
部屋の電源の質的向上を果たしたiMacから音楽データを移行した、Discover ProによるSDカードの音楽再生は、確かに変化がありました、が、それをどのように表現して良いのか。
まるっきり別物になったわけでもありませんが、もし、聴き比べてみれば、差異は、よくわかるものでありましょうが、では、この違いをどのように表現をすれば、過不足ない説明となるのか、難しいものであります。
BUMP OF CHICKENのアルバムを聞けば、藤原基央のVoは、言葉を一つ一つ、丁寧に歌唱しているのだということを感じられるようになることは、従来から音楽を聴いてきた私としては、そのようなことが知れて嬉しいことであります。
BONNIE PINKの二枚組のベストアルバムと、ファーストアルバムに収録されている同曲との比較もできます。
まず、ベストアルバムの一枚目と二枚目で感じた差異は、音圧の強さ。
二枚目収録の楽曲は、オリジナル楽曲よりも、全体的に強く強調され、それに比較して一枚目は、バランス感を感じられます。
強調された二枚目の楽曲を分析的に聞くまでもなく、音圧を強調しすぎた部分を補正(抑える方向)した箇所は、部分的に、楽曲の自然さが失われます。凹、この文字通りの窪みが見えて(聞こえて)きてしまうと、備わっていた「音楽の自然さ」を失ってしまう印象を持ちます。
そして、ファーストアルバム(オリジナル)に収録されている楽曲と聴き比べると、バランス感を感じていたベストアルバム一枚目の楽曲も、こちらも全体的に、音圧を強くかけている演出していることがわかります。
聞いていて穏やか、自然に聞こえるのは、ファーストアルバムでありました。
ベストアルバムの制作にあたって、当時の市場の嗜好に沿った演出を加えたのだろうと、推察をすることができます。
録音した音(音楽データ)を再生した際の出てきた音に、問題があるとすれば、それは、録音・編集された時点の問題か、それとも再生時点の問題であるのか。
Posted at 2024/06/30 14:18:12 |
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Polo AWCHZ | 日記