滋賀県大津市 三井寺。
写真展、三井寺鑚仰(さんごう)が、三井寺にて開催されていました。
三井寺の季節と収蔵されている仏像様が被写体です。
観音堂の書院が展示室で、畳の部屋、ふた部屋と廊下に写真が。
ふすまと壁には、それぞれ一面の大きさで写真が展示されていて
収められている仏像様が写されています。
その中で、足を止めてじっと見入ったのが
お寺の行事の茶会の席らしい一枚。
急須の口から最後に出てくる一粒のお茶のしずくが
急須の口から離れ切る、ほんの一瞬前の瞬間を切り取った写真です。
急須の中の、最後の一滴、というものまでに神経を行き渡らせている
お坊様の急須を持っている手と指の形。
そして、急須の口から、宝石のように(本当のお茶の最後のしずくは宝石でしょう)
一滴が湯のみへ落ちていくその刹那。
研ぎ澄まされた気持が、写真から伝わってくるような、そんな緊張感を感じます。
というのは、後付けの感想でして
単純に、美味しそうだった(笑)
写真というものが、目には見えないものを、撮るための技術、と
この写真展では紹介されていました。
どうも本当に大事なことは、見えないことの方が多いらしい。
写真って興味深い機械なんですねぇ。
人が惹きつけられるのも、実はこういうところなのかもしれませんね。
カメラが欲しくなってしまいます(おぃ)
手元の画面で、ボケ具合が確認しやすいようなものがいいなぁ。
最近老眼が入ってきたのか、人間のピントがずれて・・・。
帰りは、大津から高速へあがります。
MINIの高速道路走行でのスタビリティの良質さに
巡航速度が自然に上がっています。
運転の疲労感が少ない、ということが、何を言わんか、なんでしょう。
Posted at 2014/11/16 20:29:15 |
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MINI R56 | 日記