高齢運転者標識（落ち葉マーク）

もみじマーク、シルバーマーク、高齢者マーク、枯れ葉マーク、落ち葉マークなどの俗称で呼ばれている高齢運転者標識は、道路交通法で定められているが、そもそもこの趣旨は何なのだろう。

道路交通法は、70歳以上の者は、「加齢に伴つて生ずる身体の機能の低下が自動車の運転に影響を及ぼすおそれがある」場合は、この標識をつけて普通自動車を運転するように努めなければならないと定めている。

「運転に影響を及ぼすおそれ」とだけの記載で「高齢者は危険」とは明確に書いてないが、つまり、身体機能が低下しているので変な運転をする恐れがある車ですよ、ということを表示する趣旨で、要注意車だから周りの車は注意しなさいよ、という意味なのだろう。

高齢運転者標識をつけた車が自車より前にいれば、車間距離を広めにしたり対処することも可能だが、後ろや真横に高齢者が運転する車がいた場合にはそれが高齢者かどうか判っても対処のしようが無い。

今日はスーパーの駐車場の通路に高齢運転者標識をつけた軽自動車が駐車して入り口を塞いでいた。
車内には人は居ないし、ドアにはロックが掛かっている。
駐車場の通路か駐車エリアかの区別がつかないよう惚け老人が自動車を運転してやってきたのかと思うとゾッとした。路上でこんな車に当てられてはかなわない。

クワバラ、クワバラ