
先日、発掘したCDの中で、一枚、読み込みができないCDがありました。
盤面の傷が原因だと思われる読み込み不可案件について、盤面を見てみます。
傷の位置は、12曲中、10曲目に関係する部位の模様で、エラー訂正もでき、読み込み精度の高い機器で読み込んでいるにも関わらず、時間をかけても読み込むことはできなかった状態でした。
特に深い考えも持たず、手持ちの溶剤で盤面を磨いてみたらどうかと試してみると、今までうんともすんとも読み込めなかったデータが、読み込めるようになりました。
globeのファーストアルバム、globe。
レインボーホール(現ガイシホール)でのコンサートチケットを手にしていたのに、ひよって見に行かなかったのが思い出されます。
で、10曲目というと、FREEDOM。
読み込んだデータで、この曲を再生してみると、音飛びが発生して、ノイズも散見され、エラー訂正可能な領域を超えていた模様です。読み込むPCの性能が上がれば読み込めるものなのかどうかは不明ですが、現状においては、きちんと読み込めず、残念なことです。
部屋からCDを発掘してリッピングしているように、私の性向は、保守的です(笑)
「再生」と言う単語を、漢字の字面から考えていけば、音質の良し悪しの本質は、どのようなことか。
私の経験では、録音した環境が、そのまま眼前に再現されることであろうと。
CDにせよ、レコードにせよ、録音し、編集されて、製品となるはずです。
その編集する目的とは、何を目的としていたのか。
時代によって違うのかもしれませんし、変わっていないことかもしれません。
いずれにせよ、製品版においては最終の、編集者の意図した音の構成を聞くことになるのではないか、と、妄想をします。
伝言ゲームは、言葉を正確に伝えることが目的であります。一言一句、言葉の正確性に焦点がよりがちですが、最初の人の声音、口調を察することは、それが目的ではないので、叶わないことであります。
Posted at 2023/01/03 10:40:02 |
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