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ロボ部長のブログ一覧

2021年07月10日 イイね!

カーメーカー名を冠した自転車

カーメーカー名を冠した自転車天気が急速に良くなったので自転車で出かけたらすぐ近所で見つけました。前々から不思議だったのが、海外の自動車メーカー各社名を冠したこうした自転車の存在です。プジョーは自転車部門を社内に持つので理解できます。また私の記憶では、BMWやメルセデス、ポルシェといったドイツ系メーカーが公式に自社ブランドの自転車を出していて、ディーラーで販売していたように思います。それらはどれも凝った作りで、お値段もなかなかなものでしたよね。

それ以外の欧米の各社名を名乗った自転車が、それこそ量販ディスカウントストアの自転車売り場などに大量に並んでいて、価格もずいぶん廉価であったことが気になっていました。具体的にはルノー、ジャガー、シボレー、ハマーといったあたりが思いつきます。フォードも少数ながらあったように思います。でも最近は、これら自動車メーカー名の自転車は以前ほど見なくなったかな。
一体、これら自転車はメーカーとの間でどのようなライセンス承認・クオリティチェックの体制を取っていたのでしょうか?各社のロゴだって掲げているわけだから、正式にライセンスを取得していることは間違いないはずなのですが、それにしたって各社が日本での自動車販売にあたって腐心しているはずのブランドイメージのコントロールにそぐわない価格設定や、商品の売られ方も認められたので、メーカーが発するメッセージとはかなり矛盾する部分があったように感じていました。特に欧米企業は、自社ブランドのイメージやアイデンティティの維持にシビアなはずなので、自社名の自転車の売られ方についてどう考えていたのか、大いに関心があります。
Posted at 2021/07/10 19:28:20 | コメント(4) | トラックバック(0) | Ford | クルマ
2021年07月08日 イイね!

さよならイケダさん

さよならイケダさんミニカーショップイケダさんが自己破産の手続きに入ったという報道に、あぁついに・・と感じました。直接の理由は代表者の健康不良による事業継続の断念とのことですが、ここ20年くらいの同店の陣容の変化を思い返せば、いくら通販主体に移行していたと言っても、相次いだ店舗面積の減少は、経営状態自体がもうこれ以上シュリンクできない、というところまで追い込まれていたことは想像に難くありません。

ミニカーの売り方・買い方は、ネットの普及で大きく変わりました。店頭で欲しいものを見つけて買うよりも、生産・販売数が限られるモデルを、実物を見ることなくオンライン経由で逃さず、いち早く購入することが当然になり、逆にそうしたモデルが店頭に並ばないといったことも生じるようになっています。
私などは熱心なミニカーコレクターではないので、オンラインで先を競って予約したり買ったりといったことはせず、いつも店頭の棚の隅っこや特価品コーナーに置かれていることが多かったフォード車のモデルから、気に入ったものを見つけてはコツコツと買い集めてきたタチだから、それこそイケダさんの売り上げに貢献などほとんどできていなかったのが正直なところ・・それでも、イケダさんでサルベージさせてもらったフォードのミニカーも何台かあります。トップ写真は、一番最後にイケダさんで入手した、ホットウィールのマスタングGTコンセプトモデルのスペシャルセットです。おそらく製品自体は相当以前の品であるはずなのに、複数点の在庫が積み上がって赤札価格が付けられていたのを見つけて、思わず購入したのが今から三ヶ月くらい前でした。

あの時、まだ数セットあったのはその後どうなったのだろう?もしかしてまだ在庫が残ったままだったかも?・・少し気になっています。個人的には、イケダさんに1台だけ長いこと在庫があったやはり特価品のWHITEBOXの1/43のフィエスタについて、こうなるのならば買っておくべきだったと今さらながらに後悔しています。

Posted at 2021/07/08 19:57:43 | コメント(3) | トラックバック(0) | Ford | クルマ
2021年07月07日 イイね!

ホワイト?ブルー??

ホワイト?ブルー??今ごろになって、この色がとても気になっています。
初代クーガTitaniumのアイスホワイト。一応「ホワイト」を謳っていても、実質的にこれは「ブルー」と言ってもいいですね。青味が強めの白は自動車の色としてはよくありますが、ここまで明白に青味が前面に出ている白は少ないのではないかな?今もアイスホワイトのIndividuallの中古車を販売中の某店では、ボディカラーを明確に「ライトブルー」と表記しています。

