作り手の真意が、売り方で180度反対になってしまうのは、
よくあるお話です。
30年近く前からブランディングにより
プレミアム化することに成功をした日本酒の蔵の
簡易ツーリズムに参加できました。
工場化された製造過程の触りだったのですが、
非常に興味深く拝見させてもらえました。
再現性という言葉が、ここでもキーワードになっているとわかりました。
伝統的な製法であれ、現代的な製法であれ、
作ってみなければ何ができるかわからない、は、
付加価値ではないと思いますが
私と世の中とは、よく食い違います。
どちらがマシかは、世間様に決まっています(苦笑)
以前、飲食店で出されものを飲んでいて思ったのが、
これはワイングラスに入れて冷やして提供することが
正解なのだろうか、ということでした。
もう何十年もそうやっているのだから、そうに違いない。
と、当たり前のように出されてきたものに、疑問を感じたのですが
本日、解説してくださった社員の方の何気ないお話に、
売り方と作り手の人の意図とは、
正反対になっていやしないかと思い当たりました。
世の中の流行というものも視野に入れながら製品開発をすると
そうすると、食べ物に合わせにくいんですよねぇ、
と自社製品を評価されているのは、至極納得できました。

Posted at 2020/09/27 22:33:22 |
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Polo AWCHZ | 日記