
洗車をするにあたって、下処理、外板の表面に付着する汚れを、水洗い以外の方法で除去する、この行為をいかに省くか、を、考えていましたが、私が目にすることができる溶剤においては、そのほぼ全てが、下処理を必要とする機能のようです。
資本主義経済社会の論理でいけば、このような下処理の作業を省くような製品は、生産性の向上を果たした製品である、ということになります。
ただ、同時に、資本の運動が発生をすれば良いので、それが、下処理の作業を省くことと、省かないことを天秤にかけた時、どちらがより資本の運動を発生させるのか、重い方へ傾くのも、事実です。
この点において、私の希望を叶えてくれる製品は、世の中にはあるのでしょうが、私程度の情報収集能力では、見出すことができない、ということになります。
となれば、既存に出回っている製品を、いかに、自分に都合よく組み合わせるのか、そういうことになるのでしょう(遠い目)。
と、このように考えていても、らちが開かないので、行動をします。
残り少なくなった手元の溶剤を使い、ポリッシャーを使って、Poloを「磨きまくり」ます(笑)。
二回、ポリッシャーで溶剤に熱を加えて、拭き取りに、毛足の長いパッドで拭き上げます。
細かいところは、化繊のウェスで拭き取っていきますので、拭き残しは気にせずに、広い面積をポリッシャーで拭き上げました。
同様の行為を、あと三、四回はできるだろうという残量です。
なんとかこれを使い切る前に、輸入が再開してくれんだろうか(南無)。
マキタなどの業務用というか、回転数を高いまま維持できるような機械を使わずに、自動車量販店やホームセンターの自動車用品コーナーに売っているポリッシャーを使います。
その理由は、高い熱を加えたくない、というところにあります。
推奨回転数が示されている溶剤ですので、用法を守れば良いのですが、私の技術力や施工環境を考慮すれば、回転数を高くできないものを使用した方が、結果的に、リスクの制御ができるのではなかろうか、と判断しているからです。
ボンネット部分のシミやくすみは、8〜9割の解消。天井は、よくいって7割くらいの解消でしょうか。
観察すると、水垢のシミが、クリア層の下に入っているのか、取りきれません。
ガラスコーティングの功罪は、罪の方が多いというのが、私の印象と体験です。
功罪の罪が少ない環境を想像してみると、例えば、いつでも洗える環境がある、さらには屋内駐車環境、もしくは屋外駐車であっても、普段は、ボディカバーをかけている、濡れたまま、汚れたままにしない環境があれば、有用なものかもしれません。
洗車をよくしますが、普段から、ガンガン使って、汚れたらすぐ洗うこともない場合も多い、というような私の環境ですと、相性のシンクロ率が低い、と考えます。
世の中の符号と違うよな、と、わかりますが、あくまでも私の勝手な考えです。
それにしても、この半年から一年、使い慣れた溶剤から離れて、他の溶剤でいかに再現性を高めることができるかと、試行錯誤していたつもりですが、まったく(おぃ)成果がなかったことがわかります(笑)。
あと気がついたのは、機械で回転させている道具で磨くと、大量に発生するであろうボディの静電気って、どうなるのかしらん、といったことです。
・・・気がつかない方が良かったかもしれませんね(苦笑)。
洗車を楽しみながら、うまずたゆまず、牛歩の如く前に進むのも、これも私の、機能のようです。
Posted at 2024/10/14 16:55:06 |
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