
AUDIのクルマはこの画像、V10エンジンのR8のような超高性能車についてはドイツ本国からの輸入のため、例えば日本国内での販売価格に対し、概ね2倍の値札が付いています。然し、今回展示車の中から特別スポットを当てているA4L V6気筒NA 3.2L は、一汽AUDI という中国国内に工場を持つ合弁企業で製造しているため、高い関税負担から免れているのです。
こうした製造形態は日本企業も同様ですが、AUDI の場合、中国人のクルマの好み、どうしたらお金を掛けてくれるかというマーケティング戦略の強さが功を奏していると感じます。
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AUDI A4L 3.2 V6 FSI quattro 左側面画像。
AUDI FOLUM BEIJING の展示場で、AUDI A4L は奥の通路部分にあるので車体側面から距離が取れず、左右どちらの側面画像も撮影出来ません。なので、止むを得ずこの画像はNETから拝借致しました。
ボディ全長は同じですが、アルミホイールは違うデザインを履いています。
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AUDI A4L 3.2 V6 FSI quattro 四面図3。
クルマ左側面からの断面図です。
車体全長 4,763mm
ホイールベース 2,869mm
前部Over Hung 866mm
後部Over Hung 1,028mm
荷室下端高 673mm
Fシート座面-天井 1,015mm
Rシート座面-天井 952mm
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CROWN HYBRID 右側面画像。
考えてみたら、左側面を撮った画像が一枚もありませんでした。AUDI A4L より車高で44mm高く、全長で107mm長く、ホイールベース長では逆に19mm短いサイズです。
成る程、クラウンの方がオーバーハングが長い(F+34mm、R+92mm)。AUDI はオーバーハングを極力切り詰めているから、ロングホイールベースでもきりっと締まって見えますね。
座面⇔天井クリアランスは、逆にAUDIの方が長い(F+80mm、R+42mm)。これはもう明らかに、シート座部の取付位置が違う+クラウンの方が、シートの厚みが多い事を示しています。AUDIに試乗していないのでホールド性は解りません。然し、よりふかふかなのはクラウン!の筈ですが、解る事は少なくともクラハイのシートは9代目クラウンより固めで、包み込まれる感覚も減退している、という事実です。
一度AUDIに試乗してみたいけれど、買う気無いのにあのディーラーに入るのは敷居が高いんですよね。
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CROWN HYBRID 四面図3。
クルマ左側面からの断面図です。
D 車体全長 4,870mm
E ホイールベース 2,850mm
F 最低地上高 155mm
G 室内前後長 2,060mm
H 室内全高 1,205mm
(電動Moon Roof付 1,135mm)
O 前車軸-ミラー取付部 900-915mm
P Fオーバーハング 900mm
Q Rオーバーハング 1,120mm
R Fヘッドクリアランス 935mm
S Rヘッドクリアランス 910mm
T 前後座席間隔 350mm
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AUDI A4L 3.2 V6 FSI quattro 透視図。
クワトロ(四輪駆動)システムを含むパワートレイン、駆動系統の透視図です。
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AUDI A4L 3.2 V6 FSI quattro 四面図4。
車体を上から見た見下平面図です。
Fシート部 室内幅 1,410mm
Rシート部 室内幅 1,380mm
荷室内幅 1,000mm
荷室奥行 1,067mm
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CROWN HYBRID 右側面画像。
ハイブリッドシステムを含むパワートレイン、駆動系統の透視図です。
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CROWN HYBRID 四面図4。
車体を上から見た見下平面図です。
I 車体全幅 1,795mm
J Fシート部 室内幅 1,520mm
K 荷室内最大幅 1,600mm
L 荷室内最小幅 1,360mm
M 荷室奥行 690mm
流石に、クラハイのほうがカタログ数値上は、室内の幅は10㎝以上広いですね。でもAUDI実車を見た限りでは、それ程室内幅狭く見えません。AUDIのカタログ値は、拾ってる場所が違うのかも。
Posted at 2010/07/11 01:43:29 | |
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