久しぶりの雨だがサンバーで買い物に出かけた。
いつも使うガソリンスタンドで給油を終えてトリップメーターの数字をレシートに記録していたら、妙な音がして事故のような感じ。
給油機に隠れて見えないので、運転席から下りてみるとガソリンスタンドの出口のところの道路標識の柱に綺麗な青色のR34型のスカイラインがリアのバンパーを当てて停まっているのが見える。
片側2車線の国道176号線を北向きで走っていた車が運転ミスでスピンしたのかと思った。ドライバーに怪我は無し。車の損傷もバンパーが外れている他は意外と軽微に見える。だが、ストレートなのにどうしてスピンしたのだろうか。
軽い自損事故だと思い、スタンドを出て国道176号線を北向きに走り出すと、分離帯の草が倒れ、路面にクルマの部品が落ちている。R34型の青色のスカイラインは国道176号線の北向き車線ではなく、反対側の南向きの対向車線でスリップして分離帯を乗り越えてこちらの北向きの車線に飛び込み、スピンしてガソリンスタンドの出口まで飛んできたと判明。
スリップが始まった地点から分離帯を乗り越えるまで100メートル近い。
それにしても分離帯の縁石の高さは20センチ以上あり、ましてや雨で濡れているので、普通は縁石に当たっても走行方向は変わらないはず。よほど角度をつけないと分離帯を乗り越えられないのに、なぜ簡単に分離帯を乗り越えたのか不思議。
中央分離帯でカメ状態で停止してもおかしくはない。
「スカイライン」だから簡単に空を飛んだのか。
交通量が多いし、この付近は70~80キロで流れているので分離帯を乗り越えれば対向車線の車と正面衝突する恐れがあったし、衝突事故になれば間違いなく死傷事故になったと思う。分離帯を乗り越えて対向車と衝突しなかったのは奇跡的だ。
現場は数年前に新名神のブリッジが落下して数名の死傷者があった現場の約300メートル南の場所。路面は部分的に水が溜まっておりハイドロプレーニングが起きやすい状況だった。
サンバーの給油終了直後に走行距離などをレシートに記入しないですぐに走り出していたらガソリンスタンドの前でこのスカイラインと衝突して死傷した可能性があったと思いゾッとした。
スカイラインのドライバーも最小の被害でラッキーだったが、こちらも巻き添えにならなくてホッとしている。
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運転 | クルマ
Posted at
2020/10/17 21:32:51