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クルマ係数に準じていろいろ考えた

修理係数＝修理費÷クルマ価格

こうして検討すると安いクルマの修理係数が意外と高いことがある。

ポルシェの修理係数は意外と低いがイタ車の修理係数は高めになるか。
高額の修理費が怖くてイタリア車を手放したことがある。
フトコロが痛いのでイタ車というのかも・・・・

車体に漫画・アニメ・ゲームなどに関連するキャラクターで装飾した萌車（もえしゃ）を痛々しいところから痛車と呼ぶが、イタリアの車はフトコロが痛いのでこれが本当の痛車ではないかと思うのだが。。。。

エンゲル係数というのがある。家計の消費支出総額に占める食料費支出の割合である。

「クルマ係数」というのを考えた。収入に占めるクルマに関する支出の割合である。
クルマに関する支出は車両・修理・車検・税金・保険・ガソリンやオイルなどもあるが、簡単にするために維持費を考慮しないで、収入に占める車の値段、つまり「車両価格÷収入」を「クルマ係数」であると定義する。

自分のクルマ係数はいくらになるか計算してみて欲しい。

大黒PAや芦有などにスーパーカーでお出でになる紳士淑女はクルマに多大な出費をしても高額所得者なのでクルマ係数はきわめて低いのではないかと思う。
年収１億の方が３０００万のフェラーリを買えばクルマ係数は３０％である。
年収の３０％くらいの比率ならキャッシュでポンとフェラーリを購入されるのだろう。年収１億の方がポルシェを買うならわずか１２％でお小遣いの範囲になる。

サラリーマンならちょっとした国産車を買っても所得に占めるクルマの費用は大きいに違いない。年俸３００万のサラリーマンがプリウスを買えばクルマ係数は７０％になる。
クルマ係数が７０％になると、よほど前から必死で貯金しない限りローンで購入ということになる。
自分が大学を卒業し、クルマを買うために必死で頭金を貯め、ローンで買った新車の値段は年収の２倍（クルマ係数は２００％）だったことを思い出す。

サラリーマンを想定してクルマ係数を考えてきたが、自営業や自分で会社を経営している人は経費でクルマを買うので、ランボルギーニでも、フェラ－リでもフトコロを痛めずに買えるラッキーな人々である。これらの人のクルマ係数はゼロになる。

我が家は所得が極めて少ないので安物の中古車ばかりに乗っている。
安物の中古車のおかげでクルマ係数は低くて済んでいるが、少ない費用でヤリクリしているクルマ生活で、ＤＩＹで修理費を抑えている。

家計は「火のクルマ」だが、「火のクルマ」が勝手に走り回ってくれるのには困惑している。(>_<;)