
インスタントの袋麺を、最近、食べ始めました。
今まで食べなかった理由は、幼い頃、土曜日の昼食に供されていた、当時のインスタント麺を美味しく感じられなかったからです。
その理由を特に考えることもなく、口に合わないものを食べることをしなかっただけだったのですが、何の気はなく、確か、年末に、年始の食糧の確保の一つとして、袋麺を購入したことがきっかけだったと記憶します。
そして、袋の記載通りに作ってみると、あらおいしい。
私が美味しく感じていなかった理由は、母親の適当な麺の茹で時間とお湯の量のおかげで、間伸びした味と麺の柔らかさに原因があったことが、半世紀ほど生きた息子の知るところになりました。
特に具材を入れるわけでもありませんが、手元にある「たまり醤油」や「キムチ」を入れても私の好みになりますし、麺の茹で時間も一割から二割ほど短縮させておくのも、私の好みになります。
スープの味は、若干少なめの麺の茹で汁で始めて、濃ければ別途作ったお湯を足す、そんなことをしています。
味の好みは、これは、普段の食生活が基礎になるしかありません。
プロというのは、その基礎が基盤となり、さらにフラットな価値判断をすることでしょう。
私の、味わいの多い赤味噌を主にしている食生活から、インスタント麺を加えると、「やや」食塩の摂取が多くなったようで、口の中が塩っ辛く感じるようになりますし、こうなると、私程度の味覚センサーでは、舌の上を通過した味わいがぼやけてしまう、ということも実感しています。
先日、100V電源コンセントへの専用アース線工事を依頼しました。
依頼してしまえば、何のことはなかったのですが、随分と時間をかけていました。
なぜ専用アースをとるのかと、それは、塩分や熱いものを摂食することを避けることで、味覚センサーのフラットな環境を整えることと、近しいと。
フラットな環境というものに少しでも近づけておく、そういう意味合いだと考えています。
これが自動車となると・・・。
Posted at 2024/03/24 09:22:46 |
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