タイヤについて初めて知ったこと

タイヤをチョイスするときにはグリップ性能とか濡れた路面でのグリップとか、耐摩耗性に注目してきた。最近は燃費に好影響のある転がり抵抗の少ないタイヤがエコタイヤとして宣伝されている。

今回カレラ３．２のタイヤをチョイスするにあたり老舗のミシェランをチョイスしようとしたが、どこのタイヤ屋に聞いてもミシェランが欠品で、いつ入荷するかわからないというので、仕方なくヨコハマのアドバンNEOVA AD08Rを注文した。
フロントは205/50-16、リアは225/50-16で正規のサイズである。
ヨコハマのNEOVAはグリップがよいことで定評のあるタイヤである。

日本ミシェランには品切れの苦情のメールを送ってから数日後に返事が届いた。
ポルシェ車へは前後輪共にポルシェ指定サイズで且つ同一銘柄・同一ナンバリング（N番号）のポルシェ承認タイプタイヤ（通称：Nマーク付タイヤ）の取り扱いがあり、7月に【PILOT EXALTO PE2】が僅かながら入荷の予定があるので、必要ならバックオーダーを入れて欲しい、という内容だ。
すでにヨコハマのNEOVAを発注したあとだったし、７月といってもいつなのか判らなかったので断わった。

ヨコハマのNEOVAは注文の翌日に届いた。
タイヤが届いて、持ってみて驚いた。 重い。
カレラ３．２の純正ホイールはフックスの鍛造ホイールで、タイヤを装着した状態でも軽く感じるがネオバはタイヤだけで重く感じる。
重量を測ればよいのだが、タイヤ屋にはヘルスメーターもなかったので諦めた。
感覚的に５００グラム以上の違いがある。

ネットで調べると、いわゆる「スポーツタイヤ」と呼ばれるものほどタイヤ剛性を高めるために重量があり、ヨコハマのネオバなどは重いほうで、同じサイズで最も軽いタイヤと比較すると１キロ以上違うことがわかった。
バネ下重量の重要性は認識しているつもりで、なるべく軽量なホイールを履くようにしてきた。
タイヤの重量などどこのメーカーのタイヤも似たようなものだと思い込んでいたが、重量が１０％以上で1キロも違うこともあると知って、今後タイヤを履きかえるときにはタイヤの重量も評価しようと思った。
しかしながら、各タイヤメーカーのカタログにはタイヤの重量の表示は無い。