手持ちのCDの大半をリッピングし終えていましたが、物足りないような気がしていたこの数年間。
隣の部屋の棚の中から、物足りなかったCDを発掘することができました。
発掘する際に、昭和十三年発行の生命保険の証書も出てきましたが、当時の千円は、今のいくらくらいの価値なのでしょうかね。文化史的な価値があるかはともかく、捨てることもないので放置プレイです。
物足りなかったCDの制作年代は、1990年後半から2000年初頭にかけて。
音楽マニアでもなんでもない私が購入するのは、流行曲が大半です。
懐かしいのは、車での保管向けに、CDを入れるポーチのようなケース。
CDのケースを束ねて車に入れておくのはスペースを取るばかりなので、CDの中身だけを抜き出して、ファイルしていくポーチになります。
という説明をつけないと、わからない世代がいるはずだと(笑)
当時は随分とコンパクトにCDをまとめて持ち運べるようになったと思ったものです。
今の、デジタル記録デバイスから見ると、とんでもなく、アナログです(笑)
ですが、30年経過してもCDに収められているファイルの品質の担保は、盤面に傷が深く入っていなければ、十分に保証されているのではないかと。
一部では30年限界説もあるようです。保管状況が日の当たらない部屋の、さらに棚の中だったというのも保管において有利だったかもしれませんが、それよりも、CD本体よりも、CDケースのプラの方が破損しやすいような気もします。
昨今、レコード盤の人気が回復しているようで、その中で、レコードの音質の良さを取り上げている方向性もありますが、口説に乗らないようにするのも大変です。
B'zの7th Bluesを購入していたはずだと、当初の目的はこのCD盤の発掘だったのですが、思わぬ収穫となりました。
リッピングするにあたって、盤面を観察していると、汚れているものとそうでないもの、傷がよくついているものと、パターンに分かれます。
汚れているものは、当時、よく聞いていたものだったのか。そうでないものも、買って一度は聞いたものも、そのまま仕舞われていたのか、それとも当時は、MDに録音して聞いていたので、お気に入りのCDはMDで聴き、CDはそのまま使われず仕舞いだったのか。
そして盤面がよく傷ついているCDは、車の中でのヘビーローテーションだったのか。特に、FCで聞いていたようなCDは、よく傷ついていた記憶があります。
私は大雑把なA型ですので、汚れていれば、水洗いで落ちれば良いという判断をしています。
ウェスに水を浸して、盤面の汚れをきれいにして、乾いたウェスで拭き取る。ただそれだけです。
ホコリというか、カビというか、いずれにせよ、10年も20年も触れられてこなかったものですので、汚れがついているCDもありました。
リッピングしてしまえば、昨今の車においては、データの持ち運びも安易になっていますので、お手軽に車内で聴くことができます。
昔を懐かしむつもりはありませんが、当時聴いていた音楽を、25年経ってちゃんと聴くというのも、いろいろ勉強になるかもしれません。

Posted at 2023/01/02 08:21:51 |
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