。
バッテリーの廃棄と、新しく作る時の自然への負担の大きさはは、どれだけなんだか。でもエコカーですから、利権がからむと本質が見えにくくなるのか?
まぁ他人様のことはおいておいて。
プリウスをお茶で例えるなら、ティーバッグでお茶を手軽にいれられるようになりましたが、本当の美味しいお茶ではない。その事を言わずして、安価にお手軽にお茶を入れられますよ、ただ添加物たっぷりで身体に悪いかもしれませんが、何十年先のことなのかもしれないので、言いはばかるね、黙っていたんじゃなくて、誰も聞いてないから言わないでいたよ。
プリウスの話ではなく、美味しくお茶を入れることはなんぞやと、考えていかないと、日本のクルマ作りも、危ういものに感じてきています。
受け継いだ技術を絶やさないためにも、だから新型GT-Rを、あえて日産が作っているかもしれません。
世の中に、新型プリウスが溢れかえっていますが、10年後、どれだけの人が乗り続けていられるでしょうか。
昨日の続きのようにしか、明日を生きることができないというのは、受け継ぐものもなく、明後日と来月、来年、100年後先には、その時代の人が手にしているものの質は、大きく違うわけです。
お茶の煎れ方から、話が妙に膨らんでしまいました。結論がある話しではないので、自分としては、今の自分の回りのクルマだけでも、長く大切に使ってあげたいと考えています。
お茶も、美味しく煎れられるように試行錯誤していますが、奥が深いですねぇ。
クルマの運転も、うまくなりたいですが、これも奥が深いですねぇ(笑)。
シンプルで、本物指向。
テレビで聞いた、耳に引っかかった言葉です。

Posted at 2009/08/16 01:17:00 |
トラックバック(0) |
つれづれ | モブログ