企画展が新しいものに変わりましたので、足を運びました。
坂本龍馬と土方歳三の両者が、司馬作品の中でどこですれ違ったのか。
二人の生涯年表が掲示され、
司馬作品での台詞を重ねながら見ることができます。
私は、新撰組贔屓ではありません。
幕末期に立身出世の野望を持って、たまたまであったとしても
倒れゆく権力集団にありがちな、地位の濫発に預かった組織という認識です。
しかしながら、その組織力というものは、
封建的なシステムと、近代的な合理性を伴った組織であり
幕吏としての活動に対して多大な成果を上げることができました。
その組織を作り上げたのが土方歳三であり
その土方歳三は、坂本龍馬と同い年であるとこの企画展にて知りました。
二人に共通しているところは、
物事を合理的に捉える素養があったことでしょう。
それは、彼らの生い立ちが商売に近しい環境であった。
そんなことが起因しているのではと想像をします。
欧州で興った産業資本主義経済と
江戸末期の知識人の教養というものは、どのようなバランス、
もしくは対立構造であったのか。
Posted at 2020/10/04 17:56:51 |
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Polo AWCHZ | 日記