2025年10月12日
父親の退院する日の朝は、早起きをして、ゴミ出しをし、洗濯機を回して、廊下と父の寝室を軽く掃除をして、出し損ねていた段ボールや新聞紙を近くの回収ステーションに持ち込み、母親の朝食と薬の準備をして、洗濯物を干してから迎えに出かけます。
受付で入院費の精算を済ませると、晴れて退院することができます。
父親は、歩行器を使ってエントランスに停めたPoloまで歩いてきましたが、家に戻ると、ゆっくりですが自立して歩いて移動することができています。
家の中での移動にも補助が必要な生活は、まだ先になりそうです。
私としては、少々認知症の度合いが進んだ母親の、監視カメラが一つ増えたことで、ずいぶん気分が楽になります。
父と母、お互いに動けなかったら、私一人では如何ともし難いところでした。
ただ、父親も、記憶がしっかりしているところと、そうでないところと、喫緊の記憶が抜けるようなところが出ています。
都合の悪いことは、忘れたふりをしているのかもしれません(苦笑)。
ただケアマネさんとの面談の内容を、自分達の都合で後出しで変更するといったようなことは、前科がありますので、面倒ではあります。
父も退院をして、次のステージへと移ることになります。
短中期的には、機能の回復というよりも、リハビリ入院で回復した機能をどこまでなだらかに低下させることができるか、そのための日々の生活となりましょう。
年齢も年齢ですので、寮生のような規律厳しい生活を送らないにしても、決まった時間に寝起きをする、食事をすることは大事なことでしょう。
長期的には、施設への入所になります。
母親は、「脱走」すれば退院することができる、と、経験してしまったので、母一人での入所の可能性は、ハードルが上がってしまいました。
父にしても、夫婦で入所できるところがあれば、自分も一緒に入ると意思表示をしていますが、そもそもがそんなに都合も良くないだろう、と。
ただやる気だけは分かりましたので、十分に活用しようとすれば、父と一緒に入所をすれば、母も「脱走」を企てる可能性は随分と抑えられるのではないか、という皮算用ができます。
とはいえ、二人を施設に入所させることができたとしても、現在の土地、建物をどうするのかの問題が出てきます。
しばらくは、現状維持、その後は・・・といった流れになるのを想定しておきます。
Poloで出かけるのは、当分見込めそうにないかなぁ。
Posted at 2025/10/12 01:00:20 |
トラックバック(0) |
介護のつれづれ | 日記