特に初代クーガにお乗りの方、特に悪気はないので気を悪くされないで欲しいのですが、日本での初代クーガのボディカラーの設定は、事実上「色を選ぶ愉しみ」とは程遠いものでした。少なくともカタログカラーとしては、白と黒と、その中間域に相当する銀のみ。彩度の高い色は限定車のマーズレッドくらいなものでしたから(やはり限定色のブレザーブルーだって彩度は相当低かったし、ミッドナイトスカイも言うに及ばずです)、どうしてここまで無彩色に徹するのだろう?当時はそう歯痒く思ったものです。これがヨーロッパなら、鮮やかさの備わったブルーや渋いトーンのグリーンなんかも選べたのに・・
そもそも色味の選択肢が乏しいところに、なぜか白だけ2種類が設定されていたーTitaniumのアイスホワイトと、Trendのフローズンホワイトという、その名も近しい2つの白が選べたというのも実に摩訶不思議でした。それでも、いま改めてこのアイスホワイトを見返すと、それはフローズンホワイトとはまるで違う、ミストのような趣がある素敵な色ではないですか。日本でアイスホワイトの設定は初代クーガだけでしたから、この車だけで味わうことができる独特の存在感があるのです。

Posted at 2021/07/07 22:46:49 | コメント(3) | トラックバック(0) | Kuga | クルマ
2021年07月04日 イイね!

「スポーツ」からの自由

「スポーツ」からの自由東京オリ/パラの開始が近づいてきています。元来運動神経が鈍く団体行動が苦手な私にしてみれば、コロナ問題があろうがなかろうが、オリンピック(パラリンピック)は以前から関心の対象外でした。そもそもスポーツに対する思い入れや幻想がまったくないから、スポーツの力で人々の気持ちを束ねるとか、感動をもたらすといった言説に対してはアレルギーすら覚えます。

フォードがまだ日本で公式にビジネスを展開していた頃、例えば2013年にフォーカスが国内復活を遂げた際に、ワングレードの車名をSportにしたり、その後のフィエスタの限定車をSport PremiumとかSport Appearanceにしたりと、何かとスポーツを強調する方針は、そういうわけだからあまりしっくり来ていませんでした。
とは言っても、フォードのRSはRally Sportですし、私自身もかつて愛用していたSTもSport Technologiesです。今だって、ブロンコ・スポーツやトランジット・スポーツバンがラインナップされるなど、フォードにとってもスポーツを謳うことは、大衆層にスポーツの悦びをもたらす意味が大きい位置づけがあって、それがフォードのブランドを一方で確立させてきたのは確かです。特に日本において、無色透明みたいだった存在のフォードを売り込む上で、スポーツの修辞句が必要だったことも否定はしません。

おそらく、自動車の価値をスポーツという側面から称揚するのは、本質的に当然な面がある-他者と競うこと・他よりも速かったり強かったりすることがその価値を定める-ことは理解します。私だってスポーツは嫌いでも速い車は好きですしね。しかし自動車の価値はそのことばかりが決めるわけではないと思っています。決して「尖っている」「勝っている」だけでない部分が、もっと自動車の存在意義として認められて然るべきでしょう。そしてフォードには、スポーツとは違った座標軸が確かに備わっているはずです。

※スポーツという、時に人々の意識や能力を過剰に振り向けさせ、強力な作用をもたらそうとする営為の支配からいかに自由でいられるか、今ほど考えさせられることはないのです。
Posted at 2021/07/04 21:35:04 | コメント(0) | トラックバック(0) | Ford | クルマ
2021年07月02日 イイね!

ブルーオーバル書棚

ブルーオーバル書棚在宅勤務日です。作業用のデスク脇にはフォードに関する書籍が並ぶ棚があり、たまに作業に飽きると何らか取り出して眺めては気分転換を図ったりしています。洋書の写真集から内外の雑誌のバックナンバー、メーカー発行の広報媒体までさまざまあり、その中で特に個人的に資料価値が高いと感じているのが、初代フェスティバのデザインレポートが掲載された1986年発刊の雑誌です。

「デザインニュース」という媒体で、おそらく工業デザインの専門家でもなければまず一般には知られていない専門誌ですが(現在は休刊中)、そこでフェスティバのデザインについて、当時のマツダの鈴木昭男商品主査と河岡徳彦デザイナーが寄稿した特集記事があります。
そもそも、初代フェスティバをデザインの観点からレポートした媒体など皆無なはずで、他にはCar Stylingがあったくらいでしょうか?(『フェスティバのすべて』も出されなかったですし)しかもこのデザインニュースは取材記事でなく、開発担当者による寄稿記事であったのが貴重です。何と言っても当事者の発する声に勝るものはありませんから。



とかく表層の印象や好き嫌いで語られ判断されがちなデザインを、産みの当事者がその意図や狙い、想いを自ら語る。それを受けてデザインの真意を理解する。やや古びた地味な媒体ではあるものの、手に取るたびにそんな大事なことを思い起こさせてくれる一冊なのです。
Posted at 2021/07/02 11:08:03 | コメント(3) | トラックバック(0) | Ford | 日記

プロフィール

「まさしく、日本の景色の中にいるフォード。Viva !」
何シテル?   01/17 15:18
自然体で、気兼ねも気負いもなく付き合えて、けれど愉しいクルマ。フォードを40年近くにわたって乗り継いでいます。2016年をもってフォードは日本から事業撤退しまし...
